
住む地域によっては生活の必需品になりえる車だが、用途やライフスタイルの変化によって必要になる車種が異なるもの。特に家族が増えた時や年齢を考えた時などに、乗り換えを検討する人は多いのではないだろうか?
NEXERはこのほど、グーネット中古車と共同で、事前調査で「車を新車で購入したことがある」と回答した全国の男女500名を対象に「新車へ乗り換えるタイミング」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
28.6%が、新車で購入した車を乗り替えようと思うのは「10~15年未満」
「新車で購入した車を乗り替えようと思う年数」について尋ねたところ、「10年~15年未満」と回答した人が最も多く、28.6%となった。次いで「7~10年未満」が26.0%となり、半数以上が10年ほどで新車に乗り換えようと考えていることがわかった。
「車の乗り換えを考える理由」について尋ねたところ、「購入から年数が経ったため」(33.6%)が最多となり、以下、「故障や修理費がかさむようになったため」(24.6%)、「走行距離が増えたため」(16.6%)と続いた。
53.8%が、今まで年齢や家族構成の変化によって、車選びの変化が「あった」
「年齢や家族構成の変化によって車選びの変化があったか」と尋ねたところ、半数以上の53.8%が「あった」と回答した。
変化の理由を自由回答形式で尋ねたところ、以下のようなコメントが寄せられた。
・子供を乗せやすいようにスライドドアにした。(30代・女性)
・子供が増えて大きめな車が必要。(30代・女性)
・昔はコンパクトな車が好きだったが、かっこよさや機能性にも注目するようになった。(40代・男性)
・子供を送り迎えするためや日々の買い物用に小回りが利く軽自動車を選ぶようになった。(40代・女性)
・維持費の安い車を買いたいと思うようになりました。(50代・男性)
・若い時はスピードやスタイルを重視してSUVやミニバンを好んだが、今は荷物が多く積めて車内でフルフラットで寝ることのできるステーションワゴンを選ぶ。また小回りのきくものを選ぶ。(60代・男性)
74%が、乗り換え先は「新車」
「乗り換え先はどのようにする場合が多いか」と尋ねたところ、74%が「新車に乗り換える」と回答し、19.8%が中古車を選ぶと回答した。
それぞれの理由について自由回答形式で尋ねたところ、「新車に乗り換える」と回答した人からは「欲しい車があるため(20代・女性)」「常に新しい車に乗りたいので(40代・男性)」「購入後、長く乗り続けたいため(50代・男性)」などのコメントが寄せられ、一方「中古車を購入する」と回答した人からは「夫が中古車にしか興味を持たないから(30代・女性)」「費用削減(30代・女性)」といったコメントが寄せられた。
68%が、乗っていた車を「ディーラーの下取りに出す」
「乗っていた車をどうする場合が多いか」と尋ねたところ、68.0%が「ディーラーの下取りに出す」で最多となり、次いで「中古車買取専門店で売却」が15.6%となった。
それぞれの回答理由について自由回答形式で尋ねたところ、「ディーラーの下取りに出す」では「すべてディーラーにやってもらう方が楽なので(40代・女性)」「ディーラーでの手続きが一番手っ取り早い(40代・男性)」「新車を買う時にディーラーに依頼する(50代・男性)」などのコメントが寄せられ、一方「中古車買取専門店で売却」では「ディーラーより、高値が付いたのでそこで売買を決定した(30代・女性)」「高く買い取ってくれる(40代・女性)」といったコメントが寄せられた。
<「新車へ乗り換えるタイミングに関するアンケート」調査概要>
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年3月14日 ~ 3月24日
調査対象者:事前調査で「車を新車で購入したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
出典元:株式会社NEXERとグーネット中古車による調査
構成/こじへい