
トレンドに敏感なイマドキの高校生は、これからどのような「スイーツ」や「飲みもの」、「食べもの」が流行しそうだと感じているのだろうか。
「LINEリサーチ」では、全国の高校1年生~3年生の男女を対象に、これから流行りそうだと思うスイーツ・飲みもの・食べ物とその理由について調査を行ったので、結果をお伝えしよう。
注目しているスイーツ・飲みもの、女子高校生は「アサイー系スイーツ」男子高校生は「プリン」
高校生に、これから流行しそうだと思う「スイーツ」や「飲みもの」について聞いた(2025年3月時点)。
全体の1位は「グミ」で2割台半ば。「グミ」は前回(2024年)の調査(※1)でも1位となっており、引き続き注目されているようだ。
※1 これから流行りそうだと思うスイーツ・飲みもの・食べ物上位は、「グミ」、「生ドーナツ」、「チュロス」(2024年4月22日公開)
全体の2位以降は「アサイー系スイーツ」「さつまいもスイーツ」「クロワッサン系スイーツ」が僅差で続いた。
男女別にみると、「グミ」は男女ともに1位となったが、2位以降は違いがみられ、女子高校生の2位は「アサイー系スイーツ」で2割、3位以降は「クロワッサン系スイーツ」「マシュマロ/マシュマロ系スイーツ」がほぼ同率の1割台後半で続いた。
男子高校生では「プリン」「生ドーナツ」が僅差で2位と3位という結果に。「アサイー系スイーツ」は高2・高3女子で割合が高くなっている。また、「グミ」「クロワッサン系スイーツ」「生ドーナツ」は、高1女子で高い割合に。
これから流行しそうだと思うスイーツ・飲みものがあると回答した高校生に、その理由を聞いた。
女子高校生1位、男子高校生1位:グミ
手軽に購入することができ、種類や食感などバリエーションが豊富で新商品が次々と登場するところが人気の理由となっているようだ。また、インフルエンサーによるプロデュース商品があることや、過去に流行っていたから、必需品だからという声もみられた。
女子高校生2位:アサイー系スイーツ
健康に良さそうというイメージや、見た目の可愛さからSNS映えするといった声があり、今後さらに流行りそうという期待感も持たれているようだ。
男子高校生2位:プリン
おいしい、子どもの頃から好きだから、アレンジができるといった意見があった。
女子高校生3位:クロワッサン系スイーツ
韓国系のお店やパン屋でよく目にするといった声や、かわいい、食べやすい、ピクニックなどで写真を撮る際に映えるといった声がみられる。
男子高校生3位:生ドーナツ
“生”とつくものが流行っている、食感が楽しい、アレンジができそうといった点が理由として挙がった。
すでに流行している、次々に新商品が出るといった期待感、写真映えする、アレンジが豊富、手軽に楽しめる、といった理由が流行すると思うポイントになっているようだ。
注目されている食べ物、男子高校生は「おにぎり/おにぎり専門店」女子高校生は「アサイーボウル」
高校生に、これから流行しそうだと思う「食べ物」について聞いた(2025年3月時点)。
全体1位は「おにぎり/おにぎり専門店」、2位は「アサイーボウル」となった。アサイーはスイーツ・飲みものでもランクインしており、食事とおやつの両面から注目されていることがわかる。
女子高校生の1位は「アサイーボウル」で2割台半ばとなっており、2位以降は「おにぎり/おにぎり専門店」「韓国おでん」「麻辣湯(マーラータン)」が2割強の僅差で続いた。
一方で、男子高校生では「おにぎり/おにぎり専門店」が2割強で1位に。2位は「アサイーボウル」、3位は「タコス」がそれぞれ1割強で続いた。女子高校生で5位の「ベーグル」は、特に高1女子で2割強の高さとなっている。
高校生に、その食べ物が流行しそうだと思う理由を聞いた。
女子高校生1位、男子高校生2位:アサイーボウル
健康的なイメージがある、見た目の可愛さでSNS映えする、専門店も増えてきているからという声がみられた。
女子高校生2位、男子高校生1位:おにぎり/おにぎり専門店
おいしいから、自分でアレンジをしたおにぎりを作ることができるからという声があり、おにぎり専門店の存在も影響があるようだ。
女子高校生3位:韓国おでん
韓国系の食べ物として注目されているほか、日本のおでんとの違いに興味を持っているようだ。
男子高校生3位:タコス
おいしいといった声や、手軽に食べられるといった声がみられた。
そのほかにも、女子高校生で4位の「麻辣湯(マーラータン)」は、SNSやYouTubeなどでよくみかける、専門店が増えてきており、すでに流行っているといった声も。
今回の調査を通し、高校生の間では「グミ」の人気が続いていることや「アサイー」を使ったスイーツや食べ物、「おにぎり/おにぎり専門店」などが注目されていることがわかった。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2025年3月13日~2025年3月17日
有効回収数:979サンプル
※性別年齢構成比市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
関連情報
https://lineresearch-platform.blog.jp/
構成/Ara