
Jackery Japanは、ポータブル電源の新製品として、「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」を販売開始した。価格は799,000円。
最大5台の拡張バッテリーにも対応し、合計で最大30,240Whまで拡張可能!
本製品は、5,040Whの超大容量と定格出力6,000Wの高出力を実現したポータブル電源。最大5台の拡張バッテリーにも対応しており、合計で最大30,240Whまで拡張できる。
また、6,000Wの高出力に加えて、100V/200VのAC出力に対応しており、エアコン、冷蔵庫、電動工具や高出力IH調理器具などの電化製品からパソコンまで幅広く使用することが可能。さらに、コンパクトさと耐久性を両立させるCTB構造を採用し、移動に便利なキャスターと伸縮するハンドルも搭載する。
■製品特徴
・家庭用蓄電池よりも省スペースで保管・設置が可能
本体サイズは幅420×高さ635×奥行390mm(キャスターを含む)とMサイズのスーツケース程の大きさで、家庭用蓄電池よりも省スペースで保管・設置が可能。また、移動に便利なキャスターと伸縮するハンドルも搭載する。
さらに、電気自動車でも使われている新技術CTB(セル・トゥ・ボディ)を採用しているのも特徴で、セルを直接ボトムケースに統合する構造により、本体設計が従来製品よりコンパクトになり、耐震性・耐久性も大幅に向上している。

・Jackery史上最高容量モデル
Jackery史上最高となる5,040Whの超大容量を備えるうえ、別売りの拡張バッテリー(5,040Wh)を最大5台まで追加することで、最大30,240kWhの容量を実現できる。
また、出力ポートは、AC、USB、DCを含む、合計11ポートを搭載。さらに、6,000Wの高出力・単相100V/200V AC出力に対応。エアコンや冷蔵庫、電動工具、高出力IH調理器具など様々なの家電に電源供給が可能だ。
加えて、別売りの切り替え分電盤(※2025年内発売予定)を使うことで、家のコンセントからポータブル電源の電気を利用可能。停電時にコンセントのない照明を含めた家全体に電力を自動的に供給できる。
なお、バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。4,000回の充放電サイクル後も70%の容量を維持し、1日1回充電した場合でも、約10年間使用することができるとしている。

・1.4時間以内でフル充電可能
充電方法は、ACコンセント、カーチャージャー、ソーラーパネルに対応。ソーラーパネルでは、高圧・低圧の2系統でPV入力に対応し、4kWソーラー入力を実現。200Wの折りたたみ式ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」(低圧PV)の場合、最大6枚まで接続できる。
また、充電時間は、ACコンセント充電(最大1500W)では最速4.1時間、ハイブリッド充電(最大4,000W)では最速1.4時間を実現する。

・0ms UPS&パススルー機能搭載
充電したまま家電が使える「パススルー機能」に対応。また、停電発生時に電源供給をポータブル電源に自動で切り替えるUPS機能も搭載。アプリで「オンライン UPSモード」と「バックアップ UPSモード」の設定が可能で、「オンライン UPSモード」では0秒以内、「バックアップ UPSモード」では0.02秒未満で、自動で切り替えることができる。
・アプリでさ様々な機能を遠隔で操作可能
アプリで電池残量や充電状況、使用可能時間、出力/入力値など、ポータブル電源の稼働状態をリアルタイムでチェックすることが可能。また、電気料金が安い時間帯に充電できるように、充電時間を自由に設置できる「スケジュール充電」や、太陽光発電量を時間・日・週・月・年単位で確認できる「ソーラー発電アナリティクス機能」なども用意する。
■製品仕様
本体サイズ:420×390×635mm
重さ:60kg
容量:5,040Wh
定格出力:6,000W(最大瞬間12kW)
ソーラー入力:低圧1,200W(60V)/高圧4,000W(135~450V)
電池:リン酸リチウムイオン電池(4,000回)
拡張性:最大30,240Wh(最大5台の5,000Plus拡張バッテリーを追加可能)
保証期間:5年

製品情報
https://www.jackery.jp/products/explorer-5000-plus
構成/立原尚子