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知ってた?YouTubeコメントに「動画で返信」してファンを増やす方法

2025.06.16

YouTubeに自分のチャンネルを持っていて、なおかつ頻繁に動画配信を行っていると、少しずつではあるが必ずファンがついてくる。

これに対して、配信者は素直に感謝の意を示さなければならない。が、そのためにはコメントに対してもっと気の利いた返信をするべきではないのか?

YouTubeには、「ショート動画で返信する」という機能がある。最近登場した新機能……というわけではないが、これが意外にも知られていない。使っている配信者があまりいないということでもあるが、視聴者への感謝を示す上でショート動画を活用すると、意外な効果をも生み出すようだ。

「ファンがつく」ということ

YouTubeでの配信活動を行う上で、視聴者への感謝は絶対に忘れてはいけない。

「当然じゃないか」と言われそうだが、実は当然でもない。「ファンがつくこと」に慣れていない人は、ファンの存在を重荷に感じてしまうことがあるのだ。ファンのちょっとした要望や軽口も、それを自分に対する重大かつ強圧的な要求と解釈する配信者は確かに存在する。

そうしたネガティブ思考にタレントが陥らないよう見張ったりケアするのが芸能事務所のマネージャーの役割なのだが、殆どのYouTuberは個人勢、つまり一国一城の主もしくは素浪人である。

YouTuberがファンを大事にすることも、逆にファンを蔑ろにすることも、全ては自分自身の意思にかかっている。これは考えれば考えるほど恐ろしい状況でもあるのだが、ともかくここでは「いかにファンを喜ばせるか、ファンに感謝を伝えるか」という立ち位置から筆を進めていきたい。

視聴者が喜んでくれる「ショート動画返信」

自分の動画に誰かがコメントを書いてくれた。普通であれば、このコメントに対して「ありがとう!」というような感謝の返信をする。

しかし、ここはコメント入力欄の右にあるカメラアイコンを押してみよう。

すると、ショート動画作成画面が出てくる。ここで動画を作成すると、返信先のコメントが動画内に添付される……という仕組みだ。

このショート動画は、通常のそれと同じように「公開」設定にすることができる。即ち、視聴者からのコメントへの返信として作った動画が、ショートフィードに流れて他の視聴者の目に触れやすくなる……という意味である。しかし、これは設定を「限定公開」にすることで、動画自体をよりクローズドなものにすることも可能だ。このショート動画を視聴者が確認するためのリンクは、返信欄に添付される。

実際に筆者が「ショート動画による返信」をやってみると、視聴者の反応が今までとは大きく変わった。「ご視聴ありがとうございます」という意味合いのショート動画に対して、さらなる「ありがとう」が寄せられるようになったのだ。

最大限の「ありがとう」を!

文字だけの返信とショート動画により返信。受け取って嬉しいのは、やはり後者である。

筆者の場合はゆっくり実況チャンネルで、返信用ショート動画もゆっくりムービーメーカー4で作ったものである。ほんの数秒の動画とはいえ、作るのにはわざわざPCを開かなければならない。それなりの手間がかかるのだ。作ったゆっくり動画をクラウドストレージサービス(筆者の場合はiCloud)に一度保存して、それをスマホに取り出してコメントの返信欄に貼る……という行程もある。なぜかPCから返信用ショート動画を投稿できない仕様になっているのだ。

が、視聴者も動画を作成する手間は心得ているため、返信用ショート動画に内包されている付加価値を尚更実感する。だからこそ、返信に対して更なる返信をしてくれたりもする。

ここから新たな交流が芽生える。

収益化を達成しているチャンネルは、それ自体が何かしらのコミュニティと化していることが大半だ。サッカーについて語るチャンネルであればサッカーファンの、野球について語るチャンネルであれば野球ファンの、そしてゲーム実況チャンネルであればゲームが好きな人のコミュニティにいつの間にかなっている。配信者は、そのコミュニティの管理者を兼ねている。時間を割いてコミュニティに顔を出してくれた人には、何かしらの形で「特別なお礼」をしなければならない——。

YouTubeにはチャンネル毎のサブスクプランが用意され、配信者は有料会員に対する特典を独自に設定することができる。が、それと引き換えに有料会員ではない視聴者に対する特典を用意する余地はあまりなく、故に多くの配信者は「ありがとう」という言葉のみを書くしかない。

ならば、返信用ショート動画で最大限の「ありがとう」を伝えようではないか!

配信者は「非日常」を提供している

視聴者は何を求めているのか?

それを考えた時、筆者が思い浮かべるのは「平凡の中の非日常」である。

筆者はフリーランスのライターで、毎日やる仕事の内容は異なる。が、多くの人はそうではない。毎日同じような単調な仕事に忙殺される中、それでも非日常を見つけようとしてYouTubeのアプリを開くのではないか。

立場を変えて考えてみると、配信者は視聴者に「非日常」を提供しているのだ。ショート動画による返信はかなりグレードの高い「非日常」であり、それを作る手間を考慮しても「やる価値は十分にある」と断言できる。

文/澤田真一

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