
入学・進級で新学期がスタートする4月。この新しいことを始めるのに絶好のタイミングで、「高校デビュー」をするイマドキの高校生はどれくらいいるのだろうか?
リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」はこのほど、全国高校生男女693人を対象に「高校デビュー」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
新学期スタート!「高校デビューした?」に高校生693名のうち約4割が“YES”
はじめに「自分的に、高校デビューしましたか?」と聞くと、43.4%が「YES」と回答。「新生活に勢いをつけたい!」「高校生活を充実させたい!」という気持ちを感じさせる結果となった。さらに、多いと思う高校デビューの目的を聞くと、1位「憧れの高校生像に近づくため」、2位「友達を作りやすくするため」、3位「恋愛の機会を増やすため」という結果に。
アンケートに回答した高校生の保護者世代でも、同様の目的でイメチェンをはかる人たちはいたと思われる。その当時との違いは、スマホの普及で憧れの高校生活をより明確に想像できるようになった点だと言えそうだ。
高校デビューの主なイメージは、メイクやヘアスタイルなど外見の雰囲気を変える行動
高校デビューの具体的な行動TOP3は、1位「メイクを始める・メイクの雰囲気を変える」、2位「パーマ・カラー・ヘアセットなど髪型を変える」、3位「ダイエット・スキンケア・ホワイトニングなど美容に気を遣う」となった。
道具の購入や施術にお金がかかりそうだが、その予算を聞くと、平均金額は「1万5,302円」の結果となった。これは、2024年6月に発表したお小遣いの平均金額「5,279円」(※)の約3カ月分に当たり、高校生にとっては少なくない額と言えそうだ。
(※)該当記事:https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20240604000012/
■編集長コメント…SNSなどでのリサーチで高校デビューの成功イメージ付きやすく 「似合ってる」「心機一転だね」と、保護者も前向きに受容する傾向に
今回のテーマ「高校デビュー」に対する印象を尋ねたところ、「楽しそう」(27.6%)が 1位。「かっこいい」や「羨ましい」などが上位に挙がりました。周りの友人や先輩たちの変化を見て、ポジティブに捉えている印象です。さらに、高校デビュー経験者の中で「デビューして失敗した」と考えているのは 14.8%と少数で、事前の SNS などでのリサーチにより、あらかじめ具体的な行動をイメージしていたのかもしれません。
また、「保護者はどう反応しているか」も高校生に聞いたところ、ネガティブに捉えているという回答は 3.9%と極めて少ない結果に。子どもがパーマをかけたりメイクを始めたりすることにけげんな顔をするのではなく、「新しい洋服似合ってるね」「 高校生活心機一転だね」のような声掛けをする保護者もおり、外見にもこだわりたい高校生の気持ちに理解を示している様子が垣間見られました。
<調査概要>
調査期間:2025年2月21日(金)~2月24日(月)
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国高校生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者)
有効回答数:693人(男子219件、女子461件、回答しない13件)
調査実施機関:株式会社リクルート
出典元:スタディサプリ進路
構成/こじへい
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