
普段、WEBサイトを見るとき、読み込みが遅いとストレスを感じてしまうものだ。では、ページが表示されるまで何秒まで我慢できるだろうか。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、LP表示速度改善ツール「LandingHub」を提供するTeNと共同で予備調査では20歳~69歳の男女10,000人、本調査ではWEBサイト離脱経験者512人を対象に2025年5月14日~5月16日の期間で「消費者のWEBサイトの表示に関する調査」を実施したので、結果をお伝えしよう
4割以上がスマートフォンのWEBサイトの読み込みの遅さを経験!WEBサイトの表示で我慢できる時間は「10秒以下」が71.3%
20歳~69歳の男女10,000人のうち、直近1年間にスマートフォンでWEBサイトを利用した7,491人を対象に、スマートフォンでWEBサイトを見ている際の読み込みについて聞いたところ、「読み込みが遅いと感じたことがある」と回答した人が43.0%となった。
次に、スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3,219人を対象に、スマートフォンで読み込みが遅いと感じたことがあるWEBサイトのジャンルを聞いたところ(複数回答可)、「ニュース、メディアサイト」が30.2%と最も多く、次いで「ECサイト(Amazonや楽天などの総合モール型)」が27.3%、「動画配信サービス」が17.6%で続く。
スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3,219人を対象に、WEBサイトが表示されるのに時間がかかったときの我慢できる時間を聞いたところ、我慢できる時間で最も多かった回答は「4秒~5秒程度」で27.3%という結果に。
10秒以下(「1秒以内程度」~「6秒~10秒程度」の合算割合)と回答した人は71.3%となった。
次に、スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いことでストレスを感じると回答した3,003人を対象に、ストレスを感じ始める時間についても質問。最も多かった回答は「6秒~10秒程度」で27.4%。10秒以下と回答した人の割合は52.6%であった。
スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3,219人を対象に、スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いと感じた際に離脱した経験を聞いたところ、「離脱した経験がある」が39.5%、「離脱した経験はない」が60.5%。
スマートフォンのWEBサイトの読み込みが遅いと感じたことがあると回答した3,219人を対象に、WEBサイトの読み込みが遅いと感じるシチュエーションを聞いたところ(複数回答可)、「欲しい情報を探しているとき」が46.4%と最多。
次いで「スキマ時間など、時間が限られているとき」が34.5%、「商品やサービスを比較、検討しているとき」が26.5%となった。
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WEBサイト離脱経験者がよく離脱するWEBサイトのジャンル上位は「ニュース、メディアサイト」「EC」「ブログ、まとめサイト」
予備調査から抽出したWEBサイト離脱経験者512人を対象に、途中で離脱することの多いWEBサイトのジャンルを聞いたところ(複数回答可)、「ニュース、メディアサイト」が32.0%と最も多くなっている。
次いで「ECサイト(Amazonや楽天などの総合モール型)」が23.6%、「ブログ、まとめサイト」が19.1%となった。
WEBサイト離脱経験者512人を対象に、WEBサイトから途中で離脱する理由を聞いたところ(複数回答可)、「ページの表示が遅かったから」が54.9%と最も多く、次いで「通信環境が悪くて表示されなかったから」が40.8%、「広告やポップアップが多くて煩わしかったから」が35.4%となった。
調査概要
「消費者のWEBサイトの表示に関する調査」
調査期間:2025年5月14日~5月16日
有効回答:<予備調査>10,000人 ※人口構成比に合わせて回収<本調査>512人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~69歳の男女<本調査>WEBサイト離脱経験者
設問数 :<予備調査>11問<本調査>3問
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
関連情報
https://mmdlabo.jp/
構成/Ara