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子宮内フローラ検査からAIの活用まで!最先端技術を導入した不妊治療テック3選

2025.07.05

AIを活用したスマホ用Webアプリ「精子力チェッカー」

精子を保存するために凍結するサービス「精子凍結みらいバンク」を運営するHDXセルバンク株式会社は、株式会社ハルニコとの共同開発で「精子力チェッカー」を提供している。

無料で男性が自ら簡易的なチェックを実施できるそうだ。

スマートフォンから年齢や身長、体重などの基礎データを入力し、生活習慣に関する簡単な質問に答えるだけで、AIが精子力を数値化し、コメントを提供してくれるゲーム感覚で利用できる。

同社の代表取締役 向井徹氏に話を聞いた。

●開発のきっかけ

「多くの男性が『精液=健康』と誤解していますが、実際には正常に射精できても精子の機能が低下しているケースが少なくありません。

精子にも“35歳の壁”があり、加齢とともに妊孕性(妊娠する力)が低下する現実を知ってもらいたいと考え、開発に至りました。

精子力という繊細なテーマに対し、手軽に使えてプライバシーが守られるようこだわりました」

●男性自身が妊孕性の現実に向き合う機会を提供

「自身の妊孕性の現実に向き合う機会を提供します。早期のセルフチェックによって、今の状態を知ることができれば、プレコン健診、メンズリプロ健診などの動機付けとなり、健康な精子凍結保存が可能になります」

同社が提供する精子凍結みらいバンクは、第三者に提供するドナー精子バンクではなく、自身の将来のために保存するサービス。

高度な品質管理体制のもとで長期間に渡って凍結保存する。民間事業者としては、日本で初めての在宅完結型のサービスとなる。

●今後の展望

「将来的にはプレコンセプションケア健診での活用や、オンライン問診システムへの統合などを目指しています。精度や回答の利便性を高め、医学的根拠もより強化していきたいと考えています」

不妊治療の前段階で迷いを抱えるケースもある。また不妊治療の現場の効率化も求められる。そうした中、これらの不妊治療テックからは新たな可能性を感じる。今後の発展に期待したい。

取材・文/石原亜香利

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