クール素材のドッグウエアやクールアイテムを活用しよう
後席にドッグベッドなどを設置し、安全に、快適に移動させてあげるのが飼い主の役割なのだが、そのベッド、キャリーケースなどの通気性(エアコンの風が届くという意味)にもこだわりたい。メッシュ窓があるとエアコンの冷風が届きやすくなり、愛犬がより快適に過ごせるはずだ。これからの季節に冬用のモコモコしたベッドや、淵が高くメッシュ窓のないキャリーケースに乗せると、愛犬の周りに熱気がこもる可能性があるから要注意。
そこでお薦めしたいのが、ドッグベッドなどの底に敷くクールマットだ。DOG DEPT 2025年新作のクールマットは冷感生地を採用するとともに、防蚊加工も施されているのだから完璧だ。
今、使っているドッグベッドやキャリーケースの通気性が悪そうな場合は、車内のUSBやモバイルバッテリーから電源を供給できるUSB接続式のDOG DEPT「エアクールマット」(ベージュとピンク。タイマー設定機能付きで3段階の風量調整が可能)といった、ドッグベッドやキャリーケースに敷くアイテムを活用するといいだろう。もちろん、モバイルバッテリーを併用することで、車外を移動中のドッグカートに敷いて使うこともできるのだ。
そしてドライブ旅行先では、クール素材のドッグウエアを着せてあげたい。DOG DEPTのクール素材のドッグウエアの中には、素材がクール加工された生地であるというだけでなく、「スーパークールメッシュリースリーブ」のように保冷剤入れポケットが首と両脇に付いたもののほか、「濡らして着るメッシュノースリーブ」シリーズ、「ランニングクラブキャミソール」といったクール+UV+防蚊加工が施されたアイテムもあるので、愛犬の暑さ、熱中症対策として活用したい。
併せて首に巻くクールネックに保冷剤を入れて使えば、首にある動脈の血液を冷やすことで冷えた血液が全身に流れ、体温を下げる効果が得られるとされている。わが家でも暑い時期の朝夕のお散歩で欠かせないアイテムとなっている。
気温が高い環境下でのドライブでは、飼い主も喉が渇く。エアコンが効いて除湿された車内ならなおさら喉が渇くため、水分補給が欠かせないはずだが、それは犬にとっても同じ。いつでも車内外で水分補給できるように、愛犬用の携帯用ペット水筒や、車内に置いておける水がこぼれにくいペット用水飲みボウルの用意をしておきたい。
というわけで、これからの季節の”暑さが苦手の”愛犬とのドライブ旅行では、車内外の暑さ対策をしっかりと行い、涼しく快適に楽しんでいただきたい。
文/青山尚暉