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アプリ連携でカスタム自在!スマートコーヒーメーカー「Mocca」で淹れたら〝違いがわかる男〟になってしまった話

2025.06.13

漫画『1日外出録ハンチョウ』に、主人公であるハンチョウがコーヒー愛を語るシーンがある。これがとてもいい。

簡単に言うと「豆がどうとかこうとかはよくわかっていない。でも、心からコーヒーが好き」というもの。

筆者はこれに強烈に共感した。

基本的に毎朝・毎昼コーヒーを飲む。香りや味ももちろん大事なのだが、コーヒーを読むという行為に重きを置いており、それを朝、昼にこなすことが何より大切なのだ。それがやる気のスイッチになっていたりする。そのため、私にとって豆の産地、ロースト加減…などの重要度はそれほど高くない。

以前は、起床後にハンドドリップでコーヒーを入れていた。しかし、自分の分と妻の分、会社に持っていく分…となると忙しい朝には時間がかかりすぎる。そこで使いはじめたのが、「FoElem|スマートコーヒーメーカー Mocca」だ。縁あってメーカーより提供いただいた製品なのだが、もう愛用しはじめて半年くらいになる。

本記事では、その使い勝手をレポートしていこう。

イケてるデザインと優れた機能性

「Mocca」は、一般的なコーヒーメーカーとは一線を画すデザイン性が魅力。ガラス製のタンク、縦長の設計はスタイリッシュで、黒を基調としたカラーリングもスマートだ。

シックなデザイン。昨今デザイン性の高い家電が人気だが、そこに仲間入りできるポテンシャルがあると思う。
画像●EPEIOS

そして、コーヒーの抽出方法にもこだわりが詰まっている。コーヒーメーカーの役割であり特徴は、一度に大量のコーヒーを淹れられること。冒頭で書いたとおり、筆者もそれを期待している。

メーカーは開発当初、コーヒーメーカーで最高に美味しいコーヒーを淹れるため、バリスタが使用するハンドドリップを参考にしようとした。しかし、ハンドドリップの技術は「大量に淹れる」という目的にはマッチしない。そこで、「ハンドドリップを模倣しない」という大胆な決断をしたという。

追求したのは、コーヒーメーカーに最適な抽出方法。2014年のワールドバリスタチャンピオンシップで世界一に輝いた井崎英典氏の監修のもと。それを作り上げている。

事実、Moccaで淹れるコーヒーは美味い。比較対象が筆者のハンドドリップになるが、同じ豆、同じ水で淹れても、香りと味わいに明確な違いが出る。本当に驚くほどだ。

冒頭で、「私は味や香りに特別こだわらないコーヒー好き」と書いたが、もちろん美味いに越したことはない。しかも手間も解消されて。

使い勝手の良さにも気が利いている。たとえば、使用済みのコーヒ粉を簡単に捨てられるよう、フィルタ部分だけを取り出し可能。
画像●EPEIOS

お手入れも簡単。水を入れるボウルはもちろん、ドリッパー、ドリッパーのスタンド、コーヒーサーバー、シャワーヘッドなども取り外して洗うことができる。

アプリ連携でスマートに。カスタムレシピでこだわりの1杯も

デザイン性と機能性に優れた「Mocca」だが、スマホアプリ「EPEIOS Life」と連携することで真価を発揮する。

「EPEIOS Life」のMoccaの設定画面。なお、同アプリではEPEIOSブランドのほかのスマート機器もコントロールできる。

アプリでは、抽出モードや杯数、スケジュール設定などが可能だ。標準で備える抽出モードは、「Brew like a pro」「Daily Brew」「Iced REIKO」の3つ。それぞれ以下の特徴を持つ(オフィシャルHPより引用)。

「Brew like a pro」

⼀番品質に特化し、本格的なプロのようなコクがあり、豊かな味わいを堪能いただけるモード。

「Daily Brew」

⼿軽に美味しいコーヒを堪能いただけるモード。⽇常⽣活や集中したい仕事時などに味わっていただけます

「Iced REIKO」

氷で割ってアイスコーヒーを堪能いただけるモード。また、ホットで抽出して⽜乳や⾖乳などで割ることでカフェオレなど幅広く楽しんでいただけます。

筆者はドシっと重ための味わいが好きなので、「Brew like a pro」を愛用している。ただ、妻は「Daily Brew」が好みのようで、日やタイミングによって使い分けるのが常だ。繰り返すが、コーヒービギナーの筆者らでも違いがわかるほど、“淹れ分ける”てくれるのは見事。

抽出モードの選択画面。「自動洗浄」も用意されており、これがまたありがたい。メーカーによると月1を目安に、とのことだが筆者はほぼ毎日使用している。使い方は、ボウルに水を張って洗浄をスタートするだけでいい。

アプリから抽出予約もできる。それ自体は便利なのだが、画面に記載のとおり予約を確定するには本体の操作が必要。もう少し“スマート”だとうれしいのだが。

また、Moccaはレシピのカスタムにも対応する。筆者のように“とりあえずコーヒー”な人には不要だが、使うお湯の温度と量、コーヒー粉の量などを設定すれば、オリジナルの抽出方法でコーヒーを淹れてくれる。

ハンドドリップのこだわり派も満足するような一杯が淹れられるかもしれない。

と、筆者は大変気に入っているMocca。だが、購入を検討する人にはいくつかお伝えしておきたいこともある。まず、アプリの完成度はそれほど高くない。説明不足感が強く、最初はやや戸惑う可能性がある。

また、本体の操作パネルがすべてタッチ式で、直感性が低いのも気になった。個人的には物理ボタンのほうが好みだし、使いやすいと思う。

だが、筆者のコーヒーライフが一層素晴らしいものに生まれ変わったのは事実。高いデザイン性も、“コーヒーを飲むという行為”の質を上げてくれる。

気になることとして挙げた2点は、慣れが解決する部分も大きい。美味しいコーヒーを素敵な雰囲気で。求めることが合致するなら、買いだと思う。

文/関口大起(https://x.com/t_sekiguchi_

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