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動物病院選びで最も重視するポイント、3位費用の分かりやすさ、2位通いやすさ、1位は?

2025.05.17

毎年1回義務付けられている犬への狂犬病予防接種。今年も不安に震える愛犬を連れて動物病院に行った飼い主さんも多いだろう。

TYLは、「狂犬病予防注射」や「フィラリア予防」の案内が届くこの時期にあわせて『動物病院の受診実態に関する調査』を実施した。

飼い主の7割近くが「動物病院に行くか迷った経験あり」。費用や通院時間だけでなく「ペットが嫌がる」という声も

犬猫の飼い主525名に対し「最後に動物病院を受診したのはいつですか?」と質問したところ、「1か月以内」(24.8%)、「3か月以内」(20.4%)、「6か月以内」(22.9%)と定期的に通院する飼い主が6割を超えていた。

一方で、定期的に動物病院に足を運ぶことのない飼い主も半数近くみられ、ペットにも医療格差が広がっているようだ。

また、Q1で「分からない」または「行ったことがない」と回答した人を除く犬猫の飼い主489名に対して「動物病院に通院する頻度を教えてください。」と質問したところ、「必要なときのみ(具合が悪いときなど)」(27.4%)が最多に。

次に「3か月に1回以上」(27.0%)、「半年に1回以上」(22.7%)と回答した人も多くみられ、ペットを年に1回以上通院させている飼い主は全体の7割程度という結果になった。

犬猫の飼い主525名に対し「動物病院に行くべきかどうか、判断に迷ったことはありますか?」と質問したところ、「ある」(66.1%)、「ない」(29.0%)、「分からない」(5.0%)という結果に。

動物病院に行くかどうか判断に迷った経験のある飼い主が、全体の7割近くもいることが分かった。

また、Q3で「ある」と答えた犬猫の飼い主347名に対して「動物病院を受診するか迷った理由を教えてください」と質問したところ、もっとも多かった回答は「費用が高い」(48.4%)。

次に「通院時間がとれない」(41.2%)という結果となり、やはり「費用」「時間」が大きな障壁となっていることが伺える。

それ以外には「ペットが病院を嫌がる」(31.4%)というペット側の問題や、「必要かどうか分からない」、「動物病院に行くべき症状か分からない」という声も数多く寄せられた。

ペットの医療費、7割近くが「負担を感じている」と回答。ペット保険の加入率は?

犬猫の飼い主525名に対し「ペットの医療費について、家計への負担感はどの程度ありますか?」と質問したところ、「とても負担に感じる」(18.7%)、または「やや負担に感じる」(48.2%)など家計への負担を感じると回答した人が全体の7割近くにのぼった。ペットの医療費が家計に与える負担が大きいことが伺える。

また、犬猫の飼い主525名に対し「ペット保険に加入していますか?」と質問したところ、「加入している」と回答した飼い主が43.0%、過去に「加入したことがない」と回答した飼い主が46.1%と、二極化していることが判明。

動物病院選びの決め手は「獣医師の信頼性」! 今後期待される動物医療サービスは「オンライン診療」や「夜間診療」

犬猫の飼い主525名に対し「動物病院選びでもっとも重視するポイントを1つ選んでください」と質問したところ、もっとも多かった回答は「獣医師の信頼性」(42.3%)で、大切なペットを信頼できる獣医師に診療してほしいという飼い主の心情が分かる。

その他に「通いやすさ(場所・時間)」(21.5%)や「費用の分かりやすさ」(18.7%)などを求める声も多数みられた。

犬猫の飼い主525名に対し「今後あったらよいと思う動物医療サービスをすべて選んでください」と質問したところ、「オンライン診療」(38.7%)や「夜間診療」(35.0%)、「訪問診療」(27.4%)などトピックス2で通院の障壁になっていた時間の問題を緩和するサービスの他、「医療費の明朗化」(29.1%)や「定額制の予防医療サービス」(23.0%)など医療費の軽減につながるサービスへの期待も高まっていることが分かった。

ペット医療も格差の時代?予防医療の重要性についてTYL 取締役 兼 アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋氏が解説

――今回のアンケートでは、定期的に動物病院を受診している方とそうでない方がそれぞれおよそ半数近くと、意見が分かれました。定期的に動物病院を受診することのメリットはありますか?

動物病院に定期的に行くことで得られる大きなメリットは、やはり「病気の早期発見」です。動物は体調が悪くても、「痛い」や「苦しい」と言葉で伝えることができません。

そのため、見た目だけでは病気に気づきにくいことがあります。定期的に健康チェックを受けていれば、症状が出る前の「ちょっとした変化」に気づくことができます。

病気が早く見つかれば、それだけ早く治療を始めることができるので、ペットの負担も少なくすみます。

さらに、普段から病院に通っておくことで、獣医師にペットの性格や体質、飼い主さんの気持ちなどを知ってもらえます。そうして信頼関係ができていれば、いざというときにも安心して治療を受けることができ、最適な方法を一緒に選びやすくなります。

――動物病院に行くか迷った経験がある飼い主が多く見られました。見過ごしやすい症状やとくに注意したい病気はありますか?

先ほどもお伝えしたように、動物は体調が悪くても見た目では気づきにくいことが多くあります。

だからこそ、「ちょっとおかしいかも?」と感じたら、遠慮せずに獣医さんに相談してみるのがおすすめです。そして、そのためにも普段から定期的に動物病院に通って、ペットのことや飼い主さんのことをよく知ってもらうことが大切です。

信頼関係ができていれば、いざというときにも安心して相談できます。また、夜間や動物病院が休みのとき、すぐに受診するほどではないけれど気になる…という場合は、オンラインの相談サービスを活用するのも一つの良い方法です。

調査概要
調査テーマ:動物病院の受診実態に関する調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:ペットを飼っている方525名
調査実施日:2025年4月4日~2025年4月11日
調査主体:株式会社TYL

関連情報
https://pet-tyl.co.jp/

構成/Ara

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