話題の対話型AI「Grok」は、Xと連携しリアルタイムな情報収集や文章・コードの生成ができるツールだ。活用する際は、基本的な使い方や注意点を押さえておく必要がある。
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AI技術の進化により、私たちの生活を便利に、効率的にしてくれるAIツールが次々と生まれている。なかでも、X(旧Twitter)上で利用できる対話型AI「Grok」は、リアルタイムな情報収集に強みを持つ話題のツールだ。使い方や活用方法について、気になっている人も多いだろう。
この記事では、Grokの基本情報から使い方、活用できるシーン、利用時の注意点までをわかりやすく解説する。
Grokとは?
X(旧Twitter)上で利用できる対話型AIのGrok。ユーザーが質問や指示を入力することで、さまざまな情報やコンテンツを得られるツールだ。ここでは、Grokの概要と料金体系について紹介する。
■Grokの概要
Grokとは、イーロン・マスク氏が率いるアメリカのAI企業「xAI」社によって開発・公開された、最新の生成AIを指す。対話型AIのため、自然な会話形式で情報を得たり、人間らしいユーモアのある回答をしたりできる点が特徴だ。
ChatGPTや他の生成AIと似たような用途で使えるが、Xと連携したデータの取得により、リアルタイムの情報を収集できる強みがある。ユーザーは通常のチャット形式で質問するだけで、リアルタイムの情報を反映させた回答が得られる。
■利用料金
現在、Grokはすべてのユーザーに開放されており、Xのアカウントがあれば誰でも無料で利用できる。ただし、xAI社は無料利用の期限を「サーバーがダウンするまで」としているため、今後利用者が増加した場合、有料化する可能性がある。また、無料の場合は利用できる機能に制限がある。Grokで使える機能を増やすには、Xの有料プラン「Premium+」または「SuperGrok」への加入が必要だ。
【STEP別】Grokの使い方を紹介
Grokを初めて使う人にとって、実際の利用方法が気になるところだろう。ここでは、Grokの起動からプロンプトの入力まで、初心者にもわかりやすいステップ形式で紹介する。
■STEP1. Xにアクセス
GrokはX(旧Twitter)の機能として提供されているため、利用にあたってはXのアカウントが必要になる。まずはWebブラウザやスマートフォンアプリからXへアクセスし、自分のアカウントでログインを済ませよう。
■STEP2. Grokを選択
Xにログインしたら、サイドメニューに表示されている「Grok」をクリックする。Grokの操作画面はChatGPTに似たレイアウトで構成されており、中央にテキスト入力欄と送信ボタンが表示されている。
■STEP3. プロンプトを入力
Grokのチャット画面にプロンプト(指示文)を入力することで、AIからの回答が得られる。「最新のニュースを教えて」「この内容を要約して」など、端的な指示でも十分に機能するが、詳細なプロンプトにするとより正確で実用性のある回答を引き出すことができる。
また、対話型AIの特徴を活かし、会話形式でやりとりを続けることで、継続的な情報収集や作業のサポートとしても活用可能だ。
Grokの活用方法は幅広い!基本の使い方や活用シーン
GrokはXと連携するAIとして、特にリアルタイムでの情報収集に強みがある。また、その用途は情報収集だけにとどまらず、文章作成やコード生成、翻訳など多岐にわたる。
ここではGrokの活用シーンを紹介し、実際にどのような場面で役立つのかを具体的に解説する。
■リアルタイムの情報収集
Grokの最大の特徴は、X上のポストを参照しながらリアルタイムな情報提供ができる点だ。最新のニュースやトレンドを知りたい時、「今話題の出来事は?」「トレンドになっているXの投稿をまとめて」などの指示で、他の生成AIよりも鮮度の高い情報を取得できる可能性が高い。速報性を重視するユーザーには便利な機能だろう。
■文章作成
Grokは文章作成も得意とする。メール文やSNS投稿の作成をはじめ、ブログ記事執筆などさまざまなタイプの文章に対応可能。テーマを与えると自然な文章でコラム記事の作成もしてくれるため、執筆の時短ツールとして有効に活用できる。
「カジュアルな口調で」「ビジネス向けに丁寧な文章で」などとトーンや雰囲気を指定すれば、意図に応じた文章が生成される。
■画像生成
Grok では、簡単な操作で画像も生成できる。作成したい画像のイメージをテキストで入力すると、文字を素早く画像に変換し、高クオリティの画像が生成される。
最新のモデルでは、実写に近いリアリティのある画像が作れるという評判があり、プロンプトを入力してからの生成速度の速さも特徴だ。
■コード作成
Grokは、簡単なプログラミングコードの作成や修正にも対応している。PythonやJavaScriptなどのプログラミング言語を指定して指示することで、目的に合わせたコードを生成可能だ。
生成されたコードは完璧とは限らないため、使用前の動作確認が推奨されるが、初学者向けの実用例としては十分に活用できるレベルにある。
■他言語の翻訳
Grokは多言語に対応しており、文章の翻訳にも利用可能だ。ニュアンスを汲み取る能力が高く、不自然な文章にならないよう柔軟に翻訳してくれる。他言語の文章を読みたい時や、英文メールを作成する時にも重宝する機能だろう。
Grokの使い方で押さえておきたい注意点3つ

Grokは便利なAIツールだが、すべての機能が万能というわけではない。ここでは、Grokを使う上で知っておきたい3つのポイントを紹介する。これからGrokを利用する人はもちろん、すでに使っている人もぜひ確認してほしい。
■利用できる機能が制限されている
Grokは全ユーザーに提供されているが、使える機能には一部制限がある点に注意が必要だ。具体的には、テキスト生成機能や画像生成機能に回数制限がある。基本的な機能を試したい場合は無料プランでも問題ないが、業務で継続的に利用する場合は、有料プランが適しているといえる。
■出力される情報がすべて正しいとは限らない
Grokが提供する情報は内容に偏りがあったり、正確性に欠けたりする場合がある。裏付けのない回答が提示されることもあるため、受け取った情報を鵜呑みにせず、他のリソースを参照して情報の信頼性を確認することが大切だ。
事実とは異なる情報が生成され、あたかも正しい情報のように見えるケースもあるため、疑わしい場合は追加調査を行うと安心して活用できる。
■利用規約を遵守する
Grokを利用するにあたっては、XおよびGrokの利用規約を守る必要がある。規約内で明記されている禁止行為や、他者の権利を侵害する行為は違反にあたり、アカウントの利用停止、場合によっては法的処置の対象になる可能性も。Grokの機能を安心して長く利用するためにも、利用前に規約を確認しルールに沿って活用しよう。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部







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