
スマートウェアラブル機器をグローバルに展開するZepp Health Corporationは、同社スマートウオッチブランド「Amazfit」において、1万4800円(税込)という身近な価格帯ながら、上位機種に匹敵する機能を搭載したエントリーモデル「Amazfit Bip 6 」を開発。
2025年4月25日より同社公式オンラインストアやAmazon、楽天市場、Yahoo!の各店舗、大手家電量販店および時計専門店等で発売を開始した。主な特徴は以下のとおり。
Zepp Flow(GPT4.oを統合した音声操作システム)搭載
Amazfit独自の音声操作システム「Zepp Flow」は、OpenAI社のGPT4.oを統合したスマートウオッチ音声操作機能。メッセージの返信(Androidのみ対応、IOS非対応)やアラームの設定、天気情報の確認など、日常的な操作を音声で簡単に設定できる。なおAmazfit Bip6は、AmazfitシリーズでZepp Flowが搭載された最安値機種になる。
◎Zepp Flowに関してはこちらをチェック。https://www.amazfit.jp/blogs/upyourgame/zepp-flow
■最新センサーで健康・睡眠・フィットネスを徹底管理
Amazfit Bip 6には、同ブランドの高価格帯モデルにも搭載されている「BioTracker 6.0 PPG バイオセンサー(5PD+2LED)」を採用している。この高性能センサーにより、心拍数の精密モニタリングや運動データの計測が可能。また、包括的な健康管理機能として、睡眠の質や心身の回復度(レディネス)を数値化することで、ユーザーが日々のコンディションを把握できるようサポートしていく。
オフラインマップとナビゲーション機能搭載&5衛星測位のGPS内蔵
Amazfit Bip 6は、ネット接続が不要なオフラインマップ機能を搭載。さらにアメリカのGPS、ロシアのGLONASS、EUのGalileo、中国の北斗(BeiDou)、そして日本のみちびき(QZSS)などの5衛星位置測位システムに対応しており、登山などアウトドアでもリアルタイムで正確なルート案内を利用できる。
この機能を活用すれば、事前に地図をダウンロードしておくことで、通信環境が不安定な場所でも安心して地図機能を使用可能になる。また、ターンバイターンナビゲーション機能も備えており、目的地までの道順を矢印で示す直感的でわかりやすい案内が特徴となっている。
◎オフラインマップのダウンロード方法はこちらから。 https://www.amazfit.jp/blogs/upyourgame/offline-map
同社によれば現在、日本国内で販売されている1万5000円以下のスマートウオッチでは、このような本格的なオフラインマップ機能を搭載している製品はほとんど存在しないという。この価格帯でこれほど高機能な地図ナビゲーションを実現している点は、Bip 6の大きな差別化要素となっている。
■14日間のロングバッテリー寿命と耐久性の向上
Amazfit Bip 6は、340mAhのバッテリーを搭載しており、通常使用で最大14日間の連続使用が可能になった。さらに、バッテリーセーバーモードを利用すれば、最大26日間の使用が実現。長期の旅行やアウトドア活動でも安心して使用できる。
また、GPSを継続的に使用した場合でも最大32時間の稼働が可能であり、ランニングやハイキングなどの長時間のアクティビティにも使うことができる。これにより、頻繁な充電が不要となり、ユーザーはより快適でストレスフリーな体験が得られる。
■離れていても家族を見守る「家族機能」搭載
Amazfit Bip 6は家族の健康と安心をサポートする「家族機能」も装備している(※)。特に離れて暮らす高齢の親の体調気になる家庭に最適だと言える。
※家族機能は既存のZeppアプリの機能であり、本製品独自の新機能ではない。
このAmazfitの「家族」機能を活用することで、歩数や移動距離、消費カロリー、入眠時刻、睡眠時間、起床時間など、日々の健康状態をリアルタイムで確認できる。これにより、離れていても家族の健康や安否をいつでも見守ることができ、万が一の際にも直ちにに対応することが可能だ。
さらに、大画面1.97インチAMOLEDディスプレイと最高輝度2000nitの明るさで、高齢者でも見やすく、スマートウオッチビギナーでも使いやすい。
【家族機能の利用方法】
スマートフォンにZeppアプリをダウンロードし、Amazfit Bip 6とペアリングを行なう。 アプリ内で「家族」機能を選択して、見守りたい家族のアカウントやデバイスを追加する。登録した家族の歩数、移動距離、消費カロリー、入眠時刻、睡眠時間、起床時間などの情報を、アプリ上でいつでも確認できるため、家族それぞれの健康データを一括で管理できる。
「Amazfit Bip 6 」の主な仕様
カラー/ブラック、チャコール、ストーン、レッド
本体サイズ/約46.3×40.2×10.45mm(心拍ベース除く。心拍ベース含むと約12.05mm)
重量/約42.9g(バンド含む)、約27.9g(バンド除く)
ボディ素材/アルミニウム合金、繊維強化樹脂
バンド素材/シリコン
防水グレード/5ATM
ディスプレイ素材/HD AMOLED
ディスプレイサイズ /1.97インチ
解像度/390×450
PPI/302
タッチスクリーン/2.5D強化ガラスと指紋防止コーティング
バッテリー容量/340 mAh(標準値)
充電方法/マグネット式充電
充電時間/約2時間
センサー/
健康:バイオトラッカーPPG
運動:加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、地磁気センサー
接続:Bluetooth 5.2 BLE
測位システム:円偏波GPSアンテナ、5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)
※屋内位置サービスはサポートしていません。
アプリ/Zeppアプリ ※タブレット未対応
搭載OS/Zepp OS 4.5
対応デバイス/Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上
本体カラー/レッド、ブラック、ストーン、チャコール
価格/1万4800円(税込)
◎スポーツ機能
スポーツモード/140+
スマート認識/7つのスポーツ
スポーツコーチ/Zepp Coach
テンプレートの作成/トレーニング テンプレート (Zepp アプリ経由)、インターバルトレーニング(時計経由)
高度なランニングサポート/トラックランモード、スマート軌道修正、仮想ペーサー
運動データのアナウンス /有(英語、中国語)
ワークアウトステータス/ PeakBeats(Vo2Max、完全回復時間、トレーニングの負荷・効果など)
フィットネスアプリとの同/ adidas Running、Strava、Komoot、Relive、Google Fit、Apple Health
■旧モデルとの比較
◎本製品は医療機器ではなく、医療目的や病状の診断の根拠として使用することはできません。検出結果はあくまでも参考値です。体調不良の際は専門の医療機関を受診してください。
関連情報
https://www.amazfit.jp/pages/about-amazfit
構成/清水眞希