
■連載/阿部純子のトレンド探検隊
仕事に、家事にと忙しい中、毎日の献立に頭を悩ませる人も多いはず。筆者の場合は、1週間分の献立計画を立てて、それに伴う材料を買うというパターンだが、献立決めは様々なレシピサイトを見ながら決めていくので、時間がかかってしまうのが難点・・・。
最近は、自動的に献立を決めてくれるアプリも続々登場していますが、家電を登録しなくても献立を提案&家電と連携したレシピ計画も立ててくれるのが、日立のアプリ「ハピネスアップ」に追加された「ぱっとレシピけいかく」です。
日立の家電がなくても誰でも無料で使える献立作成機能
「ハピネスアップ」は、家事に関わる様々なヒントを提供し、快適な暮らしをサポートしてくれるアプリで、日立の家電品を利用しているユーザー向けに提供されています。
登録した日立の家電品を一覧管理できるほか、知りたい情報が見つけやすく、問い合わせや修理の申し込みも簡単にできるのが特徴。
日立の家電品オンラインストア」とも連携していて、家電品の買い替えや消耗品、部品の購入もラクラク。
なかでも、今回新たに追加された「ぱっとレシピけいかく」は、欲しい日付と使いたい食材を設定するだけで、1日1品、最大7日分のレシピを簡単に受け取ることができる機能。
悩みがちな日々の献立決めをサポートしてくれます。
5月22日より配信された「ハピネスアップ」バージョンアップ版アプリをダウンロードすれば、日立の家電を登録しなくても「ぱっとレシピけいかく」を無料で利用することができます。
さらに、受け取ったレシピに必要な食材や、分量がわかる買い物メモも自動作成されるため、買い忘れを減らすことも可能。アプリに提案してほしい日付と使いたい食材を設定したら、あとは日付分のレシピと買い物メモを受け取るだけでOKです。
計画したレシピを変更したくなったときは「おまかせ」「お気に入り」「閲覧履歴」「手動検索」からレシピを再検討することもできます。
レシピは日立の電子レンジのクッキングメニューから提案されますが、日立の家電を持っていなくても、アプリ「ハピネスアップ」をダウンロードすれば誰でも使えるのが大きなポイント。
さらに、日立のコネクテッド家電の冷蔵庫、電子レンジを使っているともっと便利に使えます。
コネクテッド家電の冷蔵庫では、冷蔵庫の食材管理をスマホでサポートする「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」の食材リストと自動で連携。食材を登録する手間を軽減して、冷蔵庫にある食材からレシピを提案してくれます。
「日立電子レンジヘルシーシェフアプリ」とペアリングしたコネクテッド家電の電子レンジでは、使用している電子レンジで調理できるレシピの提案に加え、「日立電子レンジヘルシーシェフアプリ」でオートメニューをスマホから本体へ送信して設定できるため、手軽に調理ができます。
実際に使ってみた結果は?
筆者も実際に「ぱっとレシピけいかく」を使ってみました。ちなみに冷蔵庫も電子レンジも日立製ではありません。冷蔵庫に残っている食材や買う予定の食材からとりあえず3日分のレシピ計画を立ててみました。
肉、魚、野菜と普段よく使う食材の割合や、カロリー、塩分、糖質、脂質、たんぱく質、食物繊維の各項目をどのくらい摂取したいかといった「レシピ傾向」の情報を事前に登録すると、条件に見合うレシピを検索してくれます。
電子レンジと紐づいたレシピのため、提案されるのはすべて電子レンジ調理ですが、いつも迷ってしまう献立をぱっと提案してくれるので重宝しそうです!
炒め物メニューのレシピなどガス調理をしたい時は、別のサイトで同メニューのレシピを参考にしたり、料理慣れしている人なら材料と分量だけ確認できれば、ガス調理でも簡単にできます。レンジ調理なのであと一品といった副菜を作りたいときにも役立ちそうですね。
献立を考えるのが面倒、作るものがいつも同じパターンになってしまう、仕事が終わり帰宅してから夕食作りの時間があまりないなど、日々の食事作りの悩みや負担を軽減してくれるアプリといえそうです。
文/阿部純子