DIME MAGAZINE
あっという間に終わった今年のゴールデンウィーク。最大11連休に及ぶこの休暇期間を利用してお出掛けをした人は多いだろうが、特にGW中に人気だった「目的地」はいったいどこだろうか？
LINEヤフーはこのほど、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」の検索データをもとに、2025年のゴールデンウィークに検索された目的地のランキングを発表した。
「Yahoo!乗換案内」では、目的地を駅名ではなく「施設」に設定できる「ドアtoドア検索」（※1）を提供しており、その機能をもとに、今年のGW期間中にどのような目的地が検索されたかを示す「目的地ランキング エリア別TOP10（※2）」と、昨年と比較して検索増加率の高い「都道府県の検索増加数ランキング（※2）」を公開した。
GWによく検索された「目的地ランキング エリア別TOP10」
関西エリアでは、4月13日（日）から開幕した「2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）」が1位となった。また、万博会場の地名である「夢洲」も3位になるなど、万博への関心の高さがうかがえる。
4位には、昨年はランク外だった南紀白浜の「アドベンチャーワールド」がランクインした。ジャイアントパンダ全4頭の中国への帰国が決定しただけでなく、4月30日（水）にエランドの赤ちゃんが誕生したことも人気をけん引した。
関東エリアの1位は、5月3日（土・祝）～5月6日（火・祝）の4日間で、総勢97組のアーティストが出演したロックフェス「VIVA LA ROCK 2025」が開催された「さいたまスーパーアリーナ」となった。
昨年に続き、北海道・東北エリアはスポーツ施設が上位を占めた。3位にランクインしたのは、2位の「エスコンフィールドHOKKAIDO」がある「北海道ボールパークFビレッジ」だった。「北海道ボールパークFビレッジ」は、宿泊施設や商業施設のほか、アスレチックコースなど、家族で楽しめる施設だ。
また、昨年までランク外だった「弘前城」（5位）「五稜郭タワー」（10位）といった桜の名所もランクインした。GWには桜の見頃が重なり、開花期間も長かったことから多くの人出があったようだ。
昨年と比較して検索増加率の高い「都道府県の検索増加数ランキング」も発表
「Yahoo!乗換案内」の到着地に駅や施設を指定した検索の伸び率を、都道府県ごとに昨年と今年のGW（※2）で比較した。昨年と比べて、検索の増加率が伸長した都道府県の1位は「秋田県」、2位「和歌山県」、3位「岐阜県」という結果になった。
昨年と比較して期間中の検索数が最も増加した「秋田県」は、「玉川温泉」「CNAアリーナ☆あきた（市立体育館）」「ソユースタジアム」などの観光地やスポーツ施設などの施設の検索が幅広く増加した。
2位は、「アドベンチャーワールド」のある「和歌山県」となった。「アドベンチャーワールド」は、昨年と比較して検索が約10倍増えた。
3位は、織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城がある「岐阜県」がランクインした。織田信長の楽市楽座をイメージした、グルメやショッピングを楽しめる新名所「岐阜城楽市」が2025年4月26日（土）にオープンしたことや、岐阜城天守閣や資料館の改修工事の実施が決定したことが理由として挙げられる。
※1：「ドアtoドア検索」
※2：2025年4月26日（土）～2025年5月6日（火・祝）と2024年4月27日（土）～2024年5月6日（月）を比較
出典元：LINEヤフー株式会社
構成／こじへい
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