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Google Mapが使えない中国でも使えるおすすめの便利アプリ6選

2025.04.22

中国社会では、日本以上にスマホが必須だ。そこで本記事では、中国在住のライターが中国旅行の際にダウンロードしておくべきなアプリを紹介する。

2つのスマホ決済アプリはマスト

中国はスマホ決済が基本で、現金払いができないことがほとんど。特に、小さい商店ではスマホ決済しかできないため、中国に来る前に、スマホ決済アプリを登録しておこう。

中国のスマホ決済アプリは2つ、「WeChat Pay」「Alipay」だ。

「WeChat Pay」は、LINEのようなトークアプリのWeChatのなかにあるサービスで、施設の予約等ができるミニプログラムがあり、個人旅行ならば必須のアプリだ。

一方、「Alipay」は支払いアプリだ。

どちらも日本のクレジットカードを登録することができ、どちらかがあれば、支払に困ることはない。言語設定も日本語や英語に設定することができる。

両者の違いとすれば、WeChat Payは実名認証(顔やパスポート情報の登録)が必要で、認証成功には3営業日程度かかり、登録はAlipayに比べると難しい。

一方、WeChatで注文、支払までできる飲食店が多く、あった方が格段に便利だ。

WeChatで席にあるQRコードを読み込めば、料理の写真を見て注文でき、支払いもそのまま済ませることができ、中国語ができなくても注文に特に困ることがない。

Alipayは電話番号の登録とクレジットカードを登録すればよいだけなので、WeChat Payより登録は簡単だが、飲食店のQRコードによる注文には連携していない。

WeChatは支払だけでなく、博物館等の施設を事前に入場予約することができる。ほとんどの施設が、当日窓口でパスポートを提出すれば基本的には入場できるが、故宫(gu4gong1、紫禁城)のような人気の場所は事前に入場予約が必要で、WeChatのミニプログラム(チャット画面で下にスライドで表示)で事前に予約することができる。

GoogleMapは使えない!おすすめの地図アプリ

中国の通常のWiFiやネットワークを使う場合、Google MapやYouTube等は使えなくなる。その場合、外国人はVPNを使うことによって、それらのアプリを使うことができる。VPNは、VPN付のSIMや別途VPNを契約することで使うことができる。ただ、地図アプリに関しては、GoogleMapよりも中国現地のアプリの方が正確であるため、中国の地図アプリを使うのがおすすめだ。

中国の主な地図アプリは、「テンセントマップ(腾讯地图)」「バイドゥ(百度地图)」「A map(高德地图)」がある。

日本語入力の漢字や英語入力でピンインを入力すれば場所を検索でき、地下鉄やタクシーでの行き方を見ることができ、そのままタクシーを呼ぶこともできる。

ちなみに、飲食店や施設情報を検索するなら、「ディエンピン(大众)」がおすすめだ。

このアプリは、ホテルや飲食店の情報を検索でき、ホテルの予約や施設や飲食店の予約までできる。

操作画面。左上の地域を選び、検索でお店の名前や場所の情報を入力する。

お店の情報から、地図アプリを開いてその場所へ行く方法を調べたり、そのままタクシーを呼んだり、お店の予約やデリバリーを頼んだりすることもできる。

その他、地域を検索すると、その場所の観光情報を動画や写真で見ることができる。

交通手段もチェック

中国の交通手段には、高铁(新幹線)、地下鉄、タクシー、バス、レンタル自転車がある。

(1) 高铁(新幹線)

高铁(新幹線)は、12306アプリのほかに、WeChatの【自分】→【支払いとサービス】→【Rail & Flights】、またはAlipayの【More】→【12306】でも予約できる。

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(2) 地下鉄

地下鉄は券売機でチケット(硬貨のようなもの)を購入することができるがAlipayのホーム画面にある【Transport】で、その地域の地下鉄を登録すれば、QRコードが表示されるようになるので、改札にQRコードをかざすだけで乗れるようになる。

(3) タクシー、バス

前述した地図アプリで検索して、そのままタクシーを呼ぶことができる。バスは地図アプリで常に停車場表示されるため、降りる場所を間違えることがない。

または、WeChat Payでは、【自分】→【支払いとサービス】→【DiDi Ride-Hailing】、またはAlipayのホーム画面にある【Transport】のTaxiでタクシーを呼ぶことができ、Busを選べばQRコードをかざして乗ることができる。

(4) レンタル自転車

レンタル自転車は青い自転車なら、Alipayで借りることができる。Alipayの【More】→【Hello Ride】を選択し、さらに【骑行】を選択して登録した後、自転車にあるQRコードを扫码开锁で読み取ると乗ることができる。返却時は返却することをアプリに登録して支払いする。

中国で旅行するなら、最低限WeChat PayまたはAlipayのダウンロードはマストだ。支払だけでなく、その他のサービスが豊富で、WeChatではミニプログラムやQRコード注文、Alipayではタクシーや地下鉄などのサービスを使うことができる。

このような機能を使いこなすことができれば、中国での便利な生活を実感することができるだろう。

中国ではスマホが必須であるため、くれぐれも充電を切らさないよう、モバイル充電器を忘れないようにしよう。アプリを活用して100%中国を楽しもう。

文/大堀貴子

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