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弁護士による法律相談とAIによる法律相談、利用したいのはどっち?

2025.05.30

ここ数年で目覚ましい進化を遂げているAI。今後はAIを活用した相談ロボットが様々な分野で普及することが考えられる。

こうした中、弁護士が担ってきた法律相談についてAIが取って代わる可能性はあるのだろうか?

弁護士ドットコムの研究機関「プロフェッショナルテック総研」はこのほど、弁護士ドットコムの一般会員571名を対象に「AIと法律相談についての意識調査」を行い、その結果を発表した。

生成AIサービスの利用経験者、6割超

生成AIサービスの利用経験について尋ねたところ、「たまに使う」が33.3%で、「日常的に使っている」(19.8%)、「一度だけ使ったことがある」(7.5%)となり、合計で6割超が利用経験があることがわかった。また、使ったことのある生成AIサービスは、ChatGPTが91.6%で圧倒的な高さとなった。

法律相談の利用意向は、弁護士による法律相談がAI法律相談を圧倒

弁護士による法律相談と、AIによる法律相談の利用意向について、費用面などの前提条件を置かずに尋ねたところ、弁護士が62.3%で、AIの11.0%を圧倒した。自由回答では、AIの信頼性の低さや、感情面での対応力の低さなどの指摘がある一方で、最初の窓口や、人間的な対応を求めない人などからの肯定的な声があった。

「打ち明けやすさ」「迅速なやりとり」などでAIに期待する声

AIと弁護士への相談について、12項目にわけて期待度を尋ねたところ、「打ち明けやすさ」「アクセスのしやすさ」「コスト低減」「迅速なやりとり」については、AIが弁護士を圧倒した。不貞などの男女トラブルや、犯罪の加害行為など、人に言いにくい種類の相談が弁護士への相談では多いことが影響していると推測される。一方で、「関係各所との交渉力」「訴訟手続きへの手助け」など、複雑な調整が必要な項目については、弁護士への期待度が高くなった。

AIへの「打ち明けやすさ」への期待、AI活用層はより高く

AI・弁護士への打ち明けやすさの期待度について、AIの利用状況ごとに集計したところ、打ち明けやすさにおいて、AIを日常的に使っている層は、AIへの期待度が72.6%にのぼり、秘密を打ち明けることに抵抗感がない状況が見えてきた。

<調査概要>
調査機関:プロフェッショナルテック総研(弁護士ドットコム株式会社内)
調査方法:弁護士ドットコムの一般会員にウェブアンケートを実施
調査対象:弁護士ドットコムの一般会員で回答が得られた571名
調査期間:2024年11月27日~12月3日

出典元:弁護士ドットコム株式会社

構成/こじへい

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