女子大御三家に進学するデメリット
女子大御三家への進学は多くのメリットがある一方で、共学の大学にはない制約や環境的な偏りを感じることもある。ここでは、進学を検討する上で知っておきたい注意点を取り上げる。
■学部の幅が狭まる可能性がある
女子大御三家をはじめ、多くの女子大学は共学の総合大学に比べて学部数が少なく、選べる専攻分野が限られている場合がある。特に理系や工学系などの学問に興味がある人にとっては、希望の分野がないケースもあるだろう。
学部選択でミスマッチが起きると、卒業後のキャリアの選択肢が限られてしまうため、進路の幅を広げたい人は事前に学部構成やカリキュラムを念入りに確認しておこう。
■女性のみの環境に慣れてしまう
女子大という環境では、人間関係や議論の場が女性中心になるため、異性と接する機会が少ない。安心感がある雰囲気の中で学べるメリットがある半面、異性とのコミュニケーションに慣れず社会に出てから戸惑うケースもある。
特に男女混合の職場で働く場合は、在学中から外部のインターンやボランティアに参加するなど、異性とコミュニケーションが取れる機会を作る工夫が必要になる。
女子大御三家はどこがおすすめ?

女子大御三家の3校はどの大学も高い評価を受けており、優劣をつけるのは難しい。ここでは、それぞれの大学の特徴を踏まえた上で、どのような志向を持つ人にどの大学がおすすめかを具体的に紹介する。
■国際志向なら津田塾大学
海外志向が強く、将来は国際的に活躍したいと考える学生には津田塾大学がおすすめ。英語教育に力を入れている津田塾大学では、少人数で実践的な語学力を養う環境が整っている。語学研修や交換留学などの国際的なプログラムも充実しているため、在学中に海外経験を積みたい人にとっては理想的な大学だろう。
■リベラルアーツ教育なら東京女子大学
幅広い教養を身につけ、柔軟な発想力や思考力を育てたい人には東京女子大学が適している。リベラルアーツ教育を柱とする学部横断的なカリキュラムで、自分の興味に応じた学びを深めることができる。金融・保険業界の就職率が高く、安定したキャリアを目指す人にとって有力な選択肢になるだろう。
■資格職を目指すなら日本女子大学
教職や保育士、社会福祉士などの資格取得を目指す場合には、日本女子大学が最適といえる。家政・教育・社会福祉などの実学系の学問に強い日本女子大学では、国家資格や専門職に直結した実践的なカリキュラムが整備されている。手に職をつけたい人にとって、心強い環境だろう。
津田塾大学・東京女子大学・日本女子大学の総称である女子大御三家は、女性に特化した教育環境と就職支援に優れ、それぞれ異なる特色を持つ。津田塾大学は国際教育に強く、東京女子大学はリベラルアーツを重視しており、日本女子大学は資格取得支援に定評がある。進学にあたってはメリットだけでなくデメリットも理解し、自分の興味や将来の進路に応じて最適な大学を選択しよう。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部







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