
メジャーリーグベースボール(MLB)は、東京都荒川区出身で現在米国のシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手のオリジナルマンホールカバーを、荒川区内 相馬工業有限会社前に設置した。
これは、MLBで活躍している日本人選手12名をデザインしたオリジナルマンホールカバーを、各選手ゆかりの地に設置することで選手を応援すると共に、日本各地を野球で盛り上げていくMLB主導の地域連動のプロジェクトとして行なわれたものだ。
MLB日本人選手12名をデザインしたオリジナルマンホールカバーを選手ゆかりの地に設置

■設置場所
相馬工業(有)前
東京都荒川区東尾久3-15-6

■設置場所の選定理由
東京都荒川区出身で現在はシカゴ・カブスで活躍する鈴木誠也選手が、少年時代に野球の基礎を鍛えた思い出の場所。当時、厳格な父と共に特注の細い鉄のバットを使いゴルフボールを打つという練習に励んでいた。その特注鉄バットを製作したのが、他ならぬ相馬工業なのだ。
というわけで、この場所こそが鈴木選手の野球人生の出発点とも言えることから、今回の設置となった。
■マンホールデザインについて
<デザインポイント>
煽りの構図と目線で長打と未来を表現。バックボーンを背に未来へブンッとかっとばす!!
<制作>
YU SUDA 氏
1985年生 東京都出身 イラストレーター
デザイン会社に勤務後、2012年よりイラストレーターとして活動を開始。国内やアメリカ、フランス、韓国などで展示を行ない、アーティスト活動の幅を広げる一方でグローバルスポーツブランドや企業、アパレルブランド、装画など多方面とのコラボレーションも実施している。
■設置場所でしか体験できない、鈴木選手の軌跡をたどるオリジナルARムービーも公開
マンホール設置場所では、マンホールにスマートフォンをかざすことで鈴木選手がこれまで歩んできた「物語」を臨場感あふれるマンホールデザインのアニメーションで楽しめるAR ムービーコンテンツの視聴が可能だ。

本プロジェクトについて
メジャーリーグベースボール(MLB)は、リーグ内で活躍の場を広げている日本人選手たちを、母国や故郷の「ヒーロー」として讃えている。
今回のキャンペーンでは、現役の日本人選手12名の感動的なストーリーを、日本独自の文化である「マンホール」というユニークなプラットフォームを通じて発信している。
そのためにMLBは、各選手の地元と緊密に連携。彼らが世界の舞台であるMLB に至るまでの“ヒーローズ・ジャーニー”をていねいにたどった。

関連情報
https://www.mlb.com/ja/player-manholes
構成/清水眞希