夏の必需品！ダイソーで買える偏光・調光サングラスを試してみた【100均】

夏本番を迎え、強い日差しを防ぐサングラスが欲しい季節となった。

眼鏡メーカーからは新作が続々登場しているが、100円ショップのダイソーでも、多くのサングラスが販売されている。なかには、ちょっとした機能付きのものもあり、それが偏光サングラスと調光サングラスだ。

偏光サングラスは、まぶしい反射光を緩和し、調光サングラスは、日光が当たるとレンズに色がつき、室内では透明に戻る特徴がある。もちろん、どちらも普通のサングラスとして使える。

今回は、こうしたサングラスをピックアップして紹介しよう。

照り返しをシャットアウトする「サングラス（偏光レンズ）」

もっとも典型的な偏光サングラスで、素材はレンズも含めてすべてプラスチック製。カラーは、ブラックとブラウンの２種類あり、レンズが若干大きい「ビッグフレーム」タイプもある。

価格は110円だが、機能は妥協しておらず、可視光線透過率は13%に抑え、さらに紫外線透過率は1%未満というすぐれモノ。ダイソーのオンラインショップの説明では、「水面のギラつき、照り返しをシャットアウトするため、釣りなどのウォータースポーツに最適」などとある。

では、どのように見えるのか？ 快晴のさなか、日光にさらされた金属製手すりで確認してみた。

カメラのシャッタースピードをかなり早めている（＝暗くなる）ので、上の写真では手すりは鈍く輝いて見える。だが実際は、見続けているのが辛いくらい、白銀にまぶしく照り返していた。

そこへサングラスを透かして見ると、以下のようになる。レンズとレンズの間（ブリッジ）との差異に注目。レンズが、照り返しをかなり抑えていることがわかる。

■商品詳細

商品名：サングラス（偏光レンズ）
価格：110円
原産国：中国
材質：プラスチック
商品サイズ：幅14.4cm×高さ4.6cm
種類：ブラック、ブラウン、ビッグフレーム
商品ページ：https://jp.daisonet.com/products/4549131605426

コンパクトに収納できる「折りたたみサングラス（偏光レンズ）」

ブリッジで中折れし、かつテンプルも折れて、未使用時はコンパクトになる偏光レンズ。カラーは、ブラック、ブラウン、グリーン、パープル、ピンクの５種類。可視光線透過率は、グレーが5％、ブラウンが13％、グリーン、パープル、ピンクはいずれも43％となっている。紫外線透過率は、いずれも1％未満と同じ。

先ほどと同じ条件で金属製手すりを見たのが、下の写真。劇的には照り返しを抑えていないのは、可視光線透過率が43%のものを使っているため。5％や13％だと、もっと暗く見えるはずである。

■商品詳細

商品名：折りたたみ偏光サングラス（カラー）
価格：220円
原産国：中国
材質：プラスチック
商品サイズ：幅14.5cm×高さ4.7cm
種類：ブラック、ブラウン、グリーン、パープル、ピンク
商品ページ：https://jp.daisonet.com/products/4550480682952

日光が当たると色がつく「調光サングラス」

続いて、調光サングラスを見てみよう。ダイソーの「調光サングラス」は、確認できた範囲では9種類ある。デザイン面では、ボストンとウェリントンの２タイプに分かれ、さらにレンズのカラーも数種のバリエーションがあり、可視光線透過率もそれによって変わる。紫外線透過率は、いずれも1％未満である。

室内で撮った上の写真を見ると、どちらも透明（クリア）なレンズ。では、快晴の屋外だとどのように変化するか、確かめてみよう。

左がボストンで右がウェリントン。どちらも涼しげなダークグレーに色が変わったことがわかる。そして、暗い室内に戻すと透明に戻った。レンズは度無しなので、室内では伊達メガネとしての使用となるが、出入りが多くていちいち着脱するのが面倒な日には、便利だと思う。

■商品詳細

商品名：調光サングラス
価格：220円
原産国：中国
材質：プラスチック
商品サイズ：幅14.7cm×高さ4.7cm
種類：黒、ブラウン、グレー、グリーン
商品ページ：https://jp.daisonet.com/products/4550480682716

撮影・文／鈴木拓也