さりげなく気持ちを伝えたい時に便利！LINEのリアクション機能にLINE絵文字24万種類以上追加

コミュニケーションに欠かせない『LINE』。微妙な感情をスタンプや絵文字で表現でき、メッセージや画像に対しても、感情が伝わる絵文字で反応できる。この「リアクション機能」は2021年8月から開始され、今では1日当たり約2500万回も利用されるほど人気。

そんな本機能に、2025年5月29日より新機能が登場。日本はもちろん台湾、タイ、インドネシアなど、『LINE』が利用されている世界230か国以上で全世界同時リリースされた。

メッセージや画像に反応できる「リアクション機能」

これまでのリアクション機能には、デフォルトの6種類の表情（NICE、AMAZING、LOVE、FUN、SAD、OMG）が提供されていた。相手のメッセージに改めて返事をするほどではないが、「読んだよ」「わかった」など、さりげなく気持ちを伝えたい時に便利に使える。

6種類の表情の中では「いいね（NICE）」の利用が半分を占める。

だが、「気持ちにぴったりくる表情がない」「6種類だけだと物足りない」「自分でリアクションを作りたい」など、もっといろいろな表情が使いたいという要望があったと、LINEヤフーの材木駿平氏。そこで今回、新機能が追加されたというワケだ。

「LINEヤフー メディア体験会」に登壇した、LINEヤフー エンターテインメントカンパニー トーク事業統括本部 リアクション機能 プロジェクトマネージャーの材木駿平氏。

その新機能とは、リアクションにすべての「LINE絵文字」が利用できるというもの。クリエイター絵文字やIPの公式絵文字など、「LINE絵文字」の数は24万種類以上もあると言う。それらを使って反応できるので、豊かな感情表現ができ、自分が好きな絵文字も使える。ラインナップは今後も拡大される予定とのこと。

個性豊かな絵文字でリアクションできる。

覚えておきたい「リアクション機能」の操作方法

まずリアクション機能の操作方法を説明しておこう。反応したいメッセージや画像をロングタップする。表示されたメニュー下の表情をタップすると、メッセージの下に絵文字が表示される。

デフォルト以外の絵文字を選択する場合は、表情の右端にあるスマイルマークをタップする。ダウンロードしている絵文字が一覧で表示されるので、そこから好みの絵文字を選択すればOKだ。

リアクション機能の操作方法。

利用した絵文字はデフォルトで表示される部分に並び、一覧表示の履歴（時計アイコン）でも確認できる。メッセージ下の絵文字をタップすると、誰がどんなリアクションをしたかがわかる。その中で気に入った絵文字があれば、タップすることでスタンプショップに移動して購入することも可能だ。

みんながリアクションした絵文字が確認できる。

絵文字のタップでスタンプショップに移動できる。

また、今回のアップデートでリアクションの絵文字が重ならないように変更された。これまでは反応が多かった場合に絵文字が重なっていたが、よりちゃんと絵文字が見えるようになった。

毎週火曜日は無料の絵文字をチェック！

定期的に新しい絵文字が追加されるのも楽しみ。「LINE公式アカウント」を友だち追加することで、「LINEスポンサード絵文字」を無料でダウンロードできる。毎週火曜日に更新されるので、マメにチェックすることで絵文字のバリエーションが増やせる。

「LINEスポンサード絵文字」はスタンプショップの無料の絵文字でチェック。

また、有料のサブスクの「LINEスタンプ プレミアム」では、1500万種類以上のスタンプが使い放題。デラックスコースなら対象の絵文字や着せかえも使い放題になるので、リアクションがさらに楽しく、便利になる。

「LINEスタンプ プレミアム」は初月無料で利用できる。

リアクションの新機能は始まったばかり。みんながこの機能のことを知って利用し始める前に、早速、利用してみよう。

取材・文／綿谷禎子