楽天キャッシュをあまり利用しないならポイント払いにする手も
ポイ活はよくわからない、楽天市場はよく使うけれどクレジットカードや楽天キャッシュと連携するのがそもそも面倒だというなら、変更点のない「ポイント払い」を選んでしまうのもよいかと思います。この「ポイント払い」だと1%のポイントがつきます。今回、7月からの変更点は“楽天ペイのチャージ払いの1.5%還元において”なので、それ以外の「ポイント払い」や「楽天銀行口座払い」、「楽天カード払い」での還元率は1%のままで変更はありません。
今回、1.5%還元率を維持するため、「楽天ポイントカードを提示してお買物をしなくてはいけない」と思い、そのせいでしたくないお買物が増えてしまっては本末転倒です。ややこしいと感じてしまった人は自分のやりやすいポイ活をするのがよいでしょう。
(上級者向け裏ワザ)楽天カードからチャージしない方がお得?ポイ活の達人が選ぶ方法
ポイ活の達人から伝えたいのは、ちょっとした裏ワザで「楽天キャッシュの1.5%の基本還元率が1.75%以上になる」ことです。余談ですが、こういった方法もあることを紹介しておきます。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージすることで200円につき1ポイントがもらえ、これで0.5%還元になりますが、この部分の還元率をさらに上げる方法があることをご存じでしょうか。それは楽天キャッシュにチャージする際に「楽天カードからではなくてリクルートカード(還元率0.75%)」を選ぶ方法です。少し手間と思われるかもしれませんが、(1)リクルートカードから楽天Edyにチャージして、(2)楽天Edyを楽天キャッシュに交換するワザです。
クレジットカードから楽天Edyにチャージするには
あらかじめ楽天会員情報にリクルートカードを設定しておく
楽天Edyアプリで「チャージ」をタップ
パスワード入力、認証方法を選択
リクルートカードを選び、金額を入力してチャージする
楽天Edyで楽天キャッシュにチャージするには
楽天Edyアプリの右上にある「楽天キャッシュ」をタップ
「おさいふケータイ」を選ぶ
チャージ金額を入力してチャージする
https://recruit-card.jp/info/20180316/
ただし、先に注意点を教えると、リクルートカードはMastercard(マスターカード)かVisa(ビザ)ブランドである必要があります。ポイント加算は毎月上限3万円まで。この場合、“すべての電子マネーの合計金額が3万円”なので、Mastercardですでにnanaco(ナナコ)に1万円チャージしていたら、残りの2万円分が加算対象です。
リクルートカードの場合
3万円を楽天Edyにチャージして、それを楽天キャッシュにすると0.75%還元……月225ポイント(リクルートポイントで受取)
楽天カードの場合
3万円を楽天キャッシュにチャージすると0.5%還元……月150ポイント(楽天ポイントで受取)
毎月コンスタントに行うとすると年間では900ポイントの差が生じます。そして、ポイ活の達人はさらに差を広げます。リクルートポイントはdポイントにも交換できるのですが、以前、3月に増量キャンペーンが行われており、交換により10%~20%増えました。誰でも10%増量になったため、それを考えると、年間もらえるリクルートポイント2,700ポイントを増量タイミングでdポイントにすると2,970ポイントとなるわけです。楽天ポイントでは受け取れるのは1,800ポイントで、1ポイント1円で計算すると1,170円の差が開くわけです。
ポイ活の達人は、このことから楽天カードからのチャージより、クレジットカードの枚数が増えようとも毎月3万円まではリクルートカードからのチャージをするようにしています。
文/谷口久美子
【ポイ活の極意】〝必ずもらえる〟ポイントキャンペーンはタイパよし!一気に大量ポイントを狙うチャンス
ポイ活をしている人は、していない人からすると「地道にこつこつ1円ずつを貯めている」「外れたら0ポイントになるかもしれない」といった印象を持たれるかもしれないです...