
仕事に真剣に向き合うほどに疲れは蓄積していくもの。その疲労感に何らかの対処をしているビジネスパーソンは、どれくらいいるのだろうか?
大正製薬はこのほど、20代から60代の男女有職者1200人(男性500人・女性700人)を対象に「日々の疲労の対処」に関する実態調査を行い、その結果を発表した。
調査の結果、「疲れを感じることがあるが、特に対処をしていない」という“疲労スルー”の状態が、男性よりも女性のほうが、その中でも40代女性が高い傾向にあることが確認できた。詳細は以下の通り。
働く女性の、8割以上(84.7%)が“疲労スルー”状態
20歳~69歳の男女有職者(パートアルバイト含む)1200人に疲労の対処について聞いたところ、「疲れを感じることがあるが、特に対処をしていない」と回答した女性が84.7%にものぼった(「あてはまる」、「ややあてはまる」と答えた人の合計)。男性76.4%(「あてはまる」、「ややあてはまる」と答えた人の合計)と比べても8ポイント以上高く、女性のほうが日々の疲労をそのままにしてしまう“疲労スルー”の割合が高いことが明らかとなった。
40代働く女性の“疲労スルー”状態が女性年代別で最も高い結果に(88.0%)
「疲れを感じることがあるが、特に対処をしていない」という質問に対して、働く女性の中で年代別に結果を見ると、20代女性83.0%、30代女性85.0%、40代女性88.0%、50代女性85.0%、60代女性76.0%と(いずれも「あてはまる」、「ややあてはまる」と答えた人の合計)、40代が最も“疲労スルー”状態の人が多いことが見て取れる。
働く女性の約6割(61.9%)が「疲れをガマンすることに慣れてしまっている」
働く女性に対しての質問で「疲れをガマンすることに慣れてしまっている」にあてはまると回答する人が61.9%と、半数以上の人があてはまると回答(いずれも「あてはまる」、「ややあてはまる」と答えた人の合計)。疲れをガマンし続けた挙句、慣れてしまったことにより、無意識に疲労をそのままにしてしまう“疲労スルー”の状態が恒常化してしまっていると推察できる。
<調査概要>
調査主体:大正製薬株式会社/調査対象者:20歳~69歳の全国の男女有職者(パートアルバイト含む)/サンプルサイズ:20-60代男性500名、20-60代女性700名 ※40代女性のみ300名 その他セルは100名/調査年月:2025年4月11日/調査手法:インターネット調査/実査委託先:楽天インサイト株式会社
出典元:大正製薬株式会社
構成/こじへい