
プラスは、オフィスでの快適な“仮眠”をサポートするファニチャーシリーズ「Office Nap(オフィスナップ)」をローンチした。「ハイバックチェア」「シェード」「オットマン」「サイドテーブル」「枕カバー(4枚入り)」の5アイテムをラインナップし、価格は「ハイバックチェア」が401,500円、「シェード」と「オットマン」が各104,500円、「サイドテーブル」が74,800円、「枕カバー(4枚入り)」が33,000円。また、オプションとして、香りのミスト「エアフォレスト リフレッシュミスト」も用意。価格はスプレー本体が1,001円、つめかえ用が1,232円。
仮眠に適した角度の「ハイバックチェア」や顔周りを覆う「シェード」などをラインナップ!
日本のワーカーは、慢性的な睡眠不足に悩まされているといわれている。2021年にOECD(経済協力開発機構)が実施した調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間42分と、調査対象33カ国の中で最も短いことが明らかになっている。また、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は男性30~50歳代、女性40~50歳代では4割以上を占める。
こうした背景の中、近年注目を集めているのが、昼寝や仮眠を意味する“NAP(ナップ)”。NASAの研究によると、26分の仮眠を取ったパイロットの認知能力が34%、注意力は54%も向上したという結果が報告されている。さらに、仮眠あり/なしで主観的な眠気と検出課題の見落とし数を調べたある実験では、適切な時間仮眠した条件において、主観的な眠気の低減に加え、パフォーマンスも安定して維持されていることがわかった。
そこで、同社は、オフィスでの快適な仮眠を追求したファニチャーシリーズ「Office Nap」をローンチ。「ハイバックチェア」「シェード」「オットマン」「サイドテーブル」などをラインアップし、それぞれにオフィスでの快適な仮眠をサポートする工夫を盛り込んだ。
また、「ハイバックチェア」と「オットマン」は、設置が想定されるオフィスのリフレッシュエリアなど、周辺環境とのコーディネートを考慮し、グレー、ダークブルー、ダークグリーンの3色をラインアップ。環境にも配慮し、再生繊維であるRENUの構成比が20%以上のクロスを使用した。
■ハイバックチェア
NAP(仮眠)に適した姿勢を保持できる後傾角度110度のハイバックチェア。この角度は完全に寝入ってしまう姿勢を避けた絶妙な角度で、深い眠りに落ちるのを防ぐことができる。
また、座面と枕にはクッション性に優れた凹凸構造のウレタン素材を採用。「点」で支えるため、圧力を分散し、NAP(仮眠)中の身体への負担を軽減する。
さらに、枕は上下に可動し、体格に応じて調整可能。洗濯可能な枕カバー(4枚入り)も別売りで用意する。
■オットマン
足を伸ばした快適な寝姿勢をサポートするオットマン。新製品展示会にてプロトタイプ展示を行ない、ユーザーへのヒアリングを通して高さを変更するなど、実際の使い心地にこだわった。
■シェード
顔周りを覆い、適度な暗さを実現する回転式シェード。寝顔を見られることがなく、安心して眠りにつくことができる。
■サイドテーブル
ちょっとした作業も可能にするサイドテーブル。仮眠する人がいないときにはメール返信などのライトタスクをすることもできる。また、回転機能付きのため、立ち座りの邪魔もしない。
■エアフォレスト リフレッシュミスト(販売元:エステー)
北海道のトドマツの森林成分を配合した香りのミスト。衣類、布製品から空間まで、NAP(仮眠)前後に使用することで気分をリフレッシュすることができる。なお、ハイバックチェアの左側にあるベルトにスプレー本体を掛けることが可能だ。
製品情報
https://kagu.plus.co.jp/product/officenap/
構成/立原尚子