
長野県警察本部に直撃取材!
劇場版に登場する敢助や高明のような敏腕警部はいる?
長野県警察本部警務部
広報相談課
坂下郁夫さん
他県に比べて交通事故が多かったという長野県。ここ数年で力を入れてきた啓蒙活動と取り締まりが結実し、2025年の第一四半期は減少傾向に転じた。「最新の劇場版をきっかけに長野へ来られる人が増えたとしても、事故が増えないようにしたいですね」
実際の長野県警察も優秀な人材ばかり!
日本で4番目に大きく、最も多くの県と隣接する長野県。広報相談課の坂下郁夫さんによれば、近年は同県警察として特に詐欺対策に注力しているそうだ。
「民を脅かす凶悪犯罪行動ですので、取り締まりを強化しています」
今年3月には劇場版とコラボした啓蒙ポスターも発表した。犯罪を未然に防ぐことも大切な仕事であり、県民への周知は欠かせない。
「犯罪や交通事故の情報をいち早く共有できるよう、長野県警察安全・安心アプリ『ライポリス』の提供を今年2月から開始しました」
森林や山が多い同県特有の問題といえばクマやイノシシの獣害。時には市街地にも出没するとか。
「クマが出没した連絡があると、警察は現場に向かい、猟友会と連携して対処します」
詐欺防止から動物対応まで、様々な対策を行なう長野県警察。大和敢助や諸伏高明のような敏腕の警部はいるのだろうか?
「敢助のような強面の警部はいません。私個人の印象ですが、実は、高明みたいな者はいます。何だか雰囲気が似ていまして……。その者も含め、長野県警察は敢助や高明に匹敵する優秀な人材ばかり。安心して長野へお越しください」
劇場版の公開を控える中、聖地巡礼する観光客がすでに増えているとのこと。今まで滅多にいなかった〝単身で訪問する20代女性の姿〟もあるとか。そのため、野辺山のパトロールにも注力する模様。
「観光地では置き引きの被害が発生する可能性もあります。見物や撮影に気を取られすぎることなく、手荷物の管理にはくれぐれもご注意ください」
青山剛昌先生が訪れた長野県警取材こぼれ話
『名探偵コナン』の原作者・青山剛昌先生は、2024年5月に長野県警察を取材した。その際に長野県警察へ進呈された色紙は期間限定で展示され、多くのコナンファンが訪問したという(現在は非公開)。同取材時に青山先生が立ち寄ったひとつが、長野県警察がある長野県庁内の食堂。青山先生はカツ定食を注文したそうだ。同食堂は一般の人も利用が可能なので、ぜひカツ定食を召し上がってみては!?
取材・文/宇野なおみ(長野県警察本部) 撮影/竹内望菜(長野県警察本部) 編集/田尻健二郎
©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
DIME6・7月合併号は「名探偵コナン」の大特集、スペシャルコラボ付録は〝長野県警トリオ〟のトリプルジッパーバッグセット
2024年、連載開始から30周年を迎えた「名探偵コナン」。
TVアニメや劇場版も人気を博し、今や国民的な作品となっています。関連イベントや商品も充実し、物語の舞台やUSJでのイベントなど、コラボ企業は多岐にわたり、その集客力はとどまるところを知りません。今回の特集では、そんな広がり続ける〝コナンワールド〟について徹底取材、コナン人気の〝真実〟に迫ります!
※表紙以外は通常版と同じです。
※特別付録「名探偵コナン トリプルジッパーバッグセット」はDIME2025年6・7月合併号通常版・スペシャル版共通です。
【特別付録】
「名探偵コナン」トリプルジッパーバッグセット
劇場版最新作でも大活躍する〝長野県警トリオ〟をあしらったスペシャルコラボ付録を制作!充電ケーブルや筆記具など持ち物の仕分けに便利なサイズ違いの3点セットです。
※通常版・スペシャル版ともに付録は同じです。
※表紙以外のコンテンツ、付録は通常版、スペシャル版で同じ内容になります。
■DIME SPECIAL1
編集者、声優、地方自治体、コラボ企業に聞くコナン人気の深層とは!?
『名探偵コナン』熱狂の舞台裏
長野県警全面協力!劇場版最新作の舞台、長野の新聖地とは?見学のポイント、撮影にベストなスポットなどマップ付きで詳しく紹介!青山先生が取材時に食べたカツ定食も!?
- 青山先生の故郷「鳥取砂丘コナン空港」全フロア撮影スポットガイド
- 函館、八丈島、シンガポール、劇場版作品が生んだ驚異の集客力
- 約10年続くユニバーサル・スタジオ・ジャパンとコナンの熱い関係
- JR西日本の「名探偵コナンミステリーツアー」の謎を解く!
- 商品コラボ企業に取材したコナン消費の深層
- サンデー編集部担当編集に聞く、青山先生のファンサービス精神
- 名探偵コナンカードゲームが出荷枚数2000万枚を実現できた理由
など全40ページで大特集!