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サウナとスナックが合体!?「サウナスナックかなこ」で整いながら昭和欲を満たす時間

2025.05.05

サウナで気持ちよく汗をかいたあと、ビールで仕上げる人は少なくないだろう。缶ビールも悪くないが、せっかくならキンキンに冷えた生ビールで喉を潤したい。しかしサウナ上がりに酒場へ移動するのも面倒・・・。

そんな人に注目してほしいのが、2024年10月にオープンした「サウナスナックかなこ」。その名の通り、サウナとスナックが合体した新感覚の店へ潜入!

同行してくれたのは、サウナーのためのファッションブランド「SAUVENIR(サウベニア)」を展開するセレクトショップ「フリークス ストア」プレスの齊川真美さんだ。

靴を脱いで上がる、正調の雰囲気を持つスナック

「サウナスナックかなこ」の最寄り駅は、京浜急行線・青物横丁駅のすぐそば。第一京浜を少し入ったところにある。外からはスナックらしく室内の様子がうかがえず、少しドキドキしながら赤い扉を開けて中へ。

古い一軒家を改装した「サウナスナックかなこ」

自宅にいる感覚で寛いでほしいと、まず靴を脱ぐのが、この店での作法。4名ほどが並ぶことのできるカウンター、11名ほどが座れる2つのボックス席を備えている。

赤いベロアのソファは、まさに正調スナックの佇まい

サウナの前に脱水症状を防ぐため、まずはお茶で水分補給。サウナ・スナックともに朝の9時から営業しており、朝酒、昼酒も楽しめる。

「サウナスナックかなこ」へ一緒に訪れてくれた齊川真美さん

齊川さんはお酒が好きで、多い時で週5日銭湯に通っていたこともある、この店にうってつけの女性。

「親友がスナック好きで、ちょくちょく一緒に行っています。スナックは落ち着く雰囲気が魅力ですが、こちらは靴を脱ぐので、いっそう家って感じがしますね」(齊川さん)

早くもお店の虜になったようだ。

アドベンチャーに向かう気分でサウナへ

一息ついたところで、サウナに向かおう。スナックの奥にある扉を開くと、その内装に驚かされる。

サウナに至るまでの通路は、まるで洞窟のよう

先ほどまでの昭和な雰囲気からは一転、洞窟を模した内装に冒険をしているようなワクワク感が高まる。

スナックもサウナも内装が凝っているのは「サウナスナックかなこ」を運営しているのがデザイン・施工会社であるため。店が誕生した経緯は、会社の代表と前職でサウナ事業に関わっていた社員が、サウナとスナックを組み合わせたらおもしろいのではないか、というアイデアを具現化したからだそう。

スナックもサウナも年齢や社会的地位を問わない、フラットな関係で交流できる場。そういう社交場を提供したい思いもある。

脱衣スペースは2か所。こちらはスタイリッシュな内装

サウナ室は東京・多摩産のヒノキを使用した、木の香りが広がる空間。利用は完全予約制で最大6名まで入れ、プライベートが確保されている。そのためカップルや女子会での利用も多いという。

気の置けない仲間と利用するのにぴったりの、こじんまりとした空間。サウナ内の室温がすぐに上がるのもいい

ロウリュはセルフとオートの2種類。セルフロウリュの水にはヴィヒタの香りがつけられているので、サウナストーンに水をかけると爽やかな香りが一気に広がる。

オートロウリュとセルフロウリュで室温がぐんぐん上がっていく

サウナは80~85℃に設定されているが、ロウリュ効果で体感温度はさらに上昇。水風呂で一旦落ち着こう。

ますます洞窟感のある水風呂

地下水を汲み上げているせいか、鉄っぽい香りがする。水温も年間通してクールダウンに最適な15~16℃に保たれ、冷たすぎる水風呂が苦手という齊川さんも入りやすい温度だ。

さらに水風呂の奥にも演出がされてある。これは訪れた人だけのお楽しみ。

隠れ家のような雰囲気がある休憩スペース

さらに休憩スペースも完備。薄暗く、思わず睡魔に襲われるほど、リラックスできる空間のため整いもはかどるだろう。ここにいながら、スナックへのドリンク注文も可能だ。

「私自身、サウナには友人と行くことが多いので、グループだけで利用できるのは魅力的。内装もこだわっていて、アトラクション感覚で楽しめるのもおもしろいですね」(齊川さん)

乾杯! サウナ上がりのたまらない一杯を

再びスナックに戻り、サウナ上がりの最高の1杯を。齊川さんが注文したのは泡盛の生姜レモン割(¥800)。

お酒好きとあって、一口飲んだ時のこの笑顔! 齊川さん着用のトップスとパンツ「メッシュバッグ付き KANNAIGI by Healthknit ワッフル素材」¥6,600(サウベニア)

スナックも貸し切りが可能で、ボトルキープもできる。こちらで調理はしないが、近隣の飲食店からの出前には対応。例えばサウナ前に注文すれば、上がった時にお酒とともに食事ができるのが嬉しい。

もちろん、スナックだけの利用も歓迎だそうだ。

トップスとパンツのセット「別注 KANNAIGI by Healthknit 裏毛素材」¥4,994(サウベニア)

トップス胸元の「オールナイトサウナ」の赤い刺繍ロゴが同色のベロアソファに映える。

「サウナスナックかなこ」は20代~50代と幅広い世代が訪れる。昭和世代には懐かしく、Z世代にはエモく新鮮に映るからだろう。ここで初めてのスナック体験をする若い世代もいるそうだ。

昭和のスナックらしく、内装はもっとごちゃごちゃさせたいとか。訪れるたびに進化した姿が見られそうだ

スナックは敷居が高いけれど、一度行ってみたいと感じている人が、スナックデビューするのにも最適な店だ。今度の休日にでも遊びに行ってはどうだろうか。

「サウナスナック『かなこ』」
住所/東京都品川区南品川3-1-8
営業時間/9:00~24:00 (サウナは翌6:00まで)

取材・文/津島千佳 撮影/小倉雄一郎

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