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真夏のアウトドアで元気に過ごしたいならコレ!人気ブランドのとっておき猛暑対策ギア

2025.06.18

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

国内最大級のウォーターパーク「東京サマーランド」に、総合アウトドアブランド「コールマン」のキャンプギアを活用した特別休憩スペース「コールマンレスト」がオープンした。

▲東京サマーランドとのコラボを発表したコールマン 中里豊社長

日光を90%以上ブロックし、幕の中の温度上昇を抑えるダークルームテクノロジー搭載「パーティーシェードライト/300+」(3万6960円)やメッシュ素材の「インフィニティチェア エアー」(2万350円)などを備えた有料席(ビーバー席、ステージ席)で5月31日から9月29日のオープンだ。

さらに場内のキャンプ場でもコールマンの道具をレンタルし”手ぶらでキャンプ”を楽しめる特別プランを予定しているという。

「コールマン」と「東京サマーランド」がタッグを組んだのは、年々厳しくなっている夏の暑さが理由のひとつ。

日本気象協会の気象予報士であり熱中症予防指導員でもある久保智子さんによると、5月から9月に熱中症で救急搬送された人は2024年に過去最高(2013~2024年)の9万7578人にのぼったそう。しかも2025年の夏は全国的に平年より気温が高く、湿った空気が流れ込みやすいため蒸し暑い日が増えると予測されており、昨年以上に対策が必要なのだ。

「暑さに慣れていない時期が熱中症のリスクが高まります。暑熱順化というのですが、日頃からウォーキングやサイクリングなど、ちゃんと汗をかくことが大切です。たとえば入浴をシャワーだけですますのではなく、湯船に入ることも暑熱順化に役立ちます」(久保さん)

一駅分歩く、エレベーターではなく階段を上り下りする、サウナでととのうなど、気構えることなく生活に取り入れられるものは多い。今から暑さへの準備をはじめよう。

夏のお出かけに取り入れたいコールマンのキャンプギア

もっとも、いくら身体が暑さになれたところで強烈な日差しをダイレクトに受け止めると疲れるし、外出そのものが億劫になる。それに飲み物すら管理をあやまれば食中毒の危険が高まる。

「小学生までの子どもがいるファミリーにアンケートをとったところ、9割はソト遊びが重要だと考えていても、4割の家庭が安全面や暑さを理由にコロナ前よりもソト遊びの時間が減ったと回答しました」とコールマン・高橋佳代子さん。

では、これからの季節、少しでもアウトドアで過ごす時間を持つにはどうすればいいのだろうか?

子どもたちと公園に遊びに行くときはシェードや日傘はマストアイテム。

「ファミリースクリーンシェードDR」(1万7600円)はダークルームテクノロジー搭載のシェードで、フロアサイズが200×200cmと大きめ。家族みんなで公園に出かけたときの休憩場所にピッタリ。

また、近所の公園で過ごすだけなのに大型カートを引っ張り出すのは正直、それだけで大仕事だ。ウィール付きのチェア「ワンマイルチェア」(9350円)に載せれば気軽に出かけられる。

▲コラボや別注を含めて全16モデルを展開する「テイク6」

飲み物や食品の管理に欠かせないのがクーラーボックス。最も細菌が増えるのが20~50℃で、これからの季節、常温保管は危険でしかないのだから。

350mL缶が6本入る小さなクーラーボックス「テイク6」(2420円)は、1995年登場のロングセラーだが近年の猛暑で昨年から販売数が激増しているという。

ハードクーラー=キャンプのイメージだが、毎日の通勤やスポーツシーンで、お弁当と飲み物を保管するために購入する人が増えているのがその理由。

クルマ通勤でなくても角型のバックパックに入るし、自転車の前カゴにも入る。こうして持ち運べばいかにもアウトドアという感じはなく、日々の買い物にも都合がいい。

【問】コールマン

コールマン以外にも、暑さ対策ギアを紹介しているアウトドアブランドは多い。日常的に使いやすそうなギアを集めてみた。

モンベルの紫外線対策はコンパクトがキーワード

2025年に50周年を迎えるモンベルでは、以前よりトレッキングに持っていける傘を開発している。コンパクトで強度が高いと評判の人気シリーズだ。

モンベルによると「日傘を使うと体感温度が3~7℃下がる」と言うデータがあるそうで、2025年シーズンはUVカット効果を持つ晴雨兼用が充実。130gほどの軽量モデル、バックパックの横に差して持ち運べる長傘など5タイプがラインナップしている。

「O.D.アンブレラプラス 60」(7000円)は裏面に遮熱効果を高めるコーティングを施した晴雨兼用の長傘。使用時の直径は101cmで、モンベルの傘の中で一番広くカバーしてくれる。裏面が黒く、照り返しによるまぶしさを低減する効果も見逃せない。

軽量折りたたみ傘は持ち運びに便利だが、電車やバスの乗降、施設への立ち寄りなど傘の開閉は頻繁なタウンユースに重宝する。

そしてバックパックの脇に取り付けられるのでハイキングでも邪魔にならない。

使わないときは手持ちのバッグに収めたい人は、重量130gの超軽量「トラベルサンブロックアンブレラ50」(6600円)が重宝しそう。収納時は全長23cm、使用時の直径88cm。通勤バッグに入れても邪魔にならない。

なお、モンベルによると傘も日々の使用で汚れが付着し、はっ水性が低下するので定期的に手入れをしたほうが長持ちするとのこと。

とくに夏場は日焼け止めクリームを塗った手で触れることが多く、裏地が透けて汚れが目立つようになることもあるんだとか。

傘の手入れは3ステップ。

(1)やわらかなスポンジで水洗いしてよく陰干し

汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤(「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」であれば水1Lに対して15mL)で洗い、洗剤が残らないようすすぐ

(2)乾いたらドライヤーを10cmほど離して、1か所5~10秒のペースで少しずつ温風をあてる場所を移動し、全体に熱を与える

(3)全体に撥水スプレーをかけて乾燥

1か所に集中して噴霧するとシミの原因になるので、スプレーを動かしながらまんべんなく噴霧

そしてもうひとつ、日傘とともに取り入れたいのがサングラス。

目が紫外線を浴びると炎症を起こし、その刺激が脳に伝わって疲労感や日焼けの原因となる。UV効果の高いサングラスは疲労・日焼け予防に欠かせないのだから。

「チタン トレッキンググラス」(1万4850円)は独自の折りたたみ構造で、使わないときはコンパクトしてポケットに入れておける。その重量は18g。かけているのを忘れてしまいそう。

日本人の骨格にあったデザインなのでフィット感抜群で脇から紫外線が入りづらいのもポイントだ。

水面のギラつきを防ぐ偏光モデル(「PLチタン トレッキンググラス」2万900円)もある。

トレッキングと名が付いているが、日常生活になじむデザインなので通勤にも使って体調を整えたい。

【問】モンベル

ロゴスは積極的に身体を冷やす

アウトドアメーカーの中でもいち早くファン付きウェアを開発したロゴスコーポレーションは、積極的に身体を冷やすアイテムがそろっている。

中でも注目は、3か所にペルチェ素子を搭載した「LOGOS ペルチェクールベスト」(2万2000円)。風を送るファン付きのベストとは違い、動作音は静か。

フロントとサイドのベルトで調整するので、胸囲80~108cm・身長155~185cmと幅広い体格の人にフィットする。

ベルトを絞ればスッキリとしたシルエットになり、ガーデニングやDIYなど自宅そばでの作業で着用し、そのまま買い物に出かけてもよさそう。

全体にメッシュ素材なので汗や熱がこもることはない。IPX4相当の防水等級で、急に雨がパラパラしても安心だ。

手持ちのモバイルバッテリー(電池容量10000mAh/出力2.2A以上)をつないでスイッチを入れれば約10秒で、環境温度から最大-22℃(表面温度約3℃)になる。

このひんやり感は、強モードで3.5時間、弱モード(最大約-13℃・表面温度12℃)なら6時間続くというから期待大。

また、濡れタオルにスタンプを押せば冷蔵庫に入れなくても冷却タオルになる「LOGOS瞬間アイススタンプ」(1375円)が話題となったが、今年は小型の「LOGOS瞬間アイススタンプ・ポケット」(990円)が登場した。

通常サイズは250回分に対して、ポケットは100回。容量が約4割となり持ち歩きやすくなっている。

【問】ロゴスコーポレーション

屋外で過ごすと自律神経機能を強化しストレス軽減が期待できると言われている。近年の暴力的な暑さは外出を億劫にさせるが、屋外で快適に過ごすために作られたアウトドアブランドのギアを上手に取り入れて、脱引きこもり。健康的な毎日を過ごそう。

文/大森弘恵

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