
京セラは、宝飾応用商品事業部の新ブランドとして「Labofllie(ラボフリー)」を立ち上げ、ラボグロウンダイヤモンドジュエリーの販売を「Kyocera Jewelry Online Store」にて開始した。
自然のダイヤモンドとほぼ同一の輝きを宿したラボ生まれのダイヤモンド
ラボグロウンダイヤモンドは、研究所(ラボ)で育てられた(グロウン)新しい形のダイヤモンドだ。
人工的に作られた宝石ではあるが、自然が生み出すダイヤモンドと物理的、化学的、光学的に同一であり、また、自然界でも希少な結晶構造を持つことから透明な輝きを提供することができる。
新ブランド「Labofllie」では、高品質なラボグロウンダイヤモンドで世界的に実績のあるスターブルー社などの石を使用し、最高の輝きを提供する。
ブランド名「Labofllie」は、ラボ(LABO)で生まれたダイヤモンドが蝶(BUTTERFLY)のように自由に羽ばたき、手に取った人の元でその輝きを放つようにと名付けた。
Solrelier(ソルリエ)、Polaire(ポレール)2つのシリーズを用意し、それぞれリング、ネックレス、ピアスなどを展開する。価格帯は220,000円から532,000円。
京セラは50年前に、人工エメラルドの製造に成功し「クレサンベール」ブランドを立ち上げ、現在では12種のラボグロウンのカラーストーンを国内のみならず海外でも展開している。
一般的に人工で作られた宝石は、その美しさや価値がなかなか認められてこなかったが、近年、エシカル消費という観点から、ラボグロウン宝石が注目されるようになった。
天然宝石を採掘する際のCO2排出による環境汚染や児童労働が指摘される中で、社会的な課題に対する意識が多くの人の消費行動を変え、持続可能な手法で製造されるラボグロウン宝石の価値も広く認識されるようになったのだ。
世界的に広がるエシカル消費に応えるべく、当社が長年宝飾事業で培った選択眼により、最高の輝きのラボグロウンダイヤモンドジュエリーを提供できると考え、今回の新ブランド誕生に至った。
※ 「クレサンベール」は京セラ株式会社の登録商標。
関連情報
https://www.kyocera-jewelry.com/pages/about-labofllie
構成/Ara