
気象庁の発表によると、2025年の夏も全国的に平年より高い気温が予想され、猛暑日が増える見込み。
エアコンの使用頻度が高くなる一方で、電気代の高騰も気になるところだ。高価な冷却家電がなくても、ちょっとした工夫と身近なアイテムで十分に暑さ対策は可能。そこで、今回は100円ショップやドラッグストアなどで手軽に手に入るアイテムを活用し、コストを抑えつつ快適に夏を乗り切る「暑さ対策ライフハック」を5つ紹介していく。
実践! 100円ショップの冷却タオルで即涼感
ダイソー「クールタオル(UVカット、無地)」価格:110円
サイズ:20cm ×80cm ×0.2cm
ダイソーやセリアなど100円ショップの冷却タオルは100円〜300円で購入できる。水で濡らして軽く絞り、数回振るだけでひんやり冷感が持続。
UVカット効果(95%以上、UPF50+)や速乾性もあり、通勤・通学、屋外イベント、スポーツ観戦などに最適。複数枚購入してローテーションで使えば、洗濯の手間も軽減できる。
【活用のコツ】
冷蔵庫で冷やした水を使って濡らせば、さらに冷却効果がアップ! バッグに常備しておけば、急な暑さにも対応可能。
ペットボトルで「0円」冷却パック
必要なもの: 500mlペットボトル、タオル 価格: 0円
家にあるペットボトルを活用した超節約ハック。500mlのペットボトルに水を8分目まで入れて凍らせ、タオルで巻いて首、脇、ひざ裏などの脈が通る部分に当てると、即座に体温を下げられる。冷たすぎる場合は、タオルを二重にすると快適。外出前に準備しておけば、炎天下での移動やアウトドアでも重宝する。
【活用のコツ】
凍らせたペットボトルを保冷バッグに入れて持ち歩けば、飲み物としても利用可能。熱中症予防にも効果的で、環境にもお財布にも優しい。
梅雨・寝苦しい夜に、ニトリの「Nクール」寝具を投入
ニトリ「 Nクール 両面使える敷きパッド」 価格:1,990円
ニトリの「Nクール寝具」シリーズは、接触冷感素材を使用した夏の必須アイテム。触れた瞬間にひんやり感が得られ、エアコンの設定温度を高めにしても快適な睡眠環境をキープできる。特に敷きパッドはいつも使用している布団の上に乗せるだけなので取り入れやすいアイテム。
【活用のコツ】
洗濯機で丸洗い可能なため、汗をかきやすい夏でも清潔を保てる。「Nクール」の上位モデル「Nクールスーパー」や「Nクールダブルスーパー」なら、さらに強力な冷感効果が期待できるが、まずは基本モデルから試してみては。
SNSでも話題!塗るネッククーラー「クーリスト」シリーズ
シリーズ累計販売個数150万個突破の「クーリスト」シリーズは、頭皮に直接塗るだけでメントール成分がスーッとした清涼感をもたらす夏の人気アイテム。
SNSでは「塗るだけで涼しい!」と話題で、外出先でのリフレッシュに最適。
クーリスト「スカルプクーラー」 価格:1,320円
「なかなか手に入らない」との声続出!ドライヤー前の使用で真夏のドライヤータイムが快適になる「スカルプクーラー」。SNSでの口コミが増加し、昨年は購入できなかったという声が多く、今年も売り切れに備えてシーズン前に購入する人も多い人気アイテム。
クーリスト「ヘッドクーラー」 価格:1,320円
夏に外を歩いているときや、信号待ち、頭のてっぺんに感じる熱。そんなときにシューっと吹きかけるだけ。ジェット噴射の威力で、頭皮に触れた瞬間ひんやり。
【活用のコツ】
通勤前に首や手首に塗り、電車内やオフィスでの蒸し暑さを軽減。メントールが強すぎる場合は、薄く塗って調整を。子どもや敏感肌の方には、低刺激タイプも販売されている。
BRUNO「冷却プレートファン」で仕上げのクールダウン
BRUNO「冷却プレートファン」 価格:3,190円
BRUNOから登場した「冷却プレートファン」は、冷却プレートがわずか5秒で冷たくなるポータブルデバイス。手のひらや首元に当てると、冷えた缶ジュースのような爽快感が得られる。USB充電式でコンパクトなので、デスクワークや外出時に便利。
類似商品として、100円ショップでも簡易的なハンディファンが販売されているが、冷却プレート付きのものは効果が段違い。十分投資する価値あり!
【活用のコツ】
上述したクーリストのロールオンと併用すれば、メントールの清涼感と物理的な冷たさでダブルの冷却効果が期待できる。
高価な家電に頼らず、身近なアイテムを駆使すれば、快適さと節約を両立できる。猛暑を賢く乗り切っていこう。
文/yagiza