
日々の楽しみや生きがい、スキルアップ、体質改善など、様々なプラスの効果をもたらす習い事。10代~60代という年代別で見た場合、各年代において最も人気の高い習い事はいったい何か?
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、日本全国の15歳~69歳の男女5258名を対象に「今している習い事や、今後(も)してみたい習い事」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
今している習い事、「トレーニング・フィットネス」「ヨガ・ピラティス」「英会話」が上位
無料のものも含めて(学習塾・部活・サークルは除く)、今、何か習い事をしているかを聞いたところ、全体では「この中にはない/習い事はしていない」が8割弱となった。
特に30~40代でその割合が8割超とやや高い一方で、60代女性では「この中にはない/習い事はしていない」がほかの年代よりも低くなっていた。
各年代の今している習い事TOP3をみると、10代では「英語・英会話」、ピアノ・バイオリン・ギターなどの「楽器」、バレーボール・バスケットボールなどの「その他の球技」となった。
20代では「ヨガ・ピラティス」、簿記・インストラクターなどの「資格取得」、「楽器」、30代以上では「英語・英会話」「ヨガ・ピラティス」「トレーニング・フィットネス」がランクインしていた。
グラフにはないが、男性では「トレーニング・フィットネス」「英語・英会話」「資格取得」が僅差でTOP3となった。一方、女性では「ヨガ・ピラティス」がやや高めで1位だった。
今後(も)してみたい習い事、10代は「楽器」20代以上は「英語・英会話」が人気
無料のものも含めて(学習塾・部活・サークルは除く)、今後(も)してみたい習い事について聞いたところ、全体では、「この中にはない/してみたい習い事はない」は3割強となった。
してみたい習い事の1位は「英語・英会話」で2割弱となった。以降は「楽器」「ヨガ・ピラティス」「トレーニング・フィットネス」「料理・お菓子・パン教室」などが1割台で続いた。
年代別にみると、10代では「楽器」が2割台半ばで1位に入り、特に10代女性では3割強の高い割合となった。
また、10代では「ボーカル・歌唱」、ヒップホップ・ストリート・ジャズ・チア・社交ダンスなどの「ダンス」もほかの年代と比べて高い割合となっている。
20代以上のすべての年代で「英語・英会話」が1位になり、20~30代では、男女ともに「資格取得」の割合がほかの年代よりも高い結果となった。40~50代では、節約・資産・投資などの「マネー」が5位にランクインした。
男女別にみると、女性では「ヨガ・ピラティス」が2割強で1位になり、「料理・お菓子・パン教室」も上位に入った。
ランキング外だが、「プログラミング・ロボット・AI」は10~30代男性で、「習字・書道」は40~60代女性で、1割台ではあるが、他の年代より高い傾向で、性別や年代によって違いがみられた。
<調査について>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年4月1日~2025年4月3日
有効回収数:5258サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
出典元:リサーチノート
構成/こじへい