
今年の暦の上での入梅は6月11日。すでに沖縄~九州南部では梅雨入りが発表され、いよいよ全国的に本格的な梅雨シーズンが到来する。一方で、梅雨の時期には体調不良を感じる人も少なくない。
そこでAKS Therapy Studioはこのほど、20歳以上70歳未満の男女全国1,000名を対象に「梅雨どきの体の不調(梅雨だる)」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
約6割の女性が梅雨どきに「体の不調」を実感
「梅雨どき、体に不調を感じることはあるか?」という質問に対して、「とても感じる」(男性:9.6%、女性:11.6%)、「感じる」(男性:11.6%、女性:18.2%)、「やや感じる」(男性:22.4%、女性:28.0%)となった。
一方で、「あまり感じない」(男性:23.2%、女性:21.6%)、「感じない」(男性:11.8%、女性:7.8%)、「まったく感じない」(男性:21.4%、女性:12.8%)となっている。この結果から、梅雨になると体に何らかの不調を感じる人は男性で43.6%、女性で57.8%となり、特に女性で高い傾向にあることが明らかになった。
具体的な症状、「頭痛」「倦怠感」が男女ともに4割以上、男女で傾向に違いも
不調を感じると回答した人に「具体的な症状」について尋ねたところ、最も多かったのは「頭痛」(男性:42.2%、女性:58.8%)となった。以下「倦怠感(だるさ)」(男性:40.4%、女性:44.6%)、「眠気や不眠」(男性:27.5%、女性:33.2%)と続き、自律神経の乱れに関連する症状が目立った。また、「首こり」「むくみ」「冷え」などは女性に多く見られる傾向があり、性別によっても症状の出方に違いが見られた。
不調時の対策、「特に何もしない」人が約3割
「不調を感じた際の対処法」について尋ねたところ、最も多かったのは「特に何もしない」(男性27.5%、女性27.7%)で、次に多かった「ストレッチやマッサージ、ツボ押しを行う」(男性:25.7%、女性:25.6%)も男女ともにほぼ同じ割合となった。
その他、「温める」「漢方薬や薬、サプリメントなどを飲む」「湿布を貼る」「自分または家族に揉んでもらう」「食事に気をつける」など、セルフケアに取り組む人も一定数存在した。一方で、「正直、何をしたら良いかわからない」(男性:14.2%、女性:15.2%)と悩む人も一定数いることがわかった。
<調査概要>
調査期間:2025年5月7日
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳以上70歳未満の男女全国
サンプル数:1,000名(5歳刻みに男女各50名)
調査機関:Freeasy
出典元:腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】 調べ
構成/こじへい