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職人が3か月かけて制作した本土鍋を搭載!タイガー魔法瓶が炊飯器の最上位モデル「土鍋ご泡火炊きJRX-S100/S060」を発売

2025.05.25

タイガー魔法瓶は同社が展開する土鍋炊飯器シリーズの最上位モデルとして、「土鍋ご泡火(ほうび)炊きJRX-S100/S060」を、2025年6月21日より発売を開始する。

JRX-S100は5.5合炊き(1L)、S060が3.5合炊き(0.63L)で価格はオープン価格。同社直販価格はJRX-S100が15万9500円、RX-S060は15万4000円。本体カラーはストーンブラック、ミストホワイト。

伝統の職人技が生む本土鍋を搭載した最上位モデル

本土鍋の内なべは、土鍋で有名な三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を使用。業界で初めて内なべに本物の土鍋を採用した「土鍋炊飯器」を2006年に発売して以来、伝統工芸「萬古焼」の技術を受け継ぐ職人たちとともに、最新のテクノロジーを融合させてきた。

繊細な職人の手作業と数ミリ単位での精密な測定で、土鍋の可能性を追求し続けている。

そんな土鍋には厳選された専用の土を使い、約1250度の高温で焼き上げてから、温度の違う「三度焼き」を経て、約3か月の工程を経て完成する。

乾燥させてから焼成を三度繰り返すことによって頑丈に焼き締められ、厚みや大きさなどの寸法精度を高めるとともに、一般の土鍋と比較して約2倍(※1)の強度を備えた土鍋になるという。
※1  土鍋素地曲げ強度比較(同社調べ)本土鍋(JRX-S100)70~80MPa、一般ガス火対応の萬古焼土鍋20~40MPa

さらに、土鍋底面の発熱体にはシラス台地から採掘された火山灰を原料とした「シラスバルーン」を特殊なミキシング技術で練り込み、タイガー史上最高温度の火力を生み出す「300℃ WレイヤーIH(※2)」の効果を最大化。
※2  JRX-S100において「白米・標準」メニュー4合、炊きわけ「しゃっきり」、火かげん「強」炊飯時。内なべ外側底面の温度(同社調べ)。

また、土鍋の特徴である遠赤効果を高めるために鉄・コバルトを含む釉薬も特別に開発された。同社では「これにより実現した大火力によって、ごはんの甘みと粒立ちを、遠赤効果によってふっくらとごはんを炊きあげます」とコメントしている。

■「泡」土鍋にしかできない細やかでやさしい泡立ちで、お米の表面を傷つけにくく、ごはんの粒立ちが際立つ

激しい対流の中ではお米の表面が傷ついて、ベタついた食感になったり、傷ついたお米の表面からデンプンが流れ出て、ごはんの旨みが低減される原因になてしまう。

一方で、土鍋は表面から生み出される、土鍋ならではの細かくやさしい泡立ちでごはんを炊きあげる。

土鍋の泡でお米を包み込んで炊きあげることで、お米の表面を傷つけにくく、ごはんのハリとつやを保ち、粒立ちが一層に際立つ。これにより、ごはんの旨みやふくよかな風味、食感を損なうことなく、一流料亭のようにつややかで粒立ちの良い理想のごはんを炊きあげることができるのだ。

■「火」「300℃ WレイヤーIH※2」の大火力と、新たに職人の“火入れ技術”を搭載

自然由来の土鍋の蓄熱性は高く、金属鍋より格段に高い温度でお米に熱を加えることが可能だ。タイガー最上位モデル炊飯器JRX型では、土鍋の蓄熱性と新搭載「300℃ WレイヤーIH(※2)」構造を用いることで、同社史上最高温度である約300度(※3)まで炊飯時の温度を高めることに成功した。
※3 JRX-S060は約250度。 

「300℃ WレイヤーIH(※2)」は、底面に2層IHコイル構造を採用。なべ底部分を包み込む発熱コイルの1層目は、釜全体に熱をシームレスに伝える。

また、2層構造にすることで、大火力および、土鍋を直火で炊くような炎の温度差を再現。ゆっくり熱が伝わる土鍋の特性を利用して、上下の温度差を活かした激しくもやさしい熱対流で、ごはんの甘みを最大限に引き出して一気に炊きあげていく。

さらに、土鍋だからこそできる、金属鍋と比べて約4倍(※4)の遠赤効果でお米を芯までじっくり加熱して旨みを引き出す。
※4  JRX-S100と同社従来品JKT-P100(2022年製)の内なべの比較。なべ底内側の温度 本土鍋230度、金属鍋110度(実際の炊飯時の温度を想定)の場合のピーク時の遠赤放射エネルギー量の比較。JRX-S100 397.6Wm-2 μm-1 JKT-P100 97.7Wm-2 μm-1(同社調べ) 

<匠火センサー~(New)>

熱が伝わりにくい土鍋は、通常の金属釜よりも温度センシングが難しいことが課題の一つだった。

そこで新・最上位モデル「土鍋ご泡火炊きJRX-S100/S060」では、「匠火センサー」を新たに搭載。強度は保ちながらも従来モデルよりもセンサーを薄型化することにより、土鍋底面との設置距離を短くし、約1.8倍(※5)も精度を高めた温度コントロールを実現した。

こうして職人が感覚を澄ませて五感でごはんを炊きあげるように、お米の量と水の温度を細かく感知し、理想の火かげんを的確に判断。気温や湿度などが異なる条件下でも、安定して料亭のような土鍋ごはんをおいしく炊きあげる。
※5  JRX-S100と同社従来品JRX-G100(2024年製)の沸とうにかかる時間のばらつきの比較。(最大値‐最小値)JRX-S100 4010ms JRX-G100 7410 ms

最高においしい炊き方を目指して進化する 炊きわけ機能

■(1)70種類の銘柄巧み炊きわけ

国内外から5,700を超えるお米が集まる国内外最大のお米のコンクール(※)で用いられる計測データを「米・食味鑑定士協会」協力のもと活用。

水分率、たんぱく質やアミロースの量など、各銘柄の持つ特長を科学的に細かく分析して、それぞれのお米に合った炊き方でおいしく炊きあげる。お米の生産者の想いもごはんの味に込めたタイガーならではの炊きわけ機能と言える。
※米・食味分析鑑定コンクール:国際大会

■(2)産地炊き&新米誉れ炊き

同じコシヒカリでも、育つ土地・水・気候でデータは大きく異なっている。そこで東北から九州・沖縄まで6地域2ブランドのコシヒカリを炊きわける「産地炊き」を搭載。産地ごとに、タイガーが理想とするごはんの甘み、旨み、粒立ちを最大限に引き出していく。

また、お米は季節によって特徴が大きく異なり、本来は違う炊飯プログラムが理想だ。この点に対しても、銘柄にあわせた新米のための炊飯プログラム「新米誉れ炊き」を装備することでアプローチしている。

■(3)極・低温吸水メニュー(New)

ごはんを手間をかけてでもおいしく食べたいという方に向けたこだわりメニュー。通常通りに洗米を行ない、水目盛りに合わせて水加減を行なった後に、米と水を一緒に保存容器に移し替え、そのまま6時間ほど冷蔵庫で保管する。

お米は急激に吸水させると表面が荒れ、甘みと食感が損なわれてしまうため、低温でじっくりと吸水させることが理想だ。

「極・低温吸水メニュー」では、吸水工程を省き、低温から一気に高火力で炊きあげることでベタつきを抑えつつ、昇温温度を巧みにコントロールすることで焦がさずにていねいに炊き上げる。より深い甘みと食感を追求するプロ推薦の炊き方を実現する新機能だ。

<低温(約5度)で16時間浸水してから炊飯器で浸水を省いて炊飯を行なった場合と、一般的な白米メニュー搭載プログラム(約40℃で20分間浸水後に炊きあげ)と比較すると、炊きあがり後のごはんの甘みが約26%※アップ>
※ 異なる水温と吸水時間で、ごはん1gあたりの還元糖量を比較。低温(約5℃)16時間0.95mg。一般的な炊飯プログラム(約40℃)20分間0.75mg(同社測定法)

◎「よし澤」亭主 吉澤定久氏からのコメント

私たち料亭では、お米の吸水時間を長くとるために、土鍋ごはんの吸水から仕込みを始めます。吸水時間を長くとることで、お米の芯まで水分が入り、非常にふっくらとした炊きあがりになるからです。

特に、今回の「低温吸水」メニューのように冷蔵庫で予め冷やしながら吸水すると、土鍋の火力と吸水したごはんとの間で温度差が生まれ、ハリのあるごはんが炊けるというお米にも良い影響が期待できます。

忙しい状況の中でも吸水だけ先にしておくという、ちょっとした手間を工夫することで、ご家庭でも、さらに一層おいしいごはんを召し上がっていただけることと思います。

吉澤 定久氏/京都と東京で修業を積んだ後に独立。2010年に「ぎんざ 一二岐」を開店し、ミシュランの星を獲得。2014年11月「銀座 よし澤」を開店。2018年9月「よし澤」を開店。正統派京懐石の流れを基本に、季節を捉え、物語のある構成で料理を展開する。

■(4)おにぎりメニュー(New)

日本の各家庭で古くから根付いてきた「おにぎり」。1980年前後からコンビニおにぎりが台頭して以来、いまでは多くのおにぎり専門店が誕生し、日本のみならず世界各地にONIGIRIとして進出するなど、大きな発展を遂げてきた。

冷めてもおいしい「おにぎり」は、口の中でふっくらとほどける食感と、ごはんのふくよかな甘みを感じられることが秘訣。

土鍋ごはんの特徴である大火力と遠赤効果は、おにぎりに最適な甘み・旨みが得られる。

さらに、おにぎりメニューでは、吸水時間を伸ばしてお米の芯まで水分を吸水させることで、糊化しやすい状態を作り出し、冷めてももっちりとした食感と、甘みを感じられるごはんを炊きあげることが可能だ。

同社の説明によれば、「白米・標準」メニューと比較すると、もっちり感14%アップ(※6)、嚙み応えも4%アップ(※7)したという。

また、素早く昇温して、素早く炊きあげる(JRX-S100では、IH出力を約5%アップ)ことで、お米のベタつきを抑えて、口ほどけの良さを実現。白米メニューよりも高火力で炊きあげることで、おにぎりに重要なお米の甘さをぐっと引き出していく。
※6 「おにぎり」メニューと「白米・標準」メニュー(炊きわけ「標準」・火かげん「中」)との3合炊飯時の付着性(粘り)比較。「おにぎり」メニュー399.34J/㎥「白米・標準」メニュー 351.22J/㎥(同社調べ)
※7 「おにぎり」メニューと「白米・標準」メニュー(炊きわけ「標準」・火かげん「中」)との3合炊飯時の嚙みごたえ比較。「おにぎり」メニュー7698.28J/㎥「白米・標準」メニュー 7426.77J/㎥(同社調べ)

その他の特徴

■「おひつ保温」で、ごはんの香りと弾力を保つ

木製のおひつが“呼吸”するように空気・水分を上手にコントロールして保温をしていることを手本にした「おひつ保温」機能を搭載。

ごはんが炊きあがった後、「ハリつやポンプ」で外気を取り込んで、余分な熱と蒸気を放出。本体の底に搭載している温度センサーによって、呼吸が必要かどうか判断して湿度を細かく制御しながら、においや黄ばみを抑え、炊きたてのおいしさを保っていく。

JRX-S型では、従来機種より庫内に送り込む空気量を増やすことで、保温品質が向上。より料亭のおひつに近い湿度コントロールを実現している。

■お茶碗一膳から極める「一合料亭炊き」

通常の炊飯器で1合を炊飯すると、炊飯空間が大きくなりすぎてお米一粒ひと粒に熱が均等に伝わりにくくなってしまう。

これに対して「一合料亭炊き」では専用の土鍋中ぶたを用いて炊飯空間を小さくすることで、お米に熱を均等に伝え、香り高く、甘みのあるごはんに仕上げてくれる。

お茶碗一膳(0.5合)にも炊込みごはんにも対応し、一流料亭のような炊きたてごはんをおいしく味わえるのだ。
※JRX-S100のみ、中ぶた付属

■使いやすさ・手入れのしやすさにも妥協しない

「大型ホワイトバックライト液晶」は画面も文字も大きなタッチパネルで操作が容易。手入れするパーツ点数は、内なべと内ぶたのみのたったの2点のみ。部品の取り外しも簡単だ。

またストレスフリーな使い心地の「マグネット式着脱内ぶた」は、手を離せば滑らかに本体と装着できる。内ぶたは食器洗い乾燥機にも対応しており、毎日のメンテナンスにもこだわっている。

「土鍋ご泡火炊き JRX-S型」製品仕様

★1  電磁誘導加熱方式(IH)…A:0.54L以上 0.99L未満 B:0.99L以上 1.44L未満 
★2  省エネ法・特定機器「電気ジャー炊飯器」の測定方法による数値です(区分名も同法に基づきます)。
★3  1回当たりの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当たりの保温時消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(出荷時の設定です)。消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。

関連情報
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/jrx-s/

構成/清水眞希

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