
夫婦にとって大切な夜の営み。その過不足が不仲に繋がる可能性もあるので、理想の頻度・ペースを維持することが大切と言えるだろう。
ノマドマーケティングはこのほど、全国の30歳~69歳までの既婚男女3,000人を対象に、「パートナーとの理想のセックス」を実施し、その結果を発表した。
パートナーとのセックスする理想の頻度は?
「パートナーとセックスする理想の頻度」について尋ねたところ、「ずっとしなくても良い(883人)」がダントツの最多となり、以下、「週に1回程度(422人)」「月2~3回程度(406人)」「月1回程度(375人)」と続いた。反対に、もっとも少なかったのは「1年に1回程度(66人)」となった。
男女別にみると、男性・女性共に「ずっとしなくてもいい」が最多となったが、その割合は男性が368人(21.23%)なのに対し、女性が515人(40.65%)で倍近くに上った。反対に、「毎日したい」「週に1回程度」の回答割合は、男性が女性の倍近い結果となっている。
年代別にみると、「毎日したい」「週に1回程度」「月に2~3回程度」など、頻度が高い回答の割合は30代がもっとも高くなった。一方、「(1年に1回よりも)それ以下」「したくない」「ずっとしなくてもいい」の回答は、50代・60代以降の回答割合が高くなっていた。
パートナーとのセックスする頻度に満足しているか
パートナーとセックスする頻度(ペース)について、現状満足しているか聞いたところ、「満足している」と回答したのは、1,837人(61.23%)となった。
男女別でみると、男性は1,733人中931人(53.72%)、女性は1,267人中906人(71.51%)が満足していると回答しており、半数以上がセックスの頻度について不満を持っていないことがわかる。一方、女性より男性のほうが「満足していない」と回答した割合が高かった。
頻度以外で、パートナーとのセックスで不満に思う点は?
パートナーとのセックスについて、頻度(ペース)以外で不満に感じることがあるかと尋ねたところ、「特に不満はない」と回答した人が男性607人・女性604人と最も多かった。一方で、不満の意見としては、「(セックスが)マンネリ化している・単調(284人)」が最多で、以下、「あまり気持ちよくない(100人)」「潤い・機能不全の悩みがある(97人)」「満足感・幸福感が薄い(91人)」と続いた。
パートナーとのセックスで不満に感じることについて自由回答形式で尋ねたところ、以下のようなコメントが寄せられた。
過去のパートナーと現在のパートナー、セックスの満足度が高いのは?
パートナーとのセックスの頻度に満足していると回答した既婚男女1,837人に対し「過去のパートナーと現在のパートナー、セックスの満足度が高いのはどちらか」と尋ねたところ、約半数の人が「現在のパートナー」と回答した一方、「過去のパートナー」と回答した人も少なくなかった。
年代別でみると、若い世代のほうが「現在のパートナー」を選ぶ傾向にあった。男女別では大きな差は見られなかったが、「過去のパートナー」と回答した割合が高かったのは男性だった。
「過去のパートナーとまたセックスしてみたいと思うか」と尋ねたところ、セックスしてみたいと「思う」と回答した割合は男性が146人(68.54%)、女性が66人(37.0%)と、男性のほうが圧倒的に多かった。
<調査概要>
調査期間:2024年12月5日~2024年12月5日
調査対象:全国の30歳~69歳以下の既婚男女
調査方法:インターネットを利用
・アンケートサイトFreeasy
・引用元データ
調査エリア:全国
有効回答数:3,000(男性:1,733人・女性:1,267人)
・30代…469人
・40代…769人
・50代…931人
・60代以上…831人
出典元:ノマドマーケティング株式会社
構成/こじへい