ライカからズーム全域で開放値F2.8を実現したコンパクトな大口径標準ズームレンズ「バリオ・エルマリートSL f2.8/28-70 ASPH.」が登場
2025.06.19
ライカカメラ社は、ライカSLレンズの新製品として、大口径標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/28-70mm ASPH.」を2025年6月21日に発売する。直販価格は330,000円。なお、「ライカSL3-S」とのセット製品も用意し、こちらの直販価格は1,133,000円となる。
焦点距離は28~70mmと広角から中望遠までをカバー!
「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8/28-70mm ASPH.」は、ライカSLレンズの中で最もコンパクトかつ軽量なズームレンズ。金属製ながら総重量は572gと軽量なうえ、最大径72mm長さ102mmのコンパクトサイズで、高い機動性を実現。また、ズーム全域が常に開放値F2.8の明るさに保たれるため、写真だけでなく動画撮影にも適している。
さらに、焦点距離は28~70mmと広角から中望遠までをカバーし、風景、旅、ポートレート撮影など幅広い用途に対応。加えて、高速・高精度なオートフォーカスにより、どんなときも被写体を細部まで精緻に捉えることができる。
このほか、レンズに最先端のコーティング技術を施しているのも特徴で、これにより、光の透過率を最適化し、反射を最小限に抑制。さらには、12群16枚のレンズ構成のうち3枚に両面非球面レンズを採用し、優れた描写性能を発揮する。
主な仕様は、レンズ構成が12群16枚。最短撮影距離が0.19m(28mm使用時)/0.38m(70mm使用時)。最大撮影倍率が1:3.3(28mm)/1:4.6(70mm)。レンズマウントがライカLマウント。フィルター径がE67。外形寸法は約長さ139×直径82mm(レンズフードあり)/約長さ102×直径74mm(レンズフードなし)。質量は約613g(レンズフードあり)/572g(レンズフードなし)。
製品情報
https://leica-camera.com/ja-JP/discover-vario-elmarit-sl-28-70-f28-asph
構成/立原尚子