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ユーザーが改善を望むクレカのセキュリティ対策、3位ナンバーレスカードの発行、2位不正利用時の迅速なカード停止、1位は?

2025.05.14

一般社団法人日本クレジット協会が2025年3月7日に発行した「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」によると、2024年のクレジットカードの不正利用被害額は555億円となった。

この金額は2023年の540億9000万円から+14億1000万円(+2.61%)増加していることになる。オンラインでのクレジットカード決済の普及が進む一方で、不正利用の手口も巧妙化しており、被害額は年々増加傾向にある。

※出所:一般社団法人日本クレジット協会 「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」を基にオリコンが作成

オリコンは、グループ会社であるoricon MEが、実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で実施した『クレジットカード』満足度ランキングの調査対象者20,421名(年会費無料:11,158人 / 一般:3,868人 / ゴールドカード:5,395人)に、改善してほしいセキュリティ対策など、別途聴取し集計した利用実態データを発表したので結果を紹介しよう。

クレジットカードの利用目的は「日常的な買い物」が77.5%で最多!ポイント・マイルの使い方1位は「普段の買い物などで使う」

「どのような方法でクレジットカードの申込みをしたか?(単一回答)」について聴取したところ、「スマートフォン・タブレットから」が34.3%と最多であった。次いで「店頭」が25.8%、「PCから」が23.9%、「申込み用紙に記入」が16.0%とつづいている。

オンラインでの申込み(スマートフォン・タブレット・PC)が計58.2%、オフラインでの申込み(対面・書面)が計41.8%と、オンラインでの申込みが2人に1人とやや多い傾向にあるが、対面や書面などのオフラインでの申込みも約4割と、一定の利用があり根強いニーズがあることがわかる。

「クレジットカードを利用する目的は何か?(単一回答)」について聴取したところ「日常の買い物の支払いのため(食費や生活費など)」が52.7%で最多、つぎに「ネットショッピングの支払いのため」が24.8%と、日常的な買い物の支払いに関する目的が計77.5%と最も多い結果となった。

また、他の目的としては次に「ポイント・マイルを貯めるため」が13.5%とつづいており、消費と同時に貯めることにも意識が向いていることがわかる。

「クレジットカード会員サイト・専用アプリのトップページで利用したメニュー(複数回答)」について聴取したところ、「利用金額の合計・請求金額の確認」が76.0%で最多、次いで「利用明細の確認」が74.2%となった。

また「ポイント・マイルの獲得状況の確認・利用」は50.2%と高い割合を占めており、クレジットカード利用者が、利用状況の把握だけでなく、付与されるポイントやマイルといった特典にも強い関心があるようだ。

つづいて「ポイント・マイルの使い方(複数回答)」について聴取したところ、「普段の買い物などで使う(コンビニ・スーパーなど)」が51.7%で最多となっており、他の用途とは大きく差が開いていた。

また「別のポイント・マイルなどに交換する」は12.0%となっており、より身近で幅広くお得に利用できる別のポイントに交換するなど、ポイント・マイルを有効活用したい人が一定数いることがわかる。

そのほかポイントを寄付・募金に充てられるサービスもある一方で「寄付・募金に使う」は2.0%に留まっており、これは「ポイント・マイルはほとんど使っていない」の4.3%より低い割合となっている。

■ポイント・マイル利用者のコメント

「ポイント還元率が高く、加盟店も多いので使いやすい。海外旅行保険や空港のラウンジなどのサービスが良い(60代以上・女性 / au PAY ゴールドカード)」

「ボーナスポイントもあり、還元率が高い。商品券が選べる(50代・女性 / エポスゴールドカード)」

「Amazonをよく使う人であればポイント還元率が高い(30代・女性 / Amazon Prime Mastercard)」

「日常でも飛行機でもマイルが貯まり、買い物や旅行に使えるのが良い(30代・女性 / JALカード CLUB-Aゴールドカード)」

利用・経験のあるセキュリティ対策はスキミング防止が最多! 改善してほしいセキュリティ対策は「カードの不正利用」に関する対策が上位に

「利用・経験のあるセキュリティ対策(複数回答)」について聴取したところ、セキュリティ対策の利用・経験者では「タッチ決済ができるカードの発行(スキミング防止※)」が25.2%で最多となった。

(※スキミング=クレジットカードの磁気ストライプに記録されている情報を盗み取る犯罪手口)

次いで「カードの利用時の通知・連絡」が21.7%、「ナンバーレスカードの発行(カード番号が見られない)」が19.3%とつづいた。

「改善してほしいセキュリティ対策(複数回答)」について聴取したところ、「カードの不正利用の監視対応」が8.1%で最多となり、次いで「カード不正利用時の迅速なカード停止対応」が6.4%とつづいた。

クレジットカードの不正利用被害は増加傾向にあり、こういった背景からもカードの不正利用に対するセキュリティ強化への潜在的なニーズがあると考えられる。

■セキュリティ対策に関するコメント

「様々な機能があるなかで、セキュリティ面での不安感がなく、安心して利用できる。 アプリも分かりやすく、使い勝手が良い(60代以上・女性 / ビューカード スタンダード)」

「海外サイトのネットショッピングで使用する時など、セキュリティがしっかりしているから安心(40代・女性 / エポスゴールドカード)」

「カードデザインが良くて、ナンバーレスや二段階認証などのセキュリティもしっかりしている(30代・男性 / メルカード)」

「使用後すぐにメールで利用速報が届くので、セキュリティ面で安心感がある(30代・女性 /au PAY カード)」

■不正利用に関するコメント

「不正利用があった際、誠実で丁寧な対応をしていただいた(50代・女性)」

「不正利用のブロックなど、セキュリティ面で信頼できる(50代・女性)」

「決済をした時点でメールが来るので不正利用された時にすぐ気付ける。ネット専用の番号があり、ネット決済の金額を自分で設定できるので他のカードよりもセキュリティレベルが高いと思う(50代・女性)」

調査概要
オリコン顧客満足度調査 『クレジットカード』利用実態データ
発表日:2025/4/15
調査主体:株式会社oricon ME
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024/10/08~2024/10/28、2023/11/08~2023/12/11
サンプル数:計20,421人 (年会費無料)11,158人 (一般)3,868人(ゴールドカード)5,395人
定義:(年会費無料)個人向けの年会費無料クレジットカード
(一般)個人向けの一般クレジットカード
(ゴールドカード)個人向けのゴールドクレジットカード
調査対象者 性別:指定なし 年齢:18~79歳 地域:全国
※引用元:「オリコン」

関連情報
https://life.oricon.co.jp/rank-credit-card/

構成/Ara

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