走行性能も日本向け独自の仕様
そして、走行性能に関しても日本向け独自の仕様になっているのも注目点。CHAdeMOの充電に対応しているともに、シャシー(日本の道路に適した乗り心地を目指した設定)、NVH(日本の走行環境に合わせたノイズ・バイブレーション・ハーシュネス=静粛性)、EPS(パワーステアリングの扱いやすさ)、パワーエレクトロニクス、ADAS(先進運転支援機能の充実)、ドライブモード(回生ブレーキの停止機能、オートモード含む)などまで、徹底して行われているそうだ。
ヒョンデ・インスターの概要については、あまりにも紹介すべき項目が多すぎて!?ここですべてをお伝えすることはできないが、かんじんの走行性能については、短時間の試乗ながら、想像をはるかに超えた、目から鱗の仕上がりだったと言っていい。その詳細、試乗レポートは改めて報告することにしたい。いずれにしても、先行予約でもっとも売れているという最上級グレードの「ラウンジ」でも、補助金を使えば300万円ほどで手に入る、WLTCモードいち充電航続距離458km、エアコンなどを使用して400km前後の実航続距離となるインスターの商品性、EV性能は驚異的でもある。
文/青山尚暉
写真/ヒョンデ 青山尚暉