
Tinderが2024年に日本で実施した調査*によると、過去12か月以内にダブルデートやグループデートを経験した人は18~25歳の回答者のうち56%に上り、さらに70%が「機会があれば参加したい」と回答するなど、複数人でのカジュアルな出会いに対して関心が高いことが分かった。
*2024年7月19日~7月25日に調査会社One Pollが日本の18歳~25歳の1000人を対象にしたインターネット調査
そこで「Tinder」は、友人とペアを組み、他のペアとマッチすることができる「Double Date(ダブルデート)」機能を提供開始することを発表した。
米国の他、日本をはじめとした一部地域ではすでに利用可能となっており、7月中に他の地域でも順次展開していく。
新しい出会いを探したいとき、気の合う友人と一緒にデートに行ってみたいときなど、グループで気軽にデートを体験できるようになるサービスの詳細をお伝えしよう。
グループで気軽にデートを体験できる!Tinderが提案する新しいマッチングのかたち
これまでTinderでは、「Matchmaker」や「デートプランの共有」といった、友人や家族を出会いの過程に取り込む機能を展開してきた。
このたび新たに登場する「Double Date」は、TinderのSwipeによるマッチング体験を、気の合う友人と一緒に、より気軽で身近に楽しんでもらえるよう設計されている。
Tinderが主要な国際市場において実施したテストでは、「Double Date」機能を利用したプロフィールのおよそ90%が29歳以下のユーザーであった(※1)。
これは、Z世代および若年層ミレニアル世代における本機能が高い支持を得ていることを示している。
なお、Z世代はTinderの全世界での利用者の過半数(※2)を占めており、出会いに対しても仲間と一緒に楽しむスタイルを好む傾向があるようだ。
「Double Date」の使い方
「Double Date」は、デートの終わりが、自然と会話のはじまりになるような、そんな体験を提供するサービスだ。操作はシンプルで直感的。わずか1回タップするだけで2人での参加が可能になる。
・友人を招待してペアを作成
アプリを起動すると表示されるスワイプ画面(プロフィールカードが並ぶ画面)右上にある顔が2つ並んだ「Double Date」アイコンをタップし、一緒にペアを組みたい友人を最大3人まで選択する(※同時に組めるのは1人まで)。
・一緒にマッチング
通常のカードスタックと同様にスワイプし、自分たちと相性が合いそうなペアに「いいね」を送る。
・マッチ成立は1つの「いいね」でOK
ペアのうち一人が「いいね」を送ればマッチングが成立。グループチャットが自動で作成され、会話ができるようになる。
・気軽に予定を立てよう
気軽にやり取りをして、自然なかたちでデートを楽しもう。
本機能のテスト期間中、「Double Date」を利用した女性ユーザーは、単独のプロフィールに比べて「いいね」率が約3倍に上昇し、マッチ率にも大きな向上が見られた(※1)。
さらに、一人当たりのメッセージの送信数は、従来の1対1チャットと比べて「Double Date」でのグループチャットが35%多い結果に。
また、テストでは「Double Date」はユーザーのエンゲージメントを高めただけでなく、新規および復帰ユーザーの獲得にも寄与した。
実際に、同機能の招待を受けたユーザーのうち、約15%がTinderを初めて利用するか、または最近Tinderの利用を再開したユーザーであった。
新しい相手とのマッチから、実際に顔を合わせてデートに出かける瞬間、そしてその後のメッセージでのやりとりまで、「Double Date」によって、特に女性や若年層のユーザーは、デートをより楽しく、友人とその時間を分かち合いながら安心して体験することができる。
Tinderはこれからも、誰もがありのままで、気軽に、新たな相手と繋がれるよう、人と人との出会いの方法をアップデートし続けていくとのこと。
※1 Tinder社内テストデータ(2025)
※2 Tinder6月グローバルデータ(2024)
構成/Ara