
価格高騰が続く昨今でも、日常的にお米を食べているという人は多いに違いない。では、お米を使用した最もポピュラーな食べ物の一つである「おにぎり」は、どれくらいの頻度で食べられているのだろうか?
クロス・マーケティングはこのほど、全国20歳~69歳の男女1100名を対象に「おにぎりに関する調査(2025年)」を実施し、その結果を発表した。
おにぎりの作り方は、「食品用ラップを使ってにぎる」が44.4%で最多に
おにぎりを食べる頻度について調べたところ、「週に1回以上」と答えた人の割合は、全体で38.5%となった。週に1回以上おにぎりを食べる人の割合を年代別にみると、20代では45.5%、40代では47.7%と4割半ばとなった一方、60代では29.7%と少なめだった。
好きなおにぎりの具材について調べたところ、1位は「鮭」(40.2%)となり、以下、2位「ツナマヨネーズ」(32.4%)、3位「辛子明太子」(21.9%)、4位「梅干し」(20.9%)、5位「昆布」(17.7%)、6位「たらこ」(17.4%)と続いた。
年代別にみると、60代では「鮭」、40代では「ツナマヨネーズ」がTOP。「塩むすび」は20代で13.4%と他年代より高くなっていた。
おにぎりをおいしいと感じるポイントでは、「好きな具材」が44.8%で最多となり、以下、「ご飯のおいしさ」(40.0%)、「塩加減」(30.6%)、「全体のバランス」(29.5%)、「海苔の風味や食感」(24.1%)と続いた。
おにぎりをよく購入する場所では、「コンビニエンスストア」が58.6%で最多となり、以下、「スーパー」(29.6%)、「おにぎり専門店」(21.1%)と続いた。
おにぎりと一緒に買うことが多いものについて調べたところ、「お茶系飲料」と回答した人が49.9%と約半数に達し、ダントツの最多となった。以下、「おかず」(15.8%)、「ミネラルウォーター」(11.6%)と続いた。
年代別で見ると、男性20代は「ミネラルウォーター」「炭酸飲料」、男性50代は「お茶系飲料」といった飲料、女性30~50代は「おかず」、女性60代は「サラダ」と一緒に購入していることが多いことがわかった。
おにぎりの作り方について調べたところ、「食品用ラップを使ってにぎる」が44.4%で最多に、次いで「素手で直接にぎる」が21.0%となった。
<調査概要>
調査手法 :インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20~69歳の男女
調査期間 :2025年5月23日(金)~25日(日)
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
出典元:株式会社クロス・マーケティング
構成/こじへい