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サウナ後の豆乳で追いととのう!スカイスパYOKOHAMAのウェルビーイングな「豆乳サ飯」が話題

2025.07.03

身体の調子を整えることは、ウェルビーイングな生活を送る上で欠かせない。運動やマッサージ、リラクゼーションなど整え方は人それぞれだが、サウナもその中のひとつかもしれない。2010年代後半頃からサウナブームが巻き起こり、“ロウリュウ”や“熱波師”などのワードが流行り始めた。昨今は“ととのう”という言葉も定着している。

神奈川・横浜市にあるスパ・スカイスパYOKOHAMA
サウナグッズも展開するスカイスパ YOKOHAMA

豆乳サンラータン麺や豆乳甘酒ラッシーも サウナ後の選択肢に豆乳メニュー

サウナといえば、サウナ後の食事も“サ飯”として注目されている。またオロナミンCとポカリスエットを合わせた『オロポ』や、レッドブルエナジードリンクとポカリスエットを合わせた『ブルポ』などのドリンクも、サウナ愛好家に親しまれている。

“オロポ”向けにポカリスエットやオロナミンCなども販売

そんな中、牛乳や豆乳など食品・飲料用紙パックを製造している企業・日本テトラパックが行っている『リセット豆乳プロジェクト』では、サウナの後に豆乳を使ったサウナ飯『豆乳サ飯』を食べて”追いととのう”状態を目指す“食べる交互浴”を、3月7日の「サウナの日」に提唱した。

スカイスパYOKOHAMAではサウナの後に豆乳メニューを提供する

これに合わせて神奈川・横浜市のスパ『スカイスパYOKOHAMA』のレストラン『リフレッシュダイニングKOO』では、豆乳を使ったサウナ飯「豆乳サンラータン麺」「豆乳甘酒ラッシー」を3月から提供。6月24日からは「豆乳ごま冷やし中華」の提供がスタートしている。2か月ごとに新メニューを考案し、12月まで定期的に豆乳サ飯を打ち出す。

豆乳を使ったサウナ飯「豆乳サンラータン麺」「豆乳甘酒ラッシー」(3月、4月メニュー)

今回はメニューを監修した株式会社ぽかぽかてーぶる・代表取締役の音仲紗良さんと、スカイスパYOKOHAMAのレストラン『リフレッシュダイニングKOO』の料理長で国際企業株式会社の野部一樹さんに、サウナ×豆乳メニューについて話を聞いた。

植物性と動物性の両方からたんぱく質をとる『豆乳サウナ飯』を考案

サウナの後に「豆乳」という新しい提案

『豆乳サ飯』は、日本テトラパックが推進する『リセット豆乳プロジェクト』の一環として行われている取り組み。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを作り出すサウナと水風呂、外気浴を繰り返すことで得られる“ととのう”体験に加えて、植物性たんぱく質が豊富な豆乳を摂取することで、より深いリラックス効果が期待できるというものだ。

日本テトラパックが推進する『リセット豆乳プロジェクト』

『リセット豆乳プロジェクト』は、日本テトラパックが「豆乳で心身の不調をリセットしてほしい」という思いから始めたプロジェクト。昔と比べて現代人の『植物性たんぱく質』の摂取量が低下していることから、“心身ともに元に戻す”という意味で、消化吸収がゆるやかな豆乳から『植物性たんぱく質』を摂取することを推奨している。しかし『植物性たんぱく質』だけを摂取することを勧めるのではなく、「動物性と植物性の両方からバランスよくたんぱく質を摂取しましょう」と呼びかけており、「心身ともに元の状態にリセットする」という意味で”リセッ豆乳”というキーワードを使用している。

「豆乳甘酒ラッシー」で“追いととのう”

「サウナの日」に合わせて始動した『豆乳サ飯』では、慶應義塾大学医学部特任助教で日本サウナ学会代表理事の加藤容崇氏が発案した“追いととのう”メソッドに基づき、豆乳と刺激系サ飯を組み合わせた“食べる交互浴”を提案。

ガッツリ食べたい人も満足できる「豆乳サンラータン麺」

加藤氏は、サウナの基本は「サウナと水風呂、外気浴を順番に行うこと」と語っており、「サウナと水風呂(交感神経の活性化)から外気浴(副交感神経の活性化)を行うことで、自律神経を急激にスイッチングさせ、それを2~3回繰り返すことで、リラックス状態に興奮状態が内在する状態が生まれます。それが“ととのう”と呼ばれる効果です」と“ととのう”を理論的に説明。

サウナ後の豆乳で深いリラックス

「サウナに入ることで幸福ホルモンの一つである『セロトニン』を活性化させると言われます。豆乳の植物性たんぱく質も同様に、セロトニンを作り出すトリプトファンが含まれており、サウナでととのった後に豆乳を摂り入れることで、より深いリラックス効果が期待できるといえます。豆乳と一緒にビタミンB6を含む食品(赤身の魚や肉、にんにくなど)と一緒に摂取すると、さらに効果的です」と、サウナ後の豆乳飯を推奨している。

サウナで失ったナトリウムやマグネシウム、ミネラルを補う豆乳は「理にかなっている」

スカイスパYOKOHAMAのレストラン『リフレッシュダイニングKOO』の料理長・野部一樹さんと株式会社ぽかぽかてーぶる・代表取締役の音仲紗良さん

――音仲さんは今回、スカイスパYOKOHAMAでの豆乳サ飯のメニューを監修されています。

株式会社ぽかぽかてーぶる代表・音仲紗良さん(以下、音仲)「昔から『お風呂の後に牛乳』はありましたよね。それに代わる形で何かできないかと思っていました。ここ数年はサウナブームですが、汗をかくとミネラルなどが失われていく。サウナの後に豆乳というのは栄養学的にも、その失ったミネラルを補うことができて理にかなっています。しかもサウナは『ととのう』と言いますが、豆乳自体も栄養学的に『ととのう』ものなので、サウナの『ととのう』と豆乳の『ととのう』をかけて、牛乳に代わる豆乳というのは面白いなと思いました」

スカイスパYOKOHAMAの『リフレッシュダイニングKOO』

――スカイスパさんで「豆乳サ飯」の監修をされたきっかけを教えてください。

音仲「スカイスパさんは横浜で歴史がかなり長く、サウナーの中でも人気の場所なので、こうゆう所でアイコンとして始められたら、サウナーの方々にも『サウナの後に豆乳』という文化が広がっていくかもしれないと思いました。今まではサウナの後になんとなく牛乳やオロポを飲んでいたけど、『豆乳いいね』みたいに広がっていけばいいなと思って、コラボさせていただきました」

『リフレッシュダイニングKOO』の店内もサウナをイメージした雰囲気

――「豆乳サ飯」の反響はいかがでしたか。

『リフレッシュダイニングKOO』料理長・野部一樹さん(以下、野部)「実は今回がコラボ第2弾になります。10月12日が『豆乳の日』で、第1弾では2024年の『豆乳の日』からコラボさせていただいて豆乳サ飯を出しました。当初は1か月間限定でしたが、あまりにも好評だったので延長し、今年の1月31日までやりました。うちはもともと盛岡冷麺が人気メニューなので、その時は豆乳を使った冷麺がいいなと思い、コングクス(豆乳をベースにした冷麺で韓国の定番料理)を出したら好評でした。1月31日にで終わった時は『なんでやめるの』という声をいただいたほどで、今回のコラボもありがたいです。

スープに豆乳が使われている豆乳サンラータン麺

今回の第2弾の3月4月メニューは豆乳担々麺などの意見もあったのですが、音仲さんからサンラータンスープのレシピをいただいてアレンジして作りました。豆乳担々麺は、やっぱりみんなイメージしやすいじゃないですか。せっかくスカイスパに来てサウナ後に食べるんだったら、食べたことのないものを食べていただきたいなと思ったので、ちょっと違うものに挑戦してみました。ちなみに5月6月は豆乳トマト冷麺を出しています。」

6月まで提供中の豆乳トマト冷麺

――レシピを豆乳にすることで、難しい点などはありましたか。

野部「牛乳とか生クリームはよく使いますが、豆乳は若干クセがありますよね。でも体に良いのはみんな分かっているので、そこはあんまり難しく考えず柔軟に対応しました。サンラータンなどのメニューを施策して会議で試食してもらった時に、女性スタッフたちからは『野菜たっぷりっていうのが良いですね』と言ってもらえました。ホールスタッフにも、試食していないとお客さまに説明ができないので食べてもらいましたが、豆乳冷麺に続き『今回もおいしいです!』と喜んでもらえました」

野菜や具材がたっぷりでボリューミー

――通常の“サ飯”では、サウナーにはどういったものが人気ですか。

野部「そうですね。やっぱり8割9割が男性のお客さまなので、サウナ後も意外とガッツリ系の味の濃いメニューが出ます。カツ丼やカツカレー、唐揚げなど、お肉を食べたがる方が多いですね。 あとはご飯もの、そして麺も人気です。昔はサウナといえば“オジサン”というイメージでしたが、最近は若い方も増えてきたのでガッツリしたメニューとオロポなどを注文する方が多いです。それでも最近は、サウナ後にお酒を飲む方も少なくなった印象で、健康を意識しているのかなと思います」

――ガッツリなサ飯を欲する方々に豆乳メニューを出すのは挑戦だったのでは。

音仲「そうですね。でも私自身がもともと感じていたのは、サウナでせっかく“ととのった”のに、ガツンとしたメニューしか置いていないお店が多いんですね。スカイスパさんはもともと冷麺などスッキリ系もありましたが、せっかく“ととのった”後で身体の吸収がいい時に、重い物を食べることに抵抗がありました。『ガツンとしたものは食べたいけど、栄養があってヘルシーなものも一緒に食べたい』と思った時に、料理にそれを掛け合わせればお腹も心も満足できるなと思いました。

――3月4月メニューの「豆乳サンラータン麺」は、ガッツリなのにスープは豆乳でヘルシーですね。豆乳で甘酒ラッシーを作ろうと思ったのはなぜですか。

音仲「スカイスパさんが『ソフトドリンクメニューがあまりない』とおっしゃっていたので、飲み物としても豆乳を違う形で出したら面白いかなと思って考えました。スカイスパさんはカレーも人気メニューなので、ラッシーならカレーとの相性も良いと思いました。甘さもシロップだけで甘くするのではなくて、甘酒をさらに加えると感度が高くなりますし、女性も好みそうだなと思いました」

ラッシーはさっぱりと飲みやすくカレーや辛いものに合う

――サウナ後にそのまま豆乳を飲むよりも、ラッシーで飲むことで摂取しやすいかもしれません。

音仲「『汗をかくと、しょっぱい物が食べたくなる』といいますけど、それってやっぱり理にかなっているんですよね。ナトリウムと一緒に失われるマグネシウム、ミネラル。それらは豆乳にも入っています。3月7日の『サウナの日』に豆乳サ飯を発表した際に日本サウナ学会代表理事の加藤先生もおっしゃっていますが、豆乳に含まれる植物性のたんぱく質がトリプトファンやセロトニンを作り出します。そのためリラックス効果も期待できて、サウナ後に摂取することでより“ととのう”。ビタミンB6と豆乳はすごく相性が良いから、サンラータンに入れた豚肉などと一緒に食べる効果的です。豆乳メニューというとビーガンや植物性が多い中で、今回はあえてそうせずに、動物性のものをちゃんと掛け合わせています」

6月24日から提供中の豆乳ごま冷やし中華。醬油ベースと豆乳ごまスープの2種類から選べる

――サウナでととのい、豆乳でととのい、心身ともにリセットする。まさに“リセッ豆乳”ですね。

音仲「そうですね。動物性と植物性のたんぱく質を一緒に摂取することが、むしろ消化吸収率も上がります。やはりバランスが大事ですよね」

無料の辣油で味変も楽しめる

サウナ後に何気なく飲んでいるドリンクを豆乳に代えたり、食べるメニューに豆乳を取り入れたりすることで、自然と身体が“追いととのう”。ウェルビーイングな生活を持続するためにも、サウナ後の豆乳を生活に取り入れてみるのもいいかもしれない。

取材・文/コティマム

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