
47都道府県中下から2番目の限られた面積の中に、高層ビルが立ち並ぶ繁華街や昔ながらの下町、閑静な住宅街、自然豊かなベッドタウンなど、多種多様な街を擁する東京都。同エリアにおいて、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<東京都版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<東京都版>」として発表した。
本調査は、2021年~2025年(一部の回答のみ2020年・2019年を追加)の期間、東京都に居住する20歳以上の男女合計98,489名を対象に集計したものだ。
住みここち(駅)ランキング、1位は「六本木一丁目」
東京都の住みここち(駅)ランキングにおいて、1位は港区に位置する六本木一丁目(東京メトロ南北線)で、昨年4位から順位を上げてトップに輝いた。2位は渋谷区に位置する代官山(東急東横線)で、昨年17位から大きく順位を上げた。3位は、築地・新富町A【(東京メトロ日比谷線)(築地・東銀座・築地市場・新富町の近隣4駅を統合)】となった。
トップ10内では、9位に有明A【(新交通ゆりかもめ)(有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森の近隣4駅を統合)】(昨年15位)、10位に港区に位置する白金高輪(東京メトロ南北線)(昨年14位)が、昨年から順位を上げてランクインしている。
住みここち(自治体)ランキング、トップは7年連続で「中央区」
住みここち(自治体)ランキングにおいて、トップ2は7年連続で、1位は中央区、2位は文京区となった。3位は武蔵野市で、昨年4位から一つ順位を上げてトップ3入りしている。トップ20内では、18位に墨田区(昨年22位)が昨年から順位を上げてランクインしている。
住みたい街(駅)ランキング、トップは7年連続で「吉祥寺」
住みたい街(駅)ランキングにおいて、1位は、7年連続で武蔵野市に位置する吉祥寺(JR中央線)となった。2位は、立川・立川北・立川南の近隣3駅を統合した立川A(昨年4位)、3位は中野区に位置する中野(JR中央線)(昨年6位)で、それぞれ順位を上げてトップ3入りしている。
住みたい街(自治体)ランキング、トップは「港区」
住みたい街(自治体)ランキングにおいて、1位は港区、2位は世田谷区、3位は3年連続で渋谷区となった。5位は文京区で、昨年8位から順位を上げてトップ5入りしている。「住みたい街(自治体)」は、東京都在住者が全国の自治体を対象に住みたい街を選んでいるが、4位の武蔵野市を含め、トップ5は全て東京都の自治体となっている。
このほか、街の住みここち(駅)ランキングのTOP20&因子別TOP5、街の住みここち(自治体)ランキングのTOP20&因子別TOP5は以下の通りとなる。
街の住みここち(駅)ランキングTOP20
街の住みここち(駅)ランキング因子別TOP5
街の住みここち(自治体)ランキングTOP20
街の住みここち(自治体)ランキング因子別TOP5
構成/こじへい