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「部屋を借りられない」から一転! 賃貸型シニアレジデンスへの転居で充実した生活を楽しむ夫婦に密着

2025.04.30

住み替えを考える元気なシニアのための選択肢が増えてきています。これまでの生活のしやすさを変えることなく、日々の暮らしを楽しみ、いつまでも安全安心に過ごせる住まい選びとは? シニア向け賃貸住宅「ヘーベルVillage」の特徴をレポートした前編に続き、今回は実際にお住まいのご夫婦の暮らしを覗かせていただきました。

前編はこちら

〝日々の快適〟と〝万が一〟の絶妙なバランス、賃貸型シニアレジデンス「ヘーベルVillage」という選択肢

住み替えを考える元気なシニアのための選択肢が増えてきています。これまでの生活のしやすさを変えることなく、日々の暮らしを楽しみ、いつまでも安全安心に過ごせる住まい...

住み替えて、暮らしをサイズダウンしようと決意

明るく、笑顔の絶えない中根正さん・由美子さんご夫妻。東京都内にある賃貸型シニアレジデンスにお住まいになって3年半が経とうとしています。これまでの住居から、シニアレジデンスに住み替えようと思ったきっかけや「ヘーベルVillage」を選んだ理由、現在どのような暮らしをされているのかなどを率直に伺いました。

――最初に、シニアレジデンスに住み替えようと思ったきっかけを教えてください。

由美子さん 以前住んでいた家がマンションの3階だったんです。それで、だんだん重い荷物を運ぶのが億劫になってきたりして。そのわりにお家賃も高めだったので、そろそろ引っ越したほうがいいのかしら、って。

正さん あと、3LDKで100平米くらいあったので、ふたりでは広すぎたんですよ。娘が結婚して家を出て、使わない部屋や使わない荷物もたくさんあって、整理したほうがいいなという気持ちになったので、別のマンションを探し始めたんです。

由美子さん ところが、当時主人は74歳、私は60歳だったんですが、「貸してくれない」という事実が判明して……。わかっていたことなんですけど、リタイアすると賃貸は借りられないんです。「貸せない」なんて言われたのは初めてだったので、まさか自分が! とびっくりしましたね。

正さん その後、お願いしていた不動産屋さんが「ちょっとだけ予算はオーバーするけど、同じ生活圏内にこういうところがありますよ」と教えてくれたのが、今の物件です。建物が建っていない状態でしたけど、即決しました。

――物件を見ずに決める不安はなかったのでしょうか。

正さん 旭化成さんがやっているシリーズだというのが安心材料になりました。賃貸で普通に借りると、個人の大家さんがいたりするけれど、たとえばエアコンの調子が悪いと言っても即座には対応できない人もいるわけですよね。ネットで調べたら、ここは管理会社がしっかりしていて、すでに百何十棟と運営されている実績がありましたから。

由美子さん ちゃんとした住宅メーカーさんだというのはいちばんね。

正さん 入居にあたって確認されたのは、「お子さんと仲はいいですか?」ってことかな。毎週娘と会って長話もしているし、「仲いいですよ」と言ったら、「ではどうぞ」みたいな。

由美子さん おかげさまで、以前の住居にあった荷物は売ったり引き取ったり捨てたり、いろいろな方法で断捨離をして、かなりすっきりして引っ越しすることができました。

運動やボランティアなど、これまでと変わりない生活を維持

――実際に、過ごし始めていかがでしたか?

正さん 今の間取りは2LDKで60平米弱です。「家が狭くなる」と聞くとマイナスイメージがありますが、生活というのは家の中だけではないから、まったく問題ないですよ。ちょっと外に空気を吸いに行こう、という感じで、頻繁に出かけています。もともとこの近くの地域で暮らしていたので、交友関係も変わらず、趣味も続けています。

由美子さん じつは主人が60の手習いで書道を始めたときに、私も一緒に始めたんです。今は師匠がふたりいるので、2か所に通っているんですよ。

正さんの書。ふだんは部屋の中央にある「シニアステーション」に飾っている。

「書き始めると、3~4時間あっという間に経ってしまいます」(由美子さん)。

正さん 書道ってお手本通りに書くんだけれども、自分流に崩す書き方もある。自分にどう見えて、どう感じるかということを大事に書くんです。だから、へたくそって言われても平気ですよ。大袈裟に言えば、そういうのって自分の生き方につながっているんですよね。

由美子さん 私は体を動かすことが好きだから、ずっと運動を続けてきたんです。いまは週2でマシンピラティスを習いに行っています。それとは別に、月1~2回のペースで、子ども食堂のボランティアをやっています。あと、主人は月1でお清掃の活動もしているんですよ。

正さん 月に1回だけ近所の人が集まって、主に幹線道路沿いのゴミを1時間くらいかけて拾うようになったんです。もちろん勝手にやるわけにいかないから、区議会議員さんに相談に行って、その方がいろいろアレンジしてくれて、始まったんです。

――ボランティア活動に多くの時間を割いていらっしゃるなんて、すばらしいですね。

正さん いえいえ、しょっちゅう旅行にも出かけています。

由美子さん 学生時代のグループが3つくらいあるから、旅行だけでもけっこう忙しいんですよ。

正さん 年に2回ずつ行くだけで、6回ですからね(笑)。それと、毎月1回、10~15人くらい集まってウォーキングしています。いろんなコミュニティに参加すると、いろんな人がいるからおもしろいですよ。

緊急事態発生!? ALSOKのみまもりシステムが作動

――「ヘーベルVillage」ならではの出来事はありましたか?

正さん 半年に1回くらいのペースで、コミュニティラウンジで入居者同士の茶話会というのがあって、お会いすれば楽しくお話していますよ。でも皆さん活動的なのか、普段はあまり会わないんですよ。それと、へーベルハウスは断熱効果が高いことで有名ですが、本当に光熱費が下がったので喜んでいます。

由美子さん 私は以前、娘と外出していたときに、ALSOKさんから「ご無事ですか?」って電話がかかってきて(*)、驚いたことがありました。外出ボタンを押し忘れて長時間出かけていたせいなんです。「すみません!」って謝りました。笑い話で済んでよかったんですが、もしものときにはこうなるのね、と実感しました。

* * *

リタイアを機に住み替えを検討し始めた中根さんご夫妻のように、一般の賃貸物件では入居審査が通らない事態に直面することが近年話題に上がります。入居の条件について旭化成ホームズに確認したところ「シニア向けの賃貸マンションですから、概ね60歳以上ですが、上限はありません。資産や支払い能力よりも、体調が変わったときなどに、お子さんなど、相談先が我々とは別にあるということは大切にしています」とのことでした。

*「へーベルVillage」では、ALSOKの見守り・駆けつけサービスが導入されている。緊急時に押す「緊急ボタン」のほか、トイレや玄関に「ライフリズムセンサー」があり、一定時間センサーが検知されないと、ガードマンが駆けつけるシステム。

「ヘーベルVillage」

取材・文/大津恭子 撮影/横田紋子(小学館)

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