日本勢もEVラインナップが充実!
トヨタは、広州汽車集団と共同開発したSUVの電気自動車「bz3X」が大ヒットしている。
その影響で、4月の新車販売台数は前年同月比21%増の14万2800台と日系3社で唯一増えている。
今回のモーターショーでは、昨年11月に開催された広州モーターショーと異なり、半分近くがEV、さらに、EVシリーズであるbz専用のブースもあった。
トヨタの「bz3X」が10万9,800元~(約220万円)、ホンダは、「S7」と「P7」がともに19万9,900元(約400万円)、日産は「N7」が11万9,900元~(約240万円)と、EVのラインナップを充実させている。
特に、トヨタや日産は、中国現地の部品を採用しコストを抑え、販売価格を低価格とすることが実現できた。一方、ホンダは高価格と感じざるを得ない。
今後の中国EVは智能化が勝負
中国EVは、自動運転技術中国EVでは、充電の航続距離や充電時間がガソリン車とそこまで遜色ないところまできており、日本合弁を含めて、自動運転技術の競争が激化している。それにともない、自動運転技術を利用しての事故も増えてきているのが実情だ。
(参考)
小米汽车
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※2025年5月末時点の1元=20円で換算
文/大堀貴子