
東芝ライフスタイルは、全自動洗濯機「ZABOON(ザブーン)」の新製品として、「AW-12DPB5」と「AW-10DPB5」を2025年8月に発売する。価格はオープン。店頭想定価格は洗濯容量12kgの「AW-12DPB5」が229,000円前後、10kgの「AW-10DPB5」が196,000円前後。
洗浄機能では、従来から好評の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を引き続き搭載!
「AW-12DPB5」と「AW-10DPB5」の最大の注目ポイントは、撹拌研究の権威である名古屋工業大学の加藤禎人教授と共同で開発した新大型パルセーターを搭載しているところ。約30mmの大型化に加え、羽根の形状を見直し、水を引き込む循環穴を増やすことで、従来比約1.4倍のシャワー流量と効果的な撹拌を可能にするパワフル水流を実現。これにより、洗浄力をさらに向上させるとともに、洗濯時間を約5分短縮した。

また、洗浄機能では、従来から好評の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を引き続き搭載。「洗い」行程では、ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」が洗浄成分(界面活性剤)を繊維の奥まで運び、皮脂汚れをしっかり落とすことで衣類の黄ばみを予防し、「すすぎ」行程では、「ウルトラファインバブル」が繊維に残った洗剤成分をしっかり吸着して取り除くため、柔軟剤成分が繊維の奥までしっかり浸透。さらには、約13年間交換不要のAg⁺抗菌水ユニットを内蔵。水道水がユニットを通過することで銀イオンが溶け出し、抗菌成分を含む「Ag⁺抗菌水」に変化し、「ウルトラファインバブル」とともに繊維の奥に入り込むことで、洗濯のたびに衣類を抗菌、部屋干し臭の元になる雑菌の繁殖を抑制する。
このほか、衣類の出し入れがしやすい「ロー&ビッグ投入口」を新採用しているのも特徴。幅441mm、奥行き357mmの広い投入口で、普段の洗濯物はもちろん、毛布などの大物も楽に取り出せるうえ、投入口から洗濯槽の底までの深さが約489mmと浅いため、底まで見やすく、靴下などの小さな衣類の取り忘れも防ぐ。
加えて、使いやすさに配慮した「クリアウィンドウ」と「バック操作パネル」も採用。洗濯中でも槽内を確認できる大きな透明窓「クリアウィンドウ」により、ふたを閉めた状態でも自動投入タンクが見える仕様となっており、洗剤・柔軟剤の残量を一目で確認できる。一方、後方に設置した「バック操作パネル」には約35°の角度をつけることで、操作性と視認性を両立。ふたを開けた状態でも操作パネルが隠れることなく操作ができるため、ふた開閉の手間を省くことができる。

ほかにも、直接ごみに触れることなく捨てられる「新・糸くずフィルター」を採用し、洗濯しわを減らす「しわ軽減コース」も新搭載。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能やスマートフォン連携機能も装備する。
「AW-12DPB5」の主な仕様は、洗濯・脱水容量が12kg。目安時間が約38分(洗濯時)。標準使用水量が約139L(洗濯時)。運転音が約31dB(洗濯)/約37dB(脱水)。総外形寸法はW637×D649×H1098mm(給・排水ホース含む)。質量は約52kg。
「AW-10DPB5」の主な仕様は、洗濯・脱水容量が10kg。目安時間が約30分(洗濯時)。標準使用水量が約119L(洗濯時)。運転音が約31dB(洗濯)/約37dB(脱水)。総外形寸法はW637×D649×H1033mm(給・排水ホース含む)。質量は約51kg。

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構成/立原尚子