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イヤカフ型がついにキタっ!Soundcoreの最新イヤホン「AeroClip」試聴レポート

2025.05.15

4月23日、Soundcoreブランドからイヤカフ型イヤホン「Soundcore AeroClip(1万7990円)」が登場した。本記事では、メーカーからお借りした製品を用いて、その使用感をレポートする。

豊富なラインアップを揃えるオーディオブランドSoundcore

前提の話になるが、Soundcoreは、スマホ、パソコン周辺機器メーカーのトップランナーであるAnkerグループが展開するオーディオブランドだ。完全ワイヤレスイヤホン、オープンイヤ型イヤホン、ネックバンドを備えたワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、そしてスピーカと豊富なラインアップを揃えている。

かつて、AppleのAirPodsシリーズが席巻したワイヤレスイヤホン市場。未だAirPodsシリーズの支持は厚いが、多数のオーディオメーカーが鎬を削る群雄割拠の時代にある。だがそんな中でも、Soundcoreの存在感は一際大きい。

「d」のロゴが刻印されたイヤホンやヘッドホンを、街中や電車の中で頻繁に見かけるという人は多いだろう。上図は「Soundcore Space One」(1万990円)。
写真●アンカー・ジャパン

Soundcoreシリーズは、シンプルなデザインと豊富な機能性、そして高いコスパが特徴だ。筆者も複数所有しており、特に完全ワイヤレスイヤホンの「Soundcore Liberty 4 Pro」は、高いノイズキャンセリング性能を求めるユーザにおすすめしたい。

Soundcore Liberty 4 Pro(1万9990円)。充電ケースにはタッチバーが搭載されており、スマホを触らずとも機能をコントロールできるのがユニークだ。
写真●アンカー・ジャパン

“自然”なデザイン。マスクやメガネに干渉しないのもイイ

Soundcoreは、オープンイヤーモデルのラインアップも豊富だ。ただし、従来は外耳に引っ掛けて使うタイプが基本だった。また余談だが、筆者は「Soundcore AeroFit Pro(1万9990円)」をオフィスなどで重用している。仕事をしながら音楽やラジオを聴き流し、咄嗟の声掛けにも対応できるので大助かりだ。

軽量かつ耳にしなやかにフィット。筆者の使用範囲では、耳が痛くなることもない。IP55の防塵・防水規格に対応するので、ワークアウトにも使用可能だ。
写真●アンカー・ジャパン

一見、Soundcore AeroFit Proは今回レポートするSoundcore AeroClipと同じ需要を食い合っているようにも見える。しかし、“結構違う”ということを強調したい。

もっとも大きなポイントはデザイン。写真を見てわかるので書くまでもないが、Soundcore AeroClipのほうが圧倒的にコンパクトだ。耳につけたときの異物感がまったくない。“イヤカフ型”といわれるだけあって、まるでアクセサリのようにナチュラルに扱える。

メーカーがイメージカットに女性を採用する理由も頷ける。さながらアクセサリだ。
写真●アンカー・ジャパン

オープン型のイヤホンというと、Soundcore AeroFit Proのように外耳に引っ掛けるタイプや、後頭部を一周するバンドが備わったタイプが主流だった。たが、それらは総じてゴツい。いくら軽量薄型化が進んでも、そのデザイン上、ある程度の存在感が残ってしまう。安定性をもたらすというメリットもあるのだが、街歩きやデスクワーク中に装着するには“大袈裟”感は否めない。

その点、イヤカフ型のSoundcore AeroClipはスマートだ。日常で使うのであれば圧倒的に自然で、片耳約5.9gと超軽量で取り回しもいい(Soundcore AeroFit Proも十分軽いが、それでも片耳約12.2gある)。さらに、ミッドナイトブラック、ホワイト&ゴールド、ピンク&ブラウンの3色をラインアップし、自分のファッションやアクセサリとの相性を考えて選べるのもうれしい。

また、耳のフチに挟むスタイルなので、メガネやマスクに干渉しないのもすばらしいところ。外耳に引っ掛けるタイプやバンドを備えるタイプは、メガネのツルに干渉したり、マスク(あるいはイヤホン)のつけ外しに非常に手間取る。昼食をとろうとマスクを外したとき、何度難儀したことか。

“ながら聴き”に最適なサウンド。一方で低音もシッカリ!

もちろん、Soundcore AeroClipの魅力はデザイン面に終始するわけではない。

コンパクトなボディだが、12mmのダイナミックドライバを採用し、迫力のあるサウンドを実現している。オープン型だが低音の厚みがあり、ヒップホップなどを聴いていると心地良いドンシャリ感があった。

また、中音域が明瞭なので人の声が聴きやすく、ラジオなどのながら聴き需要にもフィットする。

イヤホン本体は指でつまめるサイズ感。ここに大口径のドライバが採用されているとは驚きだ。

充電ケースも手のひらサイズ。併用すると最大32時間の音楽再生が可能となる。

十分にコンパクトだが、やや厚みはある。充電は背面のUSB-Cポートから行おう。

付属品は同系色の充電用ケーブルと、イヤカフキャップ。装着することで、フィット感を調整できる。ありなし、サイズ違いを試して、最適な安定感を探ってみよう。

イヤカフキャップは、柔らかな素材で簡単に到着可能。耳につけたときの違和感もない。

デザインやカラーバリエーションから、女性向けモデルとお思いの方がいるかもしれないが、この利便性は、男性も虜になるはずだ。“ながら聴き”用イヤホンの新たな選択肢として、Soundcore AeroClipの検討をおすすめする。

文/関口大起(https://x.com/t_sekiguchi_

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