
近年、車離れが叫ばれているものの、ないと不便に感じることも多い普通自動車免許。その取得における絶好機が、社会人と比べて自由に使える時間が多い学生の時になるわけだが、学生時代に免許を取らなかったことを後悔している人はどれくらいいるのだろうか?
合宿免許比較サイト「合宿免許マイスター」を運営するサクラスはこのほど、学生のときに免許を取らなかった1,001名を対象に、「免許を取らなかった人の“後悔”」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
学生のときに取らなかった理由、第1位は「費用が高かったから」
「学生のときに免許を取らなかった理由」について尋ねたところ、「費用が高かったから(38.8%)」と回答した人が最も多く、以下「時間がなかったから(34.9%)」「必要性を感じなかったから(27.8%)」と続いた。
「社会人になってから免許がなくて後悔したことはあるか」と尋ねたところ、「とてもある(20.2%)」と「ややある(23.6%)」を合わせて43.8%と4割超が後悔したことがあるとわかった。
半数以上が「社会人になってから免許を取得」!しかしながら行動に移せていない人もいることが判明
「社会人になってから免許を取ろうと思ったことはあるか」と尋ねたところ、「思ったことがあり、免許を取った(56.6%)」が最多となり、次いで「思ったことはない(24.2%)」となった。
社会人になってからの免許取得について「思ったことがあるが、行動には移していない」「思ったことはない」と回答した人を対象に「免許を取ろうと行動していない理由」を尋ねたところ、「必要ないと思うから(49.7%)」が半数近くを占め、以下「モチベーションが続かないから(17.4%)」「忙しくて教習所に通う時間がないから(14.8%)」と続いた。
この結果から、「後悔や必要性は感じるが、それでも優先度が低い」といった様子がうかがえる。
約4割が学生のときに免許をとっておけばよかったと思っていると判明
「学生のときに免許を取っておけばよかったと思うか」と尋ねたところ、「とてもそう思う(17.1%)」と「ややそう思う(22.3%)」を合わせて39.4%と約4割が「そう思う」と考えていることがわかった。
「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人を対象に、「学生のときに免許を取っておけばよかったと思う理由」について尋ねたところ、「学生のほうがまとまった時間を確保しやすいから(55.3%)」が最も多く、以下「就職活動や仕事で免許が必要になったから(30.5%)」「社会人になると定期的に教習所に通うのが難しくなるから(25.1%)」と続いた。
時間的な自由度の高さや、就職活動や仕事での免許の必要性などが、学生時代の取得を推す大きな理由となっているようだ。
<調査概要>
【調査期間】2025年4月11日(金)~2025年4月12日(土)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,001人
【調査対象】調査回答時に学生のときに免許を取らなかったと回答したモニター
【調査元】株式会社サクラス
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
出典元:合宿免許マイスター
構成/こじへい