
2025年、”自分を幸せ”にする『ジェントルラグジュアリー』がトレンドとなっているように、近年メンタルヘルスへの関心が高まっている。気分を良くするため好きな音楽を聴く人も多いと思う。
フランス発の高音質音楽ストリーミング & ダウンロード・プラットフォーム、「Qobuz(コバズ)」は2025年2月に全国の18歳以上の男女642名を対象に、『音楽と心の健康に関する意識調査』を実施した。
人々の日常生活に浸透する音楽とメンタルヘルスの深い関係性
調査の結果、全体の約7割が週に複数回以上音楽を聞いていると回答し、日常的に音楽を楽しんでいることが判明した。
特に「家でくつろいでいる時」(57.1%)や「旅行やドライブ中」(39.5%)、電車での移動中(25.4%)など、様々なシーンを音楽と共に過ごしており、音楽が現代の日本において人々の生活の一部となっていることがうかがえる。
また、全体の76.7%が音楽によって気分や心の状態が「変わる」または「時々変わる」と回答。
さらに、気分が落ち込んだ時に音楽で心を整えた経験が「よくある」「時々ある」と回答した人も66.3%にのぼり、音楽が人々の心理状態に大きな影響を与えていることも明らかに。
音楽を聴く目的を問う質問では、53.4%が「心を落ち着かせたい」、45.9%が「前向きな気持ちになりたい」と回答しており、音楽が精神的な健康維持に重要な役割を果たしていることが示唆された。
また、3人に1人(36.5%)が「音楽を聴くことで満たされた気分になりたい」と考えており、音楽に深い幸福感を求める傾向もみられる。
音楽体験の満足度を左右する2つの要素「高音質」と「環境」
今回の調査では、音楽をより良い体験として楽しむための重要な要素として、「音質の良さ」と「聴く環境」の2つの要素に注目。
音質のこだわりについては、73.1%が「音質の良さが満足度や幸福感に影響する」と回答し、音質の良さと音楽体験の満足度が相関関係にあることが分かった。
一方で、半数以上の人が高音質な環境を整えるには「設備投資が高額であること」がハードルであると答えており、高音質=コストが高いという人々の認識が伺える。
理想的な音楽体験のために「音質」を追求したいというニーズがある一方で、現実的なコストとのギャップに直面している人が多いようだ。
また、音楽を聴く環境についての質問には、8割以上が「聴く場所や環境によって気分が変わる」と回答し、音楽体験における空間の重要性も明らかに。
特に「自分だけのプライベートな空間」(53.1%) や「静かで落ち着ける空間」(43.9%)が好まれる傾向が強い一方、「ライブ感や臨場感を味わえる空間」で音楽を楽しみたいというニーズも一定数存在しており、特に20~30代では約35%にのぼるなど、リアルな音楽体験への期待も根強いことが判明した。
■Xandrie Japan株式会社 国内統括マネージャー 祐成 秀信氏によるコメント
今回の調査結果を通じて、音楽が多くの人々の日常に深く根ざし、心理状態に強い影響を与えていることが明らかになりました。
特に音質の良さや視聴空間が音楽の満足度や幸福感に繋がっているという傾向が見られ、『ジェントルラグジュアリー』な価値観の広がりとともに、単なるメンタルケアではなく、上質な時間を楽しむための手段として音楽を選ぶ人が増えているのかもしれません。
Qobuzは、手軽に上質な音楽体験を提供し、多くの方々が『ジェントルラグジュアリー』を体感できるよう努めてまいります。ぜひこの機会にQobuzをご利用いただき、ご自宅などのプライベート空間でも臨場感豊かな音楽体験をお楽しみいただけたら幸いです。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳以上の男女 計642名
実施期間:2025年2月
※「Qobuz」調べ
構成/Ara