DIME MAGAZINE
I-neのミニマル美容家電ブランド「SALONIA（サロニア）」は、「女子のヘアアイロンの使用に関する実態調査」を実施し、その結果を公表した。
子どもがヘアアイロンを使用する理由については、「身だしなみを整えたいから」という回答が最多に！
同調査は、小学校高学年から中学生の女子をもつ30代～40代の母親399名を対象に行なったもの。その結果、2割の女子がヘアアイロンを毎日使用していることが判明。また、初使用の年齢については、「8歳以下」という回答が最も多く、美容の低年齢化がヘアアイロンにも及んでいることがうかがえる結果となった。
【調査結果】
■2割の女子が毎日使用！ 美容の低年齢化がヘアアイロンにも
まず、子どものヘアアイロンの使用状況について（※）は、「使用したことがない」という回答率が最も高くなったが、約2割は毎日使用しており、ヘアアイロンの使用が習慣化している女子も一定数いることがわかる。
※設問「長女のお子様のヘアアイロンの使用状況を教えてください」。なお、女子の子ども複数いる場合、回答対象を明確にするため、本調査では長女に関する質問としている。
また、子どもがヘアアイロンを初めて使用した年齢について（※）は、「8歳以下」（22.4%）が最も多い回答となり、美容の低年齢化がヘアアイロンにも及んでいることがうかがえる。
※設問「長女のお子様が、ヘアアイロンを初めて使った年齢は何歳ごろでしたか」
■ヘアアイロンは身だしなみを整える必需品！ きっかけは“母親の影響”と約半数が回答
子どもがヘアアイロンを使用する理由について（※）は、「身だしなみを整えたいから」という回答が最多であったことから、子どもも髪型による自分の印象を意識する傾向にあることがうかがえる。
※設問「長女のお子様がヘアアイロンを使用する理由について教えてください」
また、ヘアアイロンを使用したきっかけについて（※）、子どもの年齢別に1位の回答をみると、10歳以下は「親が使っているから」、11～12歳は「メディアやSNSで使っている人を見るから」、13～14歳は「友達が使っているから」となり、幼いうちは母親の影響を、成長するにつれて外部の影響を受けやすい傾向があるとわかる。さらに、「親が使っているから」の回答率は、全ての年齢において3位以内にあることから、ヘアアイロンを日常的に使う母親の姿を見て、身近なアイテムとして認識していることがうかがえる。
※設問「長女のお子様がヘアアイロンを使用したきっかけについて教えてください」
■ストレートだったのにくせ毛になったなど、思春期ならではの髪悩みをアイロンで解決！
ヘアアイロンの使用による子どもの行動や態度の変化について（※）は、「髪悩みが解決できて嬉しそう」という回答が、10歳以下は10%以下だが、11歳～14歳は2・3位と上位にあがることがわかった。女子は第二次性徴期を10歳頃から迎えることに伴い、髪質が変化することがあり、ストレートがくせ毛になった、髪質が太くなったなどの髪悩みが生まれるタイミングで、ヘアアイロンを使用して悩みを解消したい女子が増えると考えられる。
※設問「長女のお子様がヘアアイロンを使うようになって、行動や態度に何か変化はありましたか？」
■子どものヘアアイロン＆コスメどう思う？ 30代と40代では明確な差が
子どものヘアアイロンとコスメに対する考えについて（※）は、30代の母親においては、「良いと思う」の割合がヘアアイロンのほうがコスメより10ポイント上回わった。さらに、「良いと思う」と「まあ良いと思う」とする肯定派は両方において約69％、「あまり良くないと思う」「良くないと思う」とする否定派は両方において約12%前後であることから、美容自体をポジティブに捉えている世代であることがうかがえる。
一方、40代の母親においては、最多の回答が共に「まあ良いと思う」で35％前後と近似値でしたが、2位はヘアアイロン「良いと思う」、コスメ「どちらともいえない」となった。また、「あまり良くないと思う」「良くないと思う」とする否定派の割合は、ヘアアイロン13%・コスメ20%であることから、美容自体に対する世代間のギャップがあり、特にコスメについては40代がネガティブに捉える傾向にあると考えられる。
肯定派の理由として、「本人の意思を尊重するから」「本人が楽しんでいるから」「かわいい・おしゃれであることはよいと思うから」が多くあげられた。一方で、否定派の理由として「肌や髪へのダメージ」が多くあげられた。肯定派の割合が高いことから、ヘアアイロンやコスメの使用による肌と髪のダメージよりも、子どもの気持ちを一番に考えている母親が多いと考えられる。
※設問「長女のお子様がヘアアイロンを使うことについて、どう思いますか？」と「長女のお子様がコスメを使うことについて、どう思いますか？」
【調査概要】
調査主体：I-ne
対象者：小学校高学年（10歳）～中学生（15歳）の女子をもつ30代～40代女性
有効回答数：399名
調査期間：2025年5月21日
調査方法：スマートフォンリサーチ
※構成比（％）は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が100％にならない場合がある。
構成／立原尚子
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