
エミリオは、FIIO Electronics製のポータブルFMラジオ「RR11」を2025年6月13日から順次発売する。価格はオープン。市場予想価格は8,800円前後。カラーはブラック、シルバー、ゴールド、レッドの4色を用意する。
64~108MHzの広帯域をカバーし、ワイドFMにも対応
「RR11」は、レトロでありながらも新しいデザインコンセプトを持たせた「復刻シリーズ」の新製品。厚さ13mmの超薄型ながらm高性能FMチップであるシリコンラボラトリーズ製「Si4831」を搭載、64~108MHzの広帯域をカバーし、ワイドFMにも対応。また、アナログチューニングホイールとアルミボディがレトロな魅力を演出しながら、MAGIC BASS機能搭載のHiFiグレード回路で高音質を実現する。
■主な特徴
・13mmのアルミ合金ボディがレトロでありながらモダンな上質さを実現
厚さ13mmというライター並みの超スリムボディに加え、アルミ合金製のノブを採用することで、レトロとモダンが融合した上質さを実現。また、PVRチューニングをシミュレートするために設計されたスクロールホイールを搭載し、懐かしい時代の手触りを再現。指を動かすだけで、すべてのラジオ周波数にアクセス可能で、デジタル・チューナーにはない直感的なフィードバックを体感できる。
・64~108MHzの超広帯域FM周波数をサポート
64~108MHzのFM周波数に対応しており、世界中のFM放送や大学のFM放送を受信することが可能。また、日本国内のAM放送をFM周波数帯で受信可能な「ワイドFM」にも対応する。
・幅広い周波数をクリアかつ安定した品質で受信
シリコンラボラトリーズ製の高性能FMラジオレシーバーチップ「Si4831」を搭載し、幅広い周波数をクリアで安定した品質で受信できる。また、イヤホンをアンテナとして利用できるだけでなく、高性能PCBゲインアンテナを内蔵しており、電波受信能力を大幅に向上させている。
・HiFiグレードのアナログ回路設計を搭載
高音質を実現するために、FIIOが18年の研究開発で培ったHiFiグレードのアナログ回路設計を採用。さらに、クラシックなサウンドと3Dサウンドエフェクトを再現できるDDBアナログサウンドエフェクトと出力増強を行なうためのカスタムチップを搭載し、より臨場感のあるリスニングを実現する。
・ポータブルアンプとしてスマートフォンやパソコンと連携可能
付属のUSB Type-Cオーディオケーブルで、スマートフォンやパソコンなどとUSB接続することで、ドングルスタイルのポータブルヘッドホンアンプとしても活用できる。
・8.5時間以上の連続駆動が可能
300mAhのリチウムバッテリーにより、8.5時間以上の連続駆動が可能で、充電しながらの使用にも対応。また、AMPモードでは、17.5時間以上のバッテリー駆動を実現する。
■主な仕様
ラジオレシーバーチップ:Si4831
FM周波数帯域:FM1 87~108MHz、FM2 76~90MHz、FM3 64~87MHz
アンテナ:内蔵PCBゲインアンテナ、イヤホン
対応インピーダンス:8~100Ω
出力端子:3.5mmステレオミニ
入力端子:USB Type-C(充電、アナログ音声入力)
出力レベル(FM):4mV
THD+N(FM):<0.3%
S/N比(FM):≥45dB(A特性)
ノイズ制限感度(FM):≤15dBuV(S/N = 30dB)
出力電力(AMP):40mW(32Ω、THD+N<1%)
出力インピーダンス(AMP):<1Ω
THD+N(AMP):0.04% (1kHz/-24dB@32Ω)
S/N比(AMP):≥100dB(A-weighted)
ノイズフロア(AMP):<10uV(A-weighted)
バッテリー:300mAhリチウム電池
連続再生時間:約8.5時間(FM)、約17.5時間(AMP)
充電時間:約2時間(DC5V/≧1A)
外形寸法:約83.2×39.4×13mm
重量:約46g
付属品:USB充電ケーブル、DAC内蔵オーディオケーブル(USB Type-C to Type-C)
イヤホン、イヤホンスポンジカバー、クイックスタートガイド、保証書
製品情報
https://www.fiio.jp/products/rr11/
構成/立原尚子