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福岡県民が選んだ住みたい街ランキング、3位小倉、2位薬院、1位は?

2025.07.01

九州・沖縄地方で最も人口が多い福岡市(159万3919人)に加え、第2位の北九州市(92万1241人)も擁する福岡県(※)。まさに地域の産業や文化の中心と言えるが、そんな同県において、居住者が住みたいと憧れを抱く街はいったいどこなのか。
※ 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(2024年1月1日時点)

リクルートはこのほど、福岡県に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式による「SUUMO住みたい街ランキング2025 福岡県版/福岡市版」を集計し、その結果を発表した。

注目点としては住みたい街(駅)ランキングで、2020年より3回連続で博多駅が1位を獲得。住みたい自治体ランキングでは、2023年より2回連続で福岡市博多区が1位を獲得しており、1位から8位までが前回と同じ結果となった。

本稿では同社リリースをベースに、その概要をお伝えする。

【福岡県】住みたい街(駅)ランキング

■注目エリア:住みたい駅10位「吉塚」

<福岡県住みたい街(駅)ランキングで前々回ランク外、前回13位から、今回ベストテン入り>

「吉塚」のライフステージ別得票シェアでは、「夫婦+子ども世帯(共働き)」の層から34.4%の支持を得ており、2023年の調査と比べてシェア率が10ポイント以上伸びている。

これは、博多駅からわずか1駅という高い利便性を持ちながら、福岡市内で供給されるマンションとしては価格に割安感があり、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視する子育て世代の支持が高まったと考えられる。

街の魅力の「魅力的な運動施設が充実している」については、吉塚駅周辺にはフィットネスジムやピラティススタジオがあり、さらに駅から徒歩圏内には福岡市唯一の常設スケートリンク「オーヴィジョンアイスアリーナ福岡」もある。

「物価が安いと感じる」については、博多駅から1駅という立地にもかかわらず、駅前には「サニー」、「ブランチ博多パピヨンガーデン」には「ハローデイ」といった庶民派のスーパーがあり、日常的に利用できる環境が整っていることが影響していると考えられる。

■注目エリア:住みたい駅12位「赤坂」

<福岡県住みたい街(駅ランキング)前回22位から10ランクUP>

天神から1駅と都心に隣接しながらも、落ち着いたビジネス街と緑豊かな環境が共存する「赤坂」は「 30代女性」 「 40代女性」から特に高く評価されている。注目すべきは「シングル男性世帯」および「シングル女性世帯」からの支持が多い点である。

オン・オフ両方の時間を都心で快適に過ごしたいというニーズの表れといえる。

街の魅力として最も偏差値が高かったのは「落ち着いて仕事のできる場所がある」という項目であり、周辺にシェアオフィスやコワーキングスペースが多いことが影響している。赤坂交差点に面したスターバックスコーヒーでノートPCを広げて仕事をするビジネスパーソンの姿も、この街らしい風景のひとつである。

「近所付き合いが薄く、自由な生活ができそう」といった点も、シングル世帯から支持される理由と見られる。さらに2023年には、赤坂駅に隣接する舞鶴公園内に防災機能を備えた新エリアが誕生した。「自然災害が少ない」「防災対策がしっかりしている」といった評価にもつながったと考えられる。

【福岡県】住みたい自治体ランキング

■注目エリア:住みたい自治体9位「久留米市」

<福岡県住みたい自治体ランキング 前回11位から今回ベストテン入り>

「久留米市」という自治体として考察すると、性年代別では「男性20代」「男性30代」「男性40代」、ライフステージ別では「シングル男性世帯」の得票が多く、前回比では「夫婦+子ども世帯」の得票が伸びた。

その理由は前述の「久留米(住みたい駅)」に対する評価と共通する要素が多いと考えられる。

街の魅力の「『街らしさ』を感じる食・街並み・自然があって愛着がもてる」という点については、焼き鳥やラーメンなどの地元グルメ、アーケードを中心とした繁華街、筑後川や耳納連山などの自然などが挙げられて、まさに久留米の魅力が詰まっている。

また全国的に見ても医療施設が充実していることから「夜間救急などに対応できる医療施設がある」においても高い偏差値を記録しており、重要な評価ポイントとなっている。

■注目エリア:住みたい自治体17位「宗像市」

<福岡県住みたい自治体ランキング前々回21位、前回23位、今回17位>

宗像市の性年代別得票では「女性30代」「女性40代」がそれぞれ前回から得票シェアを伸ばしている。また、ライフステージ別得票では「夫婦+子ども世帯」が全体に比べて高くなっており、子育て世代からの評価が高いことが際立っている。

街の魅力の偏差値が高かった「自然が豊富」はまさに「宗像市」を表現するキーワード。玄界灘に面して約5キロメートルにわたって続く松林と白砂のコントラストが美しい「さつき松原」は住民にとっての癒しのスポットだ。その周辺には遊歩道やサイクリングロードが整備されていることから「散歩・ジョギングがしやすい」の評価にもつながった。世界遺産に登録された「宗像大社」で歴史文化に触れるという貴重な体験もできる。

宗像大社沖津宮遥拝所

また一戸建てを求めて都心部から転入するファミリーが増加していることから「他地域からの出身者など多様な人もなじみやすそう」「今後、街が発展しそう」の評価にもつながっている。

調査概要
調査方法/インターネットによるアンケート調査
調査対象/福岡県在住の20歳~49歳の男女
有効回答数/1000
調査実施期間/2025年2月14日(金) ~ 2025年4月2日(水)
調査機関/株式会社マクロミル

◎詳細な結果はこちらから
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20250626_housing_01.pdf

関連情報
https://www.recruit.co.jp/

構成/清水眞希

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