
欧米と比較して物価が安くコスパの良い、インドネシア・バリ島への旅は、物価高時代の旅先の候補に挙がる。
そんな中、子連れにも朗報なニュースが舞い込んできた。子連れに手厚いと噂のバリ島における高級リゾート施設「アヤナ リゾート バリ」にキッズ向け施設を新設する動きがあり、今後ますます子連れにとって注目の遊び場となりそうなのだ。
今回は、子連れに嬉しいサービスの真相を実際に宿泊した親子に聞いて確かめてみた。さらに、「アヤナ リゾート バリ」の担当者に、新しいキッズ向け施設の提供背景などを尋ねた。
バリのリゾート施設に小学生連れで宿泊。ママトラベラーの体験談
年間150泊、子どもと旅育をしながら過ごすママトラベラーのMIKI氏は、2023年8月と2025年4月に小学生の娘さんと「アヤナ リゾート バリ(以下、アヤナバリ)」に宿泊した。
2023年8月時点で娘さんは5歳、現在は7歳。果たして、アヤナバリは小学生連れにどんなサービスを提供しているのだろうか。
MIKI氏に、子連れに手厚いサービスと感じた点について聞いてみた。
【取材協力】

MIKI氏
旅するファイナンシャルプランナー/ママトラベラー
小学生の娘と年間150泊旅育をしながら気ままに旅をしている。夏休みなど長期休暇は海外のサマースクールなどに通い、周辺諸国に寄り道する旅のスタイル。旅の様子をインスタグラムやブログで発信中。
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アヤナバリの魅力4選
1. すべてリゾート内で完結する
「アヤナバリには、4つのホテル施設、14のプール、30のダイニング、ビーチにキッズクラブがあります。滞在中、ホテルから一歩も出ずにリゾート内で完結するのは、子連れにとって、とても便利で快適。
4つのホテルのうち、森に囲まれたホテル『リンバ』に宿泊しましたが、ファミリー向けなのでお部屋もリーズナブルな設定。プールも子どもと安心して入れる水深で、ウォータースライダーもあり、さらに近くに新しくできたキッズクラブもあったので1日中、飽きずに遊べました」
2. アプリでオーダーできることの豊富さ!
「大型リゾートホテルは、ホテル内での移動が大変な一面もありますが、スマートフォンアプリからオーダーできるサービスがあり、レセプションやゲストサービスに電話することなくアプリ内で補充してほしいタオルやお水類などオーダーでき便利でした。
ルームサービスのオーダーも他のホテルに比べると圧倒的に簡単。1日中遊び疲れて、夜、食事に出かけることが大変に感じる場合も、気軽にお部屋で食事できるのは嬉しかったです。
チャットサービスもあるのですが、インドネシア語での応答も同時通訳で英語表記されるので、安心して利用できました」
3. キッズクラブの充実っぷり

「新しくできた『リンバ ジャングル アドベンチャー』は1,600平米の巨大施設で、屋外のアスレチックで遊べる『スプラウトルーツ』のほか、屋内プレイグラウンドは2階建てで豪華!
1階は1~6歳向けのクッション性のある遊具や触覚を刺激するアクティビティで遊べる『ルミンケイブ』、2階は7歳以降、パズルゲームやインタラクティブな自然探検、魅力的なストーリーテリングセッションなどで遊べる『ウィスパーウッド』と分かれているので、小さな子でも安全に安心して遊べ、とても楽しかったです。
夏にはさらに新施設がオープンするようなので、行ってみたいねと娘と話しています」

4. ファーム体験で学べる食育

「アヤナファームというオーガニックファーム体験ができる場所もあるのですが、とてもいい経験になりました。ケミカルなものを使わないため、普段、土にあまり触れない現代の子どもにとって貴重な経験。
栽培している野菜や果物は朝食でいただくことができ、食育体験にもなります」
MIKI氏の感想からは、幼児から小学生の子どもにとっての楽しみどころやサービスが満載であることがわかった。保護者としても嬉しい配慮が多い。
アヤナバリによれば、赤ちゃん連れには、希望に応じてベビー・子ども用アメニティの提供や、ベビーシッターサービスの用意もあるという。