
ゼンハイザーはオープンイヤ型の完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」を開発。2025年6月3日より発売を開始する。価格はオープン価格。予想実勢価格は約1万6940円(税込)。
その主な特徴は以下のとおり。
80年に及ぶ音響技術の歴史が生み出す、こだわりのサウンド
ACCENTUM OpenはSennheiser独自のサウンドチューニングと強力な11mmダイナミックドライバーを搭載。豊かで繊細、かつバランスの取れたサウンドを実現するオープンイヤ型の完全ワイヤレスイヤホンだ。
本製品のチューニングは、80年以上にわたるSennheiserの音響技術の粋を集めて開発されており、すべて社内の音響エンジニアによって丁寧に仕上げられた。
具体的にはSennheiserサウンドのゴールドスタンダードである「HD 650」をベースに、最終的に社内のアコースティック専門家による厳正な試聴テストを経て完成。音楽のディテールまでしっかりと感じられる、奥行きあるリスニング体験を提供する。
併せてSBCおよびAACの高音質コーデックに対応したほか、Bluetooth 5.3により安定した接続を実現。どんなシーンでも快適かつ信頼できるリスニング環境を構築できる。
■通気性と軽やかなフィット感を両立
ACCENTUM Openは、密閉型イヤホン特有の耳道への圧迫感や遮断感、長時間使用による疲れを感じにくく、軽やかで自然なフィット感を提供。
独自のステム(脚部)デザインにより、本体の重量を耳甲介に均等に分散することで、耳への負担を大幅に軽減。これにより、耳への密着感が苦手という人でも、長時間快適に音楽を楽しむことができるという。
また、同社が実施したユーザー調査(女性45%、男性55%)による快適性評価テストでは、多くの被験者から「耳への負担が少なく、長時間でも快適」との高評価を獲得。
この“Breathable Fit(通気性のあるフィット感)”が、圧迫感や疲労感、そして遮音性を排除しながら、開放感と心地よさを両立する新しいリスニング体験をもたらしてくれるはずだ。
■最大28時間再生のバッテリー
再生時間はイヤホン単体で最大6時間、充電ケースを使用すると最大28時間の再生なので、一日中好きなサウンドを好きなだけ楽しむことが可能。
通勤や通学、旅行、オンライン会議など1回の充電で長時間使用できるため、充電の手間も省ける。
■明瞭な通話品質
片側に2基ずつ、合計4基のマイクを搭載したデュアルマイクシステムは、ビームフォーミング技術により周囲のノイズを的確に抑え、ユーザーの声をクリアに届けてくれる。
さらに、AIノイズリダクションアルゴリズムを採用しており、周囲の環境音を高精度で除去。人の声を的確に識別して、騒がしい場所でも会話が途切れにくく、より自然で明瞭な通話を実現した。
またイヤホンは片耳使用できるので、オンライン会議時などでも左右を自由に使い分けての使用にも対応。外すと自動で停止、装着すると自動で再生を開始するスマートポーズ機能も搭載している。
ACCENTUM Openの主な仕様
型式/ダイナミック・インナーイヤ型
周波数特性/25Hz〜15kHz (@90 dB SPL)
感度/109dB SPL (1 kHz / 1 mW)
無線規格/Bluetooth 5.3 + Class 1
コーデック/SBC、AAC
動作時間/イヤホン本体:最大6時間、ケース併用:最大28時間( iPhoneボリュームmid)
充電時間/フルチャージ:1時間、90分動作:10分
IP規格/IPX4
付属品/USB-Cチャージングケーブル
本体重量/約38g(イヤホン2個+ケース:約8.7g +約29.3g)
本体カラー/Black、Cream
関連情報
https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/
構成/清水眞希